四半期報告書-第141期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)
1.報告企業
味の素株式会社(以下、「当社」という。)は、日本に所在する会社であり、日本の会社法に基づいて設立された株式会社です。当社の登記上の本社は、ホームページ(https://www.ajinomoto.com/jp/)で開示しております。この要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、「当社グループ」という。)並びに当社グループの関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「5.セグメント情報」に記載しております。要約四半期連結財務諸表は、2018年11月9日に当社取締役社長 西井 孝明及び当社取締役専務執行役員 栃尾 雅也により承認されております。
2.作成の基礎
(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。
要約四半期連結財務諸表はIAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しており、年度の連結財務諸表で要求される全ての情報を含んでおりません。要約四半期連結財務諸表は、2018年3月31日に終了した前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 機能通貨及び表示通貨
当社グループの各社の個別財務諸表は、それぞれの機能通貨で作成されております。当社グループの各社は主として現地通貨を機能通貨としておりますが、その会社の活動する経済環境が主に現地通貨以外である場合は、現地通貨以外を機能通貨としております。
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円としております。また、百万円未満の端数は切り捨てております。
(4) 表示方法の変更
(要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書)
前第2四半期連結累計期間において、財務活動によるキャッシュ・フローの「その他」に含めて表示しておりました「長期借入れによる収入」は、金額的重要性が増したため、当第1四半期連結累計期間より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、財務活動によるキャッシュ・フローに表示していた「その他」△261百万円は、「長期借入れによる収入」0百万円、「その他」△261百万円として組み替えております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の項目を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。
なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(新会計基準の適用の影響)
当社グループは、第1四半期連結会計期間より以下の基準を採用しております。
| IFRS | 新設・改訂の概要 | |
| IFRIC第22号 | 外貨建取引と前払・前受対価 | 外貨建取引と前払・前受対価に関する会計処理の明確化 |
| IFRS第15号 | 顧客との契約から生じる収益 | 収益の認識に関する会計処理及び開示を改訂 |
(注)1. IFRIC第22号「外貨建取引と前払・前受対価」
IFRIC第22号の解釈指針は、前払・前受対価に関連する非貨幣性資産又は非貨幣性負債の認識を中止して、関連する資産、費用又は収益(あるいはその一部)を当初認識する際に使用する直物為替レートについて定めており、取引日とは、前払・前受対価から生じた非貨幣性資産又は非貨幣性負債を当初認識した日であることを明確にしております。前払・前受対価を複数回にわたり支払う又は受取る場合には、前払・前受対価の支払い又は受取りごとに、取引日を決定しております。
当社グループでは、外貨建取引による前払及び前受対価は金額的に重要な影響を及ぼすものではないため、当基準適用による要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。
(注)2. IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
当社グループは、IFRS第9号に基づく利息及び配当収益等やIFRS第4号に基づく保険料収入を除き、以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額を収益で認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するに応じて)収益を認識する。
当社グループでは、主に調味料・加工食品、冷凍食品、アミノ酸等の販売を行なっており、このような物品販売は、物品を引渡した時点において、顧客が当該物品に対する支配を獲得することにより、当社グループの履行義務が充足され、上記収益認識の要件を満たしております。従来、物品販売からの収益は、物品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が当社グループから買手に移転し、物品に対する継続的な関与及び実質的支配を保持せず、将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、当該便益及びそれに対応する原価を信頼性を持って測定可能である場合に認識することが求められていました。このため当社グループでは従来より、物品を引渡した時点において収益を認識しており、当該基準の適用による要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。
持分法適用会社であるEAファーマ㈱においては、開発品又は製品のライセンスによる収益(契約一時金及びマイルストン)の認識時点等を変更しておりますが、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を及ぼすものはありません。
当社グループでは、経過措置に準拠して、適用開始日(2018年4月1日)時点で完了していない顧客との契約にIFRS第15号を遡及適用し、当該基準の適用開始による累積的影響を当第2四半期連結累計期間の利益剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しております。
