有価証券報告書-第106期(平成29年12月1日-平成30年11月30日)
(重要な後発事象)
1.報告セグメントの変更
2019年度からの3年間を対象とする中期経営計画を新たに策定し、より経営責任の領域に即した事業活動を展開す
るため、2019年11月期よりグループの事業推進体制を以下のとおり変更いたしました。
◇事業区分の変更
・「調味料事業」に加工食品事業のアヲハタ株式会社部分以外を移管し、「調理・調味料事業」に名称を変更
・「加工食品事業」のアヲハタ株式会社部分を「フルーツ ソリューション事業」として独立
・「物流システム事業」に含まれていた賃貸に関わる取引を「共通事業」に移管し、「物流事業」に名称を変更
◇全社費用について
・各事業に按分できない費用(本社経費など)を「全社費用」として区分する
この変更に伴い、当社グループの報告セグメントは「調味料」、「タマゴ」、「サラダ・惣菜」、「加工食品」、
「ファインケミカル」、「物流システム」および「共通」から、「調理・調味料」、「サラダ・惣菜」、
「タマゴ」、「フルーツ ソリューション」、「ファインケミカル」、「物流」および「共通」に変更することと
いたしました。
なお、変更後の報告セグメントの区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントごとの売上高、利益又は
損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報は以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年12月1日 至 2018年11月30日)
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△7,107百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額43,553百万円には、主として、全社資産50,036百万円、セグメント間の債権と債務の相殺消去額△5,179百万円が含まれております。全社資産の主なものは当社での余資運用資金(現金及び預金ならびに有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。
(3)その他の項目の減価償却費の調整額242百万円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額130百万円は、主として、報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費および有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用が含まれております。
2.重要な資産の譲受および重要な契約の解除
当社の連結子会社であるアヲハタ株式会社は、2018年10月17日開催の同社取締役会において決議された、株式会社中島董商店が保有する「アヲハタ」ブランドに係る商標権を譲り受ける(以下、本件譲受)契約を同日付で締結し、2018年12月3日に本件譲受を完了しました。本件譲受と同時に、本件譲受の対象となる「アヲハタ」ブランドに係る株式会社中島董商店・当社間の商標の使用許諾契約およびアヲハタ株式会社・当社間の商標の再使用許諾契約はいずれも合意解約されました。
① 本件譲受の理由
生産・販売を一体とした事業体制に加え、さらに、「アヲハタ」ブランドに係る商標の企画・管理についても単独で判断し実行できるアヲハタ株式会社主導の事業体制を構築することが、意思決定の迅速化ひいては多様化する顧客ニーズや嗜好の変化に対応する市場競争力の向上につながると判断いたしました。
② 本件譲受契約の相手会社の名称
株式会社中島董商店
③ 本件譲受の対象となる資産の種類
「アヲハタ」ブランドに係る商標権
④ 契約の内容
上記資産の譲受に関する契約および上記資産に係る使用許諾、再使用許諾の解約に関する契約
⑤ 本件譲受および契約解除の時期
2018年12月3日
⑥ 本件譲受価額
2,100百万円
⑦ 契約の締結および解除が営業活動等へ及ぼす重要な影響
本件譲受の理由に記載のとおり、「アヲハタ」ブランドに係る商標権をアヲハタ株式会社が保有することにより、多様化する顧客ニーズや嗜好の変化に対応する市場競争力の向上につながると判断しております。また、ジャム類に限らず新たな領域でも「アヲハタ」ブランドを展開し、中長期的な収益力の向上をめざしてまいりますが、影響を算定することは困難であるため記載を省略しております。
なお、商標権の償却費の増加、ロイヤリティーの減少による影響は現在算定中であります。
3.社債の発行
当社は2019年1月23日開催の取締役会決議に基づき、2019年2月15日に下記のとおり無担保社債を発行いたしました。
第3回無担保社債
① 発行総額 10,000百万円
② 発行価格 各社債の金額100円につき金100円
③ 利率 年0.230%
④ 払込期日 2019年2月15日
⑤ 償還期限 2026年2月13日
⑥ 償還方法 満期一括償還
⑦ 償還金額 各社債の金額100円につき金100円
⑧ 資金の使途 第2回無担保社債の償還資金
⑨ 特約 社債間限定同順位特約
1.報告セグメントの変更
2019年度からの3年間を対象とする中期経営計画を新たに策定し、より経営責任の領域に即した事業活動を展開す
るため、2019年11月期よりグループの事業推進体制を以下のとおり変更いたしました。
◇事業区分の変更
・「調味料事業」に加工食品事業のアヲハタ株式会社部分以外を移管し、「調理・調味料事業」に名称を変更
・「加工食品事業」のアヲハタ株式会社部分を「フルーツ ソリューション事業」として独立
・「物流システム事業」に含まれていた賃貸に関わる取引を「共通事業」に移管し、「物流事業」に名称を変更
◇全社費用について
・各事業に按分できない費用(本社経費など)を「全社費用」として区分する
この変更に伴い、当社グループの報告セグメントは「調味料」、「タマゴ」、「サラダ・惣菜」、「加工食品」、
「ファインケミカル」、「物流システム」および「共通」から、「調理・調味料」、「サラダ・惣菜」、
