3409 北紡

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四半期報告書-第92期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/14 11:13
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、積極的な経済・金融政策を背景に、企業業績や雇用環境が改善する一方、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要や、その反動などが見られましたが、全体的に緩やかな回復傾向となりました。しかしながら、消費増税後の個人消費や生産の落ち込みによる景気回復ペースは想定より鈍く、先行き不透明となっております。また、急速な円安に伴う原材料費やエネルギーコストの上昇による企業収益の悪化が懸念されております。
繊維景況は、消費増税後の落ち込みが懸念されましたが、落ち込み幅は想定より小さく、衣料関係では百貨店の衣料品販売も増税直後は大きく落ち込んだものの、月を追うごとに回復基調となっております。
高密度長繊維織物はアウトドアスポーツ関係では円安による輸出採算が大幅に改善し、回復基調にあります。一方、ユニフォームは在庫調整期を脱し、実需に見合った安定した動きとなり、ワーキングウエア・オフィス用ともに備蓄意欲に支えられ、復調に転じております。
資材関係では、自動車関連資材は回復に遅れが見られましたが、カーテン関係は次回増税を見込んだ仮需の増加や、公共施設の建築着工件数の増加など復調となっております。
当社の産業資材分野では、主力商品であるアラミド繊維(高機能難燃繊維)・高強力繊維ともに自動車関連資材・産業用は比較的堅調に推移し、アラミド繊維全体の売上高は前年同四半期に比べ7,618千円増加し、118,615千円となりました。また、一般衣料紡績糸はユニフォーム用やインテリア用については減少となりましたが、昨年から取り組んでいる高機能インナー用紡績糸は本格生産となり、売上高は前年同四半期に比べ17,828千円増加し、38,252千円となりました。これにより、一般紡績糸分野の売上高は前年同四半期に比べ6,107千円増加し、101,816千円となりました。
このような状況の中、当社グループ(当社及び連結子会社)の業績は、アラミド繊維の回復とインナー用紡績糸の増加により、売上高は前年同四半期に比べ13,725千円増加し、220,432千円となりました。営業損失は3,284千円(前年同四半期は9,312千円の営業損失)、経常損失は3,881千円(前年同四半期は8,380千円の経常損失)となり、四半期純損失は3,358千円(前年同四半期は8,133千円の四半期純利益)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末に比べ4,594千円(0.2%)増加し、1,992,213千円となりました。この増加の主な要因は、減価償却費の計上により有形固定資産が13,033千円減少しましたが、現金及び預金が1,718千円、売掛金及び受取手形が8,496千円増加したことにより流動資産が11,618千円、保有株式の時価が上昇したことにより投資有価証券が6,276千円それぞれ増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ3,892千円(0.4%)増加し、895,509千円となりました。この増加の主な要因は、設備支払手形が3,309千円、未払消費税等が5,610千円それぞれ増加した等により流動負債のその他が8,371千円増加した一方で、短期借入金が6,000千円減少したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ702千円(0.1%)増加し、1,096,704千円となりました。この増加の主な要因は、保有株式の時価が上昇したことにより、その他有価証券評価差額金が4,079千円増加した一方で、四半期純損失を計上したことにより利益剰余金が3,358千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、75,639千円となりました。当第2四半期におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は15,447千円(前年同四半期は2,134千円の減少)となりました。資金が増加した主な要因は、業績が低調であったため税金等調整前四半期純損失を3,881千円計上いたしましたが、減価償却費の計上が22,796千円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は7,042千円(前年同四半期は32,612千円の増加)となりました。資金が減少した主な要因は、紡績機械の改造・維持補修等に伴う有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は6,687千円(前年同四半期は15,845千円の減少)となりました。資金が減少した主な要因は、短期借入金の返済による支出が6,000千円あったことによるものであります。
(4)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象を解消し、又は改善するための対策
当社グループは、前連結会計年度まで継続的に営業損失を計上しております。こうした状況から当社グループには、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消すべく、製造コスト・販売費及び一般管理費の更なる削減及び生産工程の効率化に取り組みながら、受注量の確保・拡大を喫緊の課題として取り組んでおります。具体的には、従来の基幹商品でありますポリエステル糸の生産量を確保しつつ、取引先の技術提携をより強固にしながら、高機能繊維のアラミド糸の高付加価値化を図り、既存の防護衣料分野での用途拡大に加え新規用途開発に取り組みます。
また、昨年より本格生産に移行した当社独自の生産技術による健康肌着用糸は、その受注量において大きな展望が望める中で、新原糸の開発ピッチを速め、新規取引先の開拓に取り組みます。これらの生産販売を速やかに効率的に展開するためには、営業力強化も重要施策です。人件費を抑えながら、社内の担当替えによる営業人員の増員を図り、既取引先への販売深耕は言うに及ばず新規先の開拓に努めます。

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