4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定並びに四半期決算日現在の偶発事象の開示等に関する経営者の見積り及び仮定を含んでおります。これらの見積り及び仮定は、過去の経験及び利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかし、その性質上、将来において、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した期間、及びそれ以降の期間において認識しております。
要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、主として製品別のセグメントから構成されており、食品事業は、更に国内と海外に区分し、「日本食品」、「海外食品」、「ライフサポート」、「ヘルスケア」の4つを報告セグメントとしております。
第1四半期連結会計期間より、従来「ライフサポート」セグメントに含めていた香粧品事業を「ヘルスケア」セグメントに含めております。前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は変更後の区分により作成しております。
いずれの報告セグメントも、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、経営会議が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、第1四半期連結会計期間より物流事業を非継続事業に分類しており、セグメント情報は物流事業を除く継続事業のみの金額を表示しております。非継続事業の詳細については、注記「6.売却目的保有に分類される処分グループ及び非継続事業」に記載しております。
また、前連結会計年度及び当第2四半期連結会計期間において、企業結合及び共同支配企業に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第2四半期連結累計期間については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しを反映しております。
(2) セグメント売上高及び業績
当社グループの報告セグメントによる売上高及び業績は以下のとおりです。
なお、セグメント間の内部売上高は、主に第三者間取引価格に基づいております。
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 報告セグメント | その他 (注) | 計 | 調整額 | 要約四半期連結財務諸表計上額 | ||||
| 日本食品 | 海外食品 | ライフ サポート | ヘルス ケア | |||||
| 売上高 | ||||||||
| 外部顧客に対する売上高 | 184,640 | 221,825 | 56,108 | 53,175 | 12,753 | 528,503 | - | 528,503 |
| セグメント間の内部売上高 | 1,803 | 2,318 | 1,215 | 1,148 | 14,517 | 21,003 | △21,003 | - |
| 計 | 186,444 | 224,143 | 57,324 | 54,323 | 27,270 | 549,506 | △21,003 | 528,503 |
| 持分法による損益 | 191 | 763 | 37 | 51 | 1,530 | 2,573 | - | 2,573 |
| セグメント利益又は損失 (事業利益又は事業損失) | 18,070 | 22,149 | 2,815 | 2,962 | 1,064 | 47,062 | - | 47,062 |
| その他の営業収益 | 3,200 | |||||||
| その他の営業費用 | △3,956 | |||||||
| 営業利益 | 46,306 | |||||||
| 金融収益 | 3,405 | |||||||
| 金融費用 | △2,144 | |||||||
| 税引前四半期利益 | 47,567 | |||||||
(注)「その他」には、提携事業、包材事業及びその他サービス事業が含まれております。
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||||||
| 報告セグメント | その他 (注) | 計 | 調整額 | 要約四半期連結財務諸表計上額 | ||||
| 日本食品 | 海外食品 | ライフ サポート | ヘルス ケア | |||||
| 売上高 | ||||||||
| 外部顧客に対する売上高 | 180,922 | 233,424 | 54,360 | 64,970 | 12,816 | 546,493 | - | 546,493 |
| セグメント間の内部売上高 | 2,043 | 2,451 | 1,511 | 1,342 | 15,471 | 22,821 | △22,821 | - |
| 計 | 182,966 | 235,876 | 55,871 | 66,313 | 28,287 | 569,314 | △22,821 | 546,493 |
| 持分法による損益 | 259 | 477 | 27 | △36 | 1,948 | 2,677 | - | 2,677 |
| セグメント利益又は損失 (事業利益又は事業損失) | 12,426 | 22,580 | 4,910 | 3,842 | 812 | 44,572 | - | 44,572 |
| その他の営業収益 | 3,231 | |||||||
| その他の営業費用 | △4,137 | |||||||
| 営業利益 | 43,666 | |||||||
| 金融収益 | 3,511 | |||||||
| 金融費用 | △3,171 | |||||||
| 税引前四半期利益 | 44,006 | |||||||
(注)「その他」には、提携事業、包材事業及びその他サービス事業が含まれております。
6.売却目的保有に分類される処分グループ及び非継続事業
(1) 売却目的保有に分類される処分グループ
当社は、2018年4月26日、カゴメ株式会社、日清オイリオグループ株式会社、日清フーズ株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社との間で、味の素物流株式会社(以下、「AB社」という。)、カゴメ物流サービス株式会社、ハウス物流サービス株式会社、F-LINE株式会社、九州F-LINE株式会社の物流機能を再編し、2019年4月に物流事業を統合する全国規模の物流会社の発足に関する契約を締結しました。