「タマゴ」、「フルーツ ソリューション」、「ファインケミカル」、「物流」および「共通」に変更することと
いたしました。
なお、変更後の報告セグメントの区分によった場合の当連結会計年度の報告セグメントごとの売上高、利益又は
損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報は以下のとおりであります。
当連結会計年度(自 2017年12月1日 至 2018年11月30日)
(単位:百万円) | ||||||||||
調理・ 調味料 | サラダ・ 惣菜 | タマゴ | フルーツ ソリューション | ファイン ケミカル | 物流 | 共通 | 合計 | 調整額 | 連結 財務諸表計上額 (注) | |
売上高 | ||||||||||
外部顧客への 売上高 | 184,292 | 118,323 | 100,895 | 15,871 | 10,035 | 138,263 | 5,843 | 573,525 | - | 573,525 |
セグメント間の 内部売上高 又は振替高 | 6,750 | 109 | 4,387 | 420 | 317 | 30,876 | 9,707 | 52,568 | △52,568 | - |
計 | 191,042 | 118,432 | 105,282 | 16,291 | 10,352 | 169,140 | 15,550 | 626,094 | △52,568 | 573,525 |
セグメント利益 | 19,833 | 4,288 | 7,789 | 678 | 1,459 | 4,661 | 1,464 | 40,175 | △7,107 | 33,067 |
セグメント資産 | 143,614 | 34,868 | 67,630 | 17,355 | 8,936 | 81,091 | 24,324 | 377,819 | 43,553 | 421,373 |
その他の項目 | ||||||||||
減価償却費 | 7,013 | 2,263 | 2,970 | 521 | 568 | 3,711 | 922 | 17,972 | 242 | 18,215 |
持分法適用会社 への投資額 | 1,448 | - | - | - | - | - | 234 | 1,682 | - | 1,682 |
有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額 | 7,341 | 3,656 | 11,750 | 891 | 303 | 7,470 | 562 | 31,975 | 130 | 32,105 |
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△7,107百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額43,553百万円には、主として、全社資産50,036百万円、セグメント間の債権と債務の相殺消去額△5,179百万円が含まれております。全社資産の主なものは当社での余資運用資金(現金及び預金ならびに有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。
(3)その他の項目の減価償却費の調整額242百万円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額130百万円は、主として、報告セグメントに配分していない全社資産に係るものであります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費および有形固定資産及び無形固定資産の増加額には長期前払費用が含まれております。
2.重要な資産の譲受および重要な契約の解除
当社の連結子会社であるアヲハタ株式会社は、2018年10月17日開催の同社取締役会において決議された、株式会社中島董商店が保有する「アヲハタ」ブランドに係る商標権を譲り受ける(以下、本件譲受)契約を同日付で締結し、2018年12月3日に本件譲受を完了しました。本件譲受と同時に、本件譲受の対象となる「アヲハタ」ブランドに係る株式会社中島董商店・当社間の商標の使用許諾契約およびアヲハタ株式会社・当社間の商標の再使用許諾契約はいずれも合意解約されました。
① 本件譲受の理由
生産・販売を一体とした事業体制に加え、さらに、「アヲハタ」ブランドに係る商標の企画・管理についても単独で判断し実行できるアヲハタ株式会社主導の事業体制を構築することが、意思決定の迅速化ひいては多様化する顧客ニーズや嗜好の変化に対応する市場競争力の向上につながると判断いたしました。
② 本件譲受契約の相手会社の名称
株式会社中島董商店
③ 本件譲受の対象となる資産の種類
「アヲハタ」ブランドに係る商標権
④ 契約の内容
上記資産の譲受に関する契約および上記資産に係る使用許諾、再使用許諾の解約に関する契約
⑤ 本件譲受および契約解除の時期
2018年12月3日
⑥ 本件譲受価額
2,100百万円
⑦ 契約の締結および解除が営業活動等へ及ぼす重要な影響
本件譲受の理由に記載のとおり、「アヲハタ」ブランドに係る商標権をアヲハタ株式会社が保有することにより、多様化する顧客ニーズや嗜好の変化に対応する市場競争力の向上につながると判断しております。また、ジャム類に限らず新たな領域でも「アヲハタ」ブランドを展開し、中長期的な収益力の向上をめざしてまいりますが、影響を算定することは困難であるため記載を省略しております。
なお、商標権の償却費の増加、ロイヤリティーの減少による影響は現在算定中であります。
3.社債の発行
当社は2019年1月23日開催の取締役会決議に基づき、2019年2月15日に下記のとおり無担保社債を発行いたしました。
第3回無担保社債
① 発行総額 10,000百万円
② 発行価格 各社債の金額100円につき金100円
③ 利率 年0.230%
④ 払込期日 2019年2月15日
⑤ 償還期限 2026年2月13日
⑥ 償還方法 満期一括償還
⑦ 償還金額 各社債の金額100円につき金100円
⑧ 資金の使途 第2回無担保社債の償還資金
⑨ 特約 社債間限定同順位特約