有価証券報告書-第116期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 当連結会計年度の経営成績の分析
砂糖事業につきましては、原料甜菜は4年連続の低糖分となりましたが、効率的な製糖作業でコスト低減に務めた結果、営業利益となりました。飼料事業につきましては、配合飼料の原材料価格上昇やビートパルプの販売数量の減少により売上高、営業利益とも減少しております。農業資材事業につきましては、移植機関連の売上高増加等により、営業利益が増加しております。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度比1.1%減の57,546百万円となり、経常利益は前連結会計年度比31.3%増の1,972百万円、当期純利益は前連結会計年度比29.6%増の1,091百万円となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の分析
資産の合計は81,764百万円で、前連結会計年度末に比べ3,317百万円の増加となりました。このうち流動資産はほぼ前連結会計年度末並の43,390百万円となりました。また、固定資産は38,373百万円で、主に投資有価証券の時価の上昇により、前連結会計年度末に比べ3,422百万円の増加となりました。
一方、負債の合計は24,034百万円で、主に退職給付に係る負債及び繰延税金負債の増加により、前連結会計年度末に比べ1,556百万円の増加となりました。
純資産は57,729百万円で、主にその他有価証券評価差額金の増加により、前連結会計年度末に比べ1,761百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、3,807百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ、1,411百万円の資金の増加となりました。これは、主に売上債権の減少により857百万円、法人税等の支払額の減少により781百万円の資金の増加となったことによるものであります。
また、投資活動によるキャッシュ・フローは、440百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ、2,849百万円の資金の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が1,795百万円増加したことにより資金の減少となりましたが、有価証券の収支差により4,000百万円、国庫補助金等の取得による収入により603百万円の資金の増加となったことによるものであります。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは、812百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ、128百万円の資金の増加となりました。これは、主に長期借入金の収支差により311百万円の資金の減少となりましたが、自己株式の取得による支出の減少により228百万円、短期借入金の返済の減少により200百万円の資金の増加となったことによるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ3,435百万円増加し、9,716百万円となりました。
(4) 問題認識と今後の方針について
主業の砂糖事業を取り巻く環境は、加糖調製品の輸入、消費者の低甘味嗜好等による需要の低迷など、引き続き厳しい状況が続いております。国内産糖事業者には、従来にも増したコスト削減が求められております。
当社グループといたしましては、製造、販売、管理の各部門の連携強化並びに横断的な効率化を図って、コストの更なる低減を推し進め、収益構造を強化するとともに、効率的な物流及びユーザーサポートの充実を図ってまいります。
また、食の安心・安全に対する消費者の関心が非常に高まっており、今後とも徹底した品質管理により安心・安全な製品を提供していくとともに、流通形態の変化などに対応できる態勢作りを進めてまいります。