これにより、2019年4月にAB社の支配を喪失することが確実になったため、第1四半期連結会計期間よりAB社の資産及び負債を売却目的保有に分類される処分グループに分類し、物流事業を非継続事業に分類しております。
売却目的保有に分類される処分グループの内訳は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前連結会計年度 (2018年3月31日) | 当第2四半期連結会計期間 (2018年9月30日) | |
| 売却目的保有に分類される処分グループに係る資産 | ||
| 現金及び現金同等物 | - | 102 |
| 売上債権及びその他の債権 | - | 4,249 |
| その他の金融資産 | - | 3 |
| 棚卸資産 | - | 18 |
| その他の流動資産 | - | 363 |
| 有形固定資産 | - | 8,290 |
| 無形資産 | - | 512 |
| 持分法で会計処理される投資 | - | 205 |
| 長期金融資産 | - | 1,653 |
| 繰延税金資産 | - | 1,251 |
| その他の非流動資産 | - | 23 |
| 資産合計 | - | 16,672 |
| 売却目的保有に分類される処分グループに係る負債 | ||
| 仕入債務及びその他の債務 | - | 5,220 |
| その他の金融負債(流動) | - | 25 |
| 短期従業員給付 | - | 1,728 |
| 未払法人所得税 | - | 296 |
| その他の流動負債 | - | 225 |
| その他の金融負債(非流動) | - | 1,104 |
| 長期従業員給付 | - | 3,076 |
| 引当金(非流動) | - | 330 |
| 負債合計 | - | 12,007 |
売却目的保有に分類される処分グループに含まれる金融資産及び金融負債は、主に償却原価で測定しておりますが、長期金融資産には、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資産を含んでおります。
当第2四半期連結会計期間における、売却目的で保有する資産に関連するその他の資本の構成要素は257百万円です。
(2) 非継続事業
「(1) 売却目的保有に分類される処分グループ」に記載のとおり、2019年4月にAB社の支配を喪失することが確実となったため、当第2四半期連結累計期間における物流事業に関する損益及びキャッシュ・フローを、非継続事業として分類するとともに、前第2四半期連結累計期間についても再表示し、当該非継続事業を区分して表示しております。
非継続事業の損益は以下のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 非継続事業の収益 | 18,990 | 16,924 |
| 非継続事業の費用 | △16,685 | △15,827 |
| 非継続事業の税引前四半期利益 | 2,305 | 1,096 |
| 法人所得税 | △750 | △338 |
| 非継続事業の四半期利益 | 1,554 | 758 |
非継続事業に係る基本的及び希薄化後1株当たり利益は要約四半期連結損益計算書をご参照ください。
なお、継続事業と非継続事業との間の取引は、今後の継続事業にどのように影響するかを反映するようにするため、すべて非継続事業の損益から相殺消去する方法を採用しております。継続事業と非継続事業との間の取引で、上記の非継続事業の収益及び非継続事業の費用から控除した金額は△13,139百万円(前第2四半期連結累計期間△12,251百万円)です。
非継続事業の営業活動、投資活動、財務活動に帰属する正味のキャッシュ・フローは以下のとおりです。
| (単位:百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 26 | 305 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 1,193 | 3,894 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △1,182 | △5,467 |
| 合計 | 37 | △1,268 |
7.有形固定資産
当第2四半期連結累計期間における有形固定資産の帳簿価額の主な増減は、以下のとおりです。
| (単位:百万円) | |
| 2018年4月1日残高 | 411,640 |
| 外部からの購入による取得 | 22,858 |
| 売却目的で保有する処分グループへの振替 | △8,035 |
| 売却又は処分 | △366 |
| 減価償却費 | △22,377 |
| 為替換算差額 | 4,494 |
| その他 | △834 |
| 2018年9月30日残高 | 407,379 |
有形固定資産の取得に関するコミットメントについては、前連結会計年度末、当第2四半期連結会計期間末においてそれぞれ、14,253百万円及び17,141百万円です。
8.自己株式
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
当社は、第1四半期連結会計期間において、当社の役員等を対象として、中期業績連動型株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しております。
本制度は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託の仕組みを採用しており、当第2四半期連結累計期間において、役員報酬BIP信託により当社普通株式971,000株(株式の取得価額の総額2,169百万円)を取得しております。
なお、役員報酬BIP信託が有する当社株式は要約四半期連結財政状態計算書において「自己株式」として表示しております。また、役員報酬BIP信託による当社株式の取得に係る支出は要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において財務活動によるキャッシュ・フローの「自己株式の取得による支出」として表示しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
当社は、2018年5月10日の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得にかかる事項について決議しました。これを受け、東京証券取引所における市場買付の方法により、2018年5月11日から2018年8月21日までに普通株式19,793,200株、39,999百万円の取得を行いました。
