有価証券報告書-第118期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 当連結会計年度の経営成績の分析
ビート糖は、生産増加に伴う原料糖の販売増加があり、販売量、売上高とも前期を上回りました。
精糖は、市況下落に伴う販売価格の低下があり、売上高は、前期を下回りました。
食品事業につきましては、販売量が増加し、売上高は前期を上回りました。
飼料事業につきましては、配合飼料の販売価格の下落、ビートパルプの販売量減少により、売上高は前期を下回 りました。
農業資材事業につきましては、販売減少等により、売上高は前期を下回りました。
不動産事業は、新規賃貸物件もあり、売上高、営業利益とも増加しました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は、前期比0.3%増の57,823百万円となり、経常利益は前期比1.5%減の2,244百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比2.3%減の1,362百万円となりました。
(2) 資産、負債及び純資産の分析
資産の合計は96,191百万円で、前連結会計年度末に比べ1,868百万円の増加となりました。このうち流動資産は46,999百万円となり、主に有価証券の増加により、前連結会計年度末に比べ1,230百万円の増加となりました。また、固定資産は49,191百万円となり、主に投資有価証券の時価の上昇により、前連結会計年度末に比べ638百万円の増加となりました。
一方、負債の合計は29,619百万円で、主に未払法人税等の増加により、前連結会計年度末に比べ346百万円の増加となりました。
純資産は66,571百万円で、主にその他有価証券評価差額金の増加により、前連結会計年度末に比べ1,522百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、4,594百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ、2,446百万円の資金の増加となりました。これは、主にたな卸資産の増減額の減少により1,547百万円、売上債権の増減額の減少により709百万円の資金の増加となったことによるものであります。
また、投資活動によるキャッシュ・フローは、2,178百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ、847百万円の資金の増加となりました。これは主に国庫補助金等の受入による収入の減少により677百万円、貸付けによる支出の増加により227百万円の資金の減少となったものの、有形固定資産の取得による支出の減少により1,868百万円の資金の増加となったことによるものであります。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは、1,091百万円の支出となり、前連結会計年度に比べ、2,379百万円の資金の減少となりました。これは、主に短期借入金の返済による支出の増加により2,000百万円、自己株式の取得による支出の増加により349百万円の資金の減少となったことによるものであります。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,324百万円増加し、11,452百万円となりました。
(4) 問題認識と今後の方針について
主業の砂糖事業を取り巻く環境は、加糖調製品の輸入、消費者の低甘味嗜好等による需要の低迷など、引き続き厳しい状況が続いております。国内産糖事業者には、従来にも増したコスト削減が求められております。
当社グループといたしましては、製造、販売、管理の各部門の連携強化並びに横断的な効率化を図って、コストの更なる低減を推し進め、収益構造を強化するとともに、効率的な物流及びユーザーサポートの充実を図ってまいります。
また、食の安心・安全に対する消費者の関心が非常に高まっており、今後とも徹底した品質管理により安心・安全な製品を提供していくとともに、流通形態の変化などに対応できる態勢作りを進めてまいります。