9.配当金
配当金の支払額は、以下のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
| 配当金の総額 (百万円) | 基準日 | 決議日 | 効力発生日 | |
| 期末配当 (1株当たり配当額:15円) | 8,537 | 2017年3月31日 | 2017年6月27日 | 2017年6月28日 |
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
| 配当金の総額 (百万円) | 基準日 | 決議日 | 効力発生日 | |
| 期末配当 (1株当たり配当額:17円) | 9,670 | 2018年3月31日 | 2018年6月26日 | 2018年6月27日 |
(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託の所有する当社株式に対する配当金16百万円が含まれております。
また、基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるものは、以下のとおりです。
| 配当金の総額 (百万円) | 基準日 | 決議日 | 効力発生日 | |
| 中間配当 (1株当たり配当額:16円) | 8,789 | 2018年9月30日 | 2018年11月7日 | 2018年12月5日 |
(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託の所有する当社株式に対する配当金15百万円が含まれております。
中間配当の支払いは取締役会により、期末配当の支払いは株主総会により決議されております。
10.売上高
顧客との契約から認識した収益は売上高に表示しております。
(1) 財及びサービスの内容
① 日本食品
当社グループの日本食品セグメントは、主に調味料・加工食品、冷凍食品、コーヒー類の販売から収益を稼得しております。
当社はこれらの顧客との販売契約において、受注した製品を引き渡す義務を負っております。これらの履行義務を充足する通常の時点は主に物品の引渡時です。また、支払期限は顧客との個別契約に基づきますが、市場慣行に整合した支払期限となっており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
また、リベートは売上高から控除しておりますが、重大な戻入が生じない可能性が非常に高い範囲でのみ収益を計上しております。リベートの見積りに際しては、顧客との契約に基づき、一定期間における販売実績に達成が見込まれるリベート率を乗じることによって算出しております。
② 海外食品
当社グループの海外食品セグメントは、主に調味料・加工食品、冷凍食品、加工用うま味調味料・甘味料の販売から収益を稼得しております。
当社はこれらの顧客との販売契約において、受注した製品を引き渡す義務を負っております。これらの履行義務を充足する通常の時点は主に物品の引渡時です。また、支払期限は顧客との個別契約に基づきますが、市場慣行に整合した支払期限となっており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
また、リベートは売上高から控除しておりますが、重大な戻入が生じない可能性が非常に高い範囲でのみ収益を計上しております。リベートの見積りに際しては、一定期間における販売量を見積り、取引実績に応じたリベート率を乗じることによって算出しております。
③ ライフサポート
当社グループのライフサポートセグメントは、主に動物栄養、化成品の販売等から収益を稼得しております。
「動物栄養」では、飼料用アミノ酸の販売を行なっており、当社は顧客との契約に基づき受注した製品を引き渡す義務を負っております。「化成品」では、国内取引先、海外取引先に向けて電子材料等の販売を行なっており、当社は顧客との契約に基づき受注した製品を引き渡す義務を負っております。
これらの履行義務を充足する通常の時点は主に物品の引渡時です。また、支払期限は顧客との個別契約に基づきますが、市場慣行に整合した支払期限となっており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
また、リベートは売上高から控除しておりますが、重大な戻入が生じない可能性が非常に高い範囲でのみ収益を計上しております。リベートの見積りに際しては、顧客との契約に基づき、一定期間における販売実績に達成が見込まれるリベート率を乗じることによって算出しております。
④ ヘルスケア
当社グループのヘルスケアセグメントは、主に医薬用・食品用アミノ酸および製薬カスタムサービスの提供等から収益を稼得しております。
「医薬用・食品用アミノ酸」では、医薬品・食品原料の販売を行なっており、当社は顧客との契約に基づき受注した製品を引き渡す義務を負っております。これらの履行義務を充足する通常の時点は主に物品の引渡時です。また、支払期限は顧客との個別契約に基づきますが、市場慣行に整合した支払期限となっており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
また、リベートは売上高から控除しておりますが、重大な戻入が生じない可能性が非常に高い範囲でのみ収益を計上しております。リベートの見積りに際しては、顧客との契約に基づき、一定期間における販売実績に達成が見込まれるリベート率を乗じることによって算出しております。
「製薬カスタムサービス」では、医薬中間体・原薬の製造及び開発を行なっております。これらの履行義務を充足する時点は、製造及び開発完了が認められる時期としております。また、支払期限は顧客との個別契約に基づきますが、市場慣行に整合した支払期限となっており、約束した対価の金額に重要な金融要素は含まれておりません。
「その他」について、主に健康食品、スポーツ選手向けサプリメントの販売を行なっております。
(2) 収益の分解
当社グループは、顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、各セグメントを主要な製品区分及び主要な地域に分解しております。
① 主要な製品区分別
| (単位:百万円) | ||
| 報告セグメント | 主要な製品区分 | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) |
| 日本食品 | 調味料・加工食品 | 90,934 |
| 冷凍食品 | 49,341 | |
| コーヒー類 | 40,646 | |
| 小計 | 180,922 | |
| 海外食品 | 調味料・加工食品 | 145,413 |
| 冷凍食品 | 54,490 | |
| 加工用うま味調味料・甘味料 | 33,520 | |
| 小計 | 233,424 | |
| ライフサポート | 動物栄養 | 37,258 |
| 化成品 | 16,103 | |
| その他 | 999 | |
| 小計 | 54,360 | |
| ヘルスケア | 医薬用・食品用アミノ酸 | 20,647 |
| 製薬カスタムサービス | 22,837 | |
| その他 | 21,485 | |
| 小計 | 64,970 | |
| その他 | 12,816 | |
| 合計 | 546,493 |
② 主要な地域別
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 日本 | アジア | 米州 | 欧州 | 合計 | |
| 売上高 | 229,497 | 153,338 | 115,935 | 47,722 | 546,493 |
売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域別に分類しております。
本邦以外の区分に属する主な地域は以下のとおりです。
アジア:東アジア及び東南アジア諸国
米州 :北米及び中南米諸国
欧州 :ヨーロッパ及びアフリカ諸国
11.1株当たり四半期利益
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益に関する各指標は、以下のとおりです。
なお、希薄化後1株当たり四半期利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(1) 第2四半期連結累計期間
① 親会社の所有者に帰属する四半期利益
| (単位:百万円) | ||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 継続事業からの四半期利益 | 29,801 | 25,348 |
| 非継続事業からの四半期利益 | 1,500 | 734 |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する金額 | 31,301 | 26,083 |
② 期中平均株式数
| (単位:千株) | ||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 期中平均普通株式数 | 568,854 | 558,887 |
③ 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期利益
| (単位:円) | ||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2017年4月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2018年4月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 基本的1株当たり四半期利益 | ||
| 継続事業 | 52.39 | 45.35 |
| 非継続事業 | 2.64 | 1.31 |
| 基本的1株当たり四半期利益合計 | 55.03 | 46.67 |
(注)基本的1株当たり四半期利益の算定上、役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において
控除する自己株式に含めております。
(2) 第2四半期連結会計期間
① 親会社の所有者に帰属する四半期利益
| (単位:百万円) | ||
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2018年7月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 継続事業からの四半期利益 | 15,137 | 11,862 |
| 非継続事業からの四半期利益 | 415 | 575 |
| 基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する金額 | 15,553 | 12,438 |
② 期中平均株式数
| (単位:千株) | ||
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2018年7月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 期中平均普通株式数 | 568,645 | 552,978 |
③ 親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり四半期利益
| (単位:円) | ||
| 前第2四半期連結会計期間 (自 2017年7月 1日 至 2017年9月30日) | 当第2四半期連結会計期間 (自 2018年7月 1日 至 2018年9月30日) | |
| 基本的1株当たり四半期利益 | ||
| 継続事業 | 26.62 | 21.45 |
| 非継続事業 | 0.73 | 1.04 |
| 基本的1株当たり四半期利益合計 | 27.35 | 22.49 |
(注)基本的1株当たり四半期利益の算定上、役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において
控除する自己株式に含めております。
12.公正価値
(1) 経常的に公正価値で測定する資産及び負債
当初認識後に経常的に公正価値で測定する金融商品は、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。
当該分類において、公正価値のヒエラルキーはレベルの高い順に、以下のように定義しております。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3:観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値測定に複数のインプットを使用している場合は、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。
期末日における経常的に公正価値で測定する資産及び負債の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2018年3月31日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 資産 | ||||
| デリバティブ資産 | ||||
| 通貨関連 | - | 309 | - | 309 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 負債性金融商品 | - | 527 | - | 527 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 資本性金融商品 | 46,474 | 429 | 12,722 | 59,625 |
| 資産 合計 | 46,474 | 1,266 | 12,722 | 60,463 |
| 負債 | ||||
| デリバティブ負債 | ||||
| 通貨関連 | - | 1,336 | - | 1,336 |
| 金利関連 | - | 2,554 | - | 2,554 |
| 金利通貨関連 | - | 3,238 | - | 3,238 |
| 非支配持分に係る売建プット・ オプション | - | - | 3,132 | 3,132 |
| 負債 合計 | - | 7,128 | 3,132 | 10,261 |
期末日に保有している資産及び負債について、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
当第2四半期連結会計期間末(2018年9月30日)
| (単位:百万円) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| 資産 | ||||
| デリバティブ資産 | ||||
| 通貨関連 | - | 3,661 | - | 3,661 |
| 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 負債性金融商品 | - | 439 | 445 | 884 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産 | ||||
| 資本性金融商品 | 44,771 | 452 | 12,837 | 58,060 |
| 資産 合計 | 44,771 | 4,553 | 13,282 | 62,606 |
| 負債 | ||||
| デリバティブ負債 | ||||
| 通貨関連 | - | 581 | - | 581 |
| 金利関連 | - | 2,230 | - | 2,230 |
| 金利通貨関連 | - | 904 | - | 904 |
| 非支配持分に係る売建プット・ オプション | - | - | 3,171 | 3,171 |
| 負債 合計 | - | 3,716 | 3,171 | 6,887 |
期末日に保有している資産及び負債について、レベル1とレベル2の間の振替はありません。
各金融商品の公正価値の評価技法とインプット情報の説明は以下のとおりです。
デリバティブ資産及びデリバティブ負債
レベル2のデリバティブ資産及びデリバティブ負債は、相対取引のデリバティブであり、金利、外国為替レートなどの観察可能なインプットを使用して公正価値を評価しております。
レベル3のデリバティブ負債のうち、非支配持分にかかる売建プット・オプションについては、契約相手への支払いが要求される可能性がある金額の現在価値に基づき、公正価値を評価しております。この評価モデルにおいては、契約に基づくEBITDA倍率等の観察可能でないインプットを使用しております。公正価値はそれぞれの時点毎の事業計画や金利等によって変動することが想定されます。
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
レベル3の純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及びその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産は、市場性のない株式等であり、主に類似企業比準法及びその他の評価技法等を用いて評価しております。公正価値は類似企業のPER比準等によって変動することが想定されます。
なお、観察可能でないインプットを合理的に考えうる代替的な仮定に変更した場合に著しい公正価値の増減は見込まれておりません。
経常的に公正価値で測定するレベル3の資産及び負債の調整表は以下のとおりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 期首残高 | その他の包括利益 | 購入等による増加 | 売却等による減少 | 期末残高 | |
| 資本性金融商品 | 13,512 | 1,110 | 4 | △177 | 14,450 |
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
| (単位:百万円) | |||||
| 期首残高 | その他の包括利益 | 購入等による増加 | 売却等による減少 | 期末残高 | |
| 資本性金融商品 | 12,722 | 585 | 0 | △470 | 12,837 |
その他の包括利益で認識した金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含めております。
上記の資本性金融商品以外に、デリバティブのうちレベル3に区分される非支配持分にかかる売建プット・オプションがありますが、当初認識時に資本剰余金から3,192百万円減額し、当初認識後の公正価値の変動については要約四半期連結損益計算書の金融収益又は金融費用に認識しております。当第2四半期連結累計期間における公正価値の変動に重要性はありません。なお、前第2四半期連結累計期間においては該当がありません。
レベル3に区分される負債性金融商品がありますが、445百万円で当初認識し、当初認識後の公正価値の変動については要約四半期連結損益計算書の金融収益又は金融費用に認識しております。当第2四半期連結累計期間における公正価値の変動に重要性はありません。なお、前第2四半期連結累計期間においては該当がありません。
前第2四半期連結累計期間、当第2四半期連結累計期間においてレベル間の振替はありません。
レベル3に区分される公正価値測定についての評価プロセスに関して、財務部門責任者により承認された評価方針及び手続きに従い、財務部門担当者が四半期ごとに公正価値を測定しております。
(2) 非経常的に公正価値で測定する資産及び負債
前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、重要な該当事項はありません。
(3) 償却原価で測定する金融商品の公正価値
期末日における償却原価で測定する金融商品の帳簿価額及び公正価値の内訳は、以下のとおりです。
前連結会計年度末(2018年3月31日)
| (単位:百万円) | ||
| 帳簿価額 | 公正価値 | |
| レベル2 | ||
| 資産 | ||
| 負債性金融商品 | 5,506 | 5,397 |
| 合計 | 5,506 | 5,397 |
| 負債 | ||
| 社債 | 169,413 | 173,411 |
| 長期借入金 | 140,298 | 145,128 |
| 合計 | 309,712 | 318,539 |
当第2四半期連結会計期間末(2018年9月30日)
| (単位:百万円) | ||
| 帳簿価額 | 公正価値 | |
| レベル2 | ||
| 資産 | ||
| 負債性金融商品 | 6,673 | 6,720 |
| 合計 | 6,673 | 6,720 |
| 負債 | ||
| 社債 | 169,446 | 171,651 |
| 長期借入金 | 143,523 | 145,137 |
| 合計 | 312,970 | 316,788 |
短期間で決済される金融資産及び負債の公正価値は帳簿価額と一致又は近似しているため、開示しておりません。
各金融商品の公正価値の測定方法は以下のとおりです。
負債性金融商品
負債性金融商品の満期償還額及び満期までの受取利息合計額を、新規に類似の負債性金融商品を取得した場合に
想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
社債
市場価格に基づき算定しております。
長期借入金
固定金利によるものは元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。変動金利によるものは短期間で市場金利を反映し、また、当社グループの信用状況も借入実行時と大きく変動していないことから、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいと考えられるため、当該帳簿価額によっております。
13.企業結合
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
(トルコにおける企業結合)
当社は、2017年4月3日付でトルコの食品会社オルゲン食品社の全株式及びトルコで幅広く浸透している同社の粉末調味料ブランド「Bizim Mutfak(以下、「ビジム ムトゥファク」という。)」を取得し、完全子会社としました。これに引き続き、2017年8月17日付でトルコの食品会社キュクレ食品社の株式50%を取得し、既存保有分の50%と合わせて完全子会社としました。
2013年12月にキュクレ食品社の株式を50%取得して以降、食酢や果実ソースの安定成長や伸長する小店舗型小売チェーンへの取り組みを強化した結果、2016年のキュクレ食品社の売上高は2014年比で約2倍に拡大しています。今回のオルゲン食品社・キュクレ食品社の完全子会社化により、オルゲン食品社が保有する「ビジム ムトゥファク」ブランドのブイヨン・粉末スープ等の事業と、キュクレ食品社の「KEMAL KÜKRER(ケマル キュクレル)」ブランドの液体調味料事業を合わせて、味の素グループはトルコにおける総合食品メーカーとしての活動が可能となります。2011年7月に設立したイスタンブール味の素食品販売社・キュクレ食品社・オルゲン食品社の3社の統合を2018年7月に終え、今後更に連携を強化することで、トルコでの更なる事業拡大を図り、早期に3社合計で売上高100億円超を目指します。
当社は、2017-2019(for 2020)中期経営計画において、食品事業の地域ポートフォリオ強化を通じた確かな成長を重点戦略に掲げており、トルコ・中東は新地域(Rising Stars)と位置付け、事業拡大を進めていきます。
(1) オルゲン食品社の取得
① 当社グループの業績に与える影響
前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表に含まれるオルゲン食品社から生じた売上高は55百万トルコ・リラ(1,746百万円)、四半期利益は△0百万トルコ・リラ(△3百万円)です。
② 移転された対価の合計金額の取得日の公正価値
| 金額 | |
| 現金 | 183百万トルコ・リラ(5,676百万円) |
※1. 株式売買契約にもとづく価格調整金13百万トルコ・リラ(432百万円)を反映させた金額です。
※2. オルゲン食品社のブランド「ビジム ムトゥファク」の商標権の取得対価を含みます。
※3. 現金を対価とする企業結合に係る取得関連費用818百万円は「一般管理費」に計上しています。
※4. 1トルコ・リラ=31.01円(株式取得時レート)
③ 子会社の取得によるキャッシュ・アウト
| 金額 | |
| 取得により支出した現金 | 196百万トルコ・リラ(6,108百万円) |
| 取得した子会社における現金及び現金同等物 | △5百万トルコ・リラ(△183百万円) |
| 子会社の取得によるキャッシュ・アウト | 191百万トルコ・リラ(5,924百万円) |
※ 株式売買契約にもとづく価格調整金13百万トルコ・リラ(432百万円)を、2017年10月13日に別途受領しております。
④ 取得した資産及び引き受けた負債の公正価値及びのれん
| (単位:百万円) | |
| 金額 | |
| 流動資産 | 2,574 |
| 売上債権及びその他の債権 | 1,507 |
| 棚卸資産 | 657 |
| その他 | 408 |
| 非流動資産 | 2,087 |
| 有形固定資産 | 1,127 |
| 無形資産 | 942 |
| その他 | 17 |
| 資産合計 | 4,661 |
| 流動負債 | 1,990 |
| 仕入債務及びその他の債務 | 896 |
| その他 | 1,093 |
| 非流動負債 | 230 |
| その他 | 230 |
| 負債合計 | 2,220 |
| 資本合計(A) | 2,441 |
| 移転された対価の合計の取得日の公正価値(B) | 5,676 |
| のれん(C)=(B)-(A) | 3,235 |
のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力です。
⑤ 取得した債権の公正価値、契約上の未収入金額及び回収不能見込額
取得した「売上債権及びその他の債権」の主な内訳は売掛金であり、その公正価値は48百万トルコ・リラ(1,507百万円)です。契約金額の総額は48百万トルコ・リラ(1,507百万円)であり、回収不能と見込まれるものはありません。
(2) キュクレ食品社の取得
① 当社グループの業績に与える影響
前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表に含まれるキュクレ食品社から生じた売上高及び四半期利益に重要な影響はありません。また、当企業結合が前第2四半期連結累計期間の期首に実施されたと仮定した場合の影響額は、売上高は26百万トルコ・リラ(825百万円)、四半期利益は4百万トルコ・リラ(176百万円)であったと算定されます(非レビュー情報)。
② 移転された対価の合計金額の取得日の公正価値
| 金額 | |
| 現金 | 181百万トルコ・リラ( 5,672百万円) |
| デリバティブ負債 | △63百万トルコ・リラ(△1,987百万円) |
| 合計 | 117百万トルコ・リラ( 3,684百万円) |
※1. 現金を対価とする企業結合に係る取得関連費用76百万円は「一般管理費」に計上しています。
※2. 1トルコ・リラ=31.31円(株式取得時レート)
※3. デリバティブ負債は、2013年12月に締結した株主間協定書にて規定された株式売買契約を公正価値評価したものです。
③ 子会社の取得によるキャッシュ・アウト
| 金額 | |
| 取得により支出した現金 | 181百万トルコ・リラ(5,672百万円) |
| 取得した子会社における現金及び現金同等物 | △0百万トルコ・リラ( △10百万円) |
| 子会社の取得によるキャッシュ・アウト | 180百万トルコ・リラ(5,662百万円) |
④ 取得した資産及び引き受けた負債の公正価値及びのれん
(単位:百万円)
| 金額 | |
| 流動資産 | 1,259 |
| 売上債権及びその他の債権 | 884 |
| 棚卸資産 | 273 |
| その他 | 102 |
| 非流動資産 | 1,472 |
| 有形固定資産 | 513 |
| 無形資産 | 953 |
| その他 | 5 |
| 資産合計 | 2,731 |
| 流動負債 | 451 |
| 仕入債務及びその他の債務 | 225 |
| その他 | 225 |
| 非流動負債 | 285 |
| その他 | 285 |
| 負債合計 | 737 |
| 資本合計(A) | 1,994 |
| 移転された対価の合計の取得日の公正価値(B) | 3,684 |
| 既存保有持分の公正価値(C) | 3,684 |
| のれん(D)=((B)+(C))-(A) | 5,375 |
企業結合前に保有していた被取得会社の資本持分を公正価値に再測定した結果生じた段階取得に係る差益
110百万円を、要約四半期連結損益計算書上、「その他の営業収益」に計上しております。
のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力です。
⑤ 取得した債権の公正価値、契約上の未収入金額及び回収不能見込額
取得した「売上債権及びその他の債権」の主な内訳は売掛金であり、その公正価値は28百万トルコ・リラ(884百万円)です。契約金額の総額は29百万トルコ・リラ(910百万円)であり、回収不能と見込まれるものは0百万トルコ・リラ(26百万円)です。
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(暫定的な会計処理の確定)
当社は、2017年10月2日付でスペインで農業資材事業の子会社を傘下に持つA2A社の株式65.5%を取得、既存持分を合わせて同社の株式を70%保有し、連結子会社としました。当該企業結合に関し、前連結会計年度において暫定的な処理を行っておりましたが、当第2四半期連結会計期間に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、取得原価の当初配分額に重要な見直しがなされており、主に無形資産及び繰延税金負債がそれぞれ2,957百万円及び739百万円増加しており、その結果、のれんが1,614百万円減少しております。
取得した資産及び引き受けた負債の公正価値及びのれんの金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
| 金額 | |
| 流動資産 | 1,662 |
| 売上債権及びその他の債権 | 657 |
| 棚卸資産 | 381 |
| その他 | 623 |
| 非流動資産 | 3,648 |
| 有形固定資産 | 668 |
| 無形資産 | 2,973 |
| その他 | 6 |
| 資産合計 | 5,310 |
| 流動負債 | 442 |
| 仕入債務及びその他の債務 | 266 |
| その他 | 175 |
| 非流動負債 | 1,083 |
| 繰延税金負債 | 787 |
| その他 | 296 |
| 負債合計 | 1,526 |
| 非支配持分 | 1,135 |
| 非支配持分控除後資本合計(A) | 2,648 |
| 移転された対価の合計の取得日の公正価値(B) | 4,677 |
| 既存保有持分の公正価値(C) | 321 |
| のれん(D)=((B)+(C))-(A) | 2,349 |
のれんの主な内容は、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力です。
14.持分法で会計処理されている投資に係る遡及処理
前第2四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年9月30日)
前第2四半期連結会計期間において、当社が2016年11月8日に33.33%の株式を取得し持分法適用共同支配企業としたプロマシドール・ホールディングス社及びその子会社について、識別可能な資産及び負債の正味の公正価値測定の途上で採用した暫定的な会計処理の確定を行っており、当該確定による影響を遡及適用しております。
当第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
該当事項はありません。
15.後発事象
会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却
当社は2018年9月27日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式の消却を行うことを決議し、2018年10月10日に以下のとおり実施致しました。消却後の当社の発行済株式の総数は、549,163,354株です。
(1) 消却した株式の種類 普通株式
(2) 消却した株式の数 22,700,000株
(3) 消却日 2018年10月10日