有価証券報告書-第91期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
わが国経済の今後の見通しにつきましては、政府および日銀による経済・金融政策などが下支えとなり企業収益や雇用環境の改善が進み、緩やかな回復が期待されておりますが、税・社会保険料等の増加による可処分所得の伸び悩みや将来不安に対する生活防衛意識の高まりなどから個人消費は停滞が続いており、世界経済におきましても、中国をはじめとした新興国経済の減速懸念や欧州の政情不安、米国の政策動向の影響等により為替・株式市場が不安定となるなど、引き続き先行き不透明な状況で推移するものと思われます。
このような経営環境のもと、当社グループは、中期経営計画『ATSUGI VISION 2017』における数値目標の連結売上高250億円、連結営業利益7.5億円、連結営業利益率3%の達成に向けて、「製造原価の低減」、「強いアツギブランドの構築」、「営業戦略の強化」、「海外販売の拡大」、「人事戦略の強化」の5つの課題への取り組みを更に推し進めてまいりました。
中期経営計画の2年目を終えて、初年度に続き収益面においては一定の成果が得られましたが、為替に左右されない安定した収益構造を構築するまでには至っておりません。
中期経営計画の最終年度を迎えるにあたり、重要課題や顕在化した問題に迅速に対応するための体制を強化し、目標達成に向けて全力で取り組んでまいります。
製造原価の低減においては、技術支援体制の強化や生産工程の見直しなどによるロス率の改善や生産設備の刷新による効率化を更に推し進め、引き続きコスト競争力を高めてまいります。
強いアツギブランドの構築に向けて、研究開発体制を更に強化するため、本社内に研究開発専用の設備を新たに導入し、本社を拠点として、新しい価値の創造と消費者の信頼を得られる高い品質を持った商品の研究開発とそれを実現するための技術力向上に積極的に取り組んでまいります。
営業戦略の強化策としては、変化の激しい国内流通市場に迅速に対応するため、繊維事業本部に営業統括を配置して社内の販売体制を再編し、ルート別戦略を明確に打ち出すことにより、苦戦しているルートのテコ入れを行うとともに、伸長しているドラッグ・コンビニエンスストア、ECなどの新興ルートに対しては、業態別にストッキングの専用商品を販売するなど商品戦略を強化いたします。また、好調なインナーウエアについては、コーナー展開を行うなど更なるシェアアップに力を注ぎ、営業力の強化を図ります。
海外販売においては、中国国内におけるEC販売の強化や直営店の展開などにより、百貨店を中心とした従来の販売ルートを見直して中国国内販売の拡大を図るとともに、これらに加えて欧州など中国以外の国への販売ルートの開拓も同時に進めてまいります。
人事戦略においては、経営戦略を遂行し、会社を確実に成長軌道に乗せるための基盤となる人材を育成するため、人事制度の見直しや働き方改革を通じて従業員一人ひとりが持てる力を最大限発揮できるよう就業環境を整備し、女性をはじめ多様な人材の登用や労働生産性の向上に取り組んでまいります。
最後に、当社グループの基幹工場であるアツギ東北株式会社は2016年5月に設立50周年、当社は2017年12月に設立70周年を迎えることとなりました。これを機に気持ちを新たにし、グループ一丸となって企業価値の向上に努めてまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
このような経営環境のもと、当社グループは、中期経営計画『ATSUGI VISION 2017』における数値目標の連結売上高250億円、連結営業利益7.5億円、連結営業利益率3%の達成に向けて、「製造原価の低減」、「強いアツギブランドの構築」、「営業戦略の強化」、「海外販売の拡大」、「人事戦略の強化」の5つの課題への取り組みを更に推し進めてまいりました。
中期経営計画の2年目を終えて、初年度に続き収益面においては一定の成果が得られましたが、為替に左右されない安定した収益構造を構築するまでには至っておりません。
中期経営計画の最終年度を迎えるにあたり、重要課題や顕在化した問題に迅速に対応するための体制を強化し、目標達成に向けて全力で取り組んでまいります。
製造原価の低減においては、技術支援体制の強化や生産工程の見直しなどによるロス率の改善や生産設備の刷新による効率化を更に推し進め、引き続きコスト競争力を高めてまいります。
強いアツギブランドの構築に向けて、研究開発体制を更に強化するため、本社内に研究開発専用の設備を新たに導入し、本社を拠点として、新しい価値の創造と消費者の信頼を得られる高い品質を持った商品の研究開発とそれを実現するための技術力向上に積極的に取り組んでまいります。
営業戦略の強化策としては、変化の激しい国内流通市場に迅速に対応するため、繊維事業本部に営業統括を配置して社内の販売体制を再編し、ルート別戦略を明確に打ち出すことにより、苦戦しているルートのテコ入れを行うとともに、伸長しているドラッグ・コンビニエンスストア、ECなどの新興ルートに対しては、業態別にストッキングの専用商品を販売するなど商品戦略を強化いたします。また、好調なインナーウエアについては、コーナー展開を行うなど更なるシェアアップに力を注ぎ、営業力の強化を図ります。
海外販売においては、中国国内におけるEC販売の強化や直営店の展開などにより、百貨店を中心とした従来の販売ルートを見直して中国国内販売の拡大を図るとともに、これらに加えて欧州など中国以外の国への販売ルートの開拓も同時に進めてまいります。
人事戦略においては、経営戦略を遂行し、会社を確実に成長軌道に乗せるための基盤となる人材を育成するため、人事制度の見直しや働き方改革を通じて従業員一人ひとりが持てる力を最大限発揮できるよう就業環境を整備し、女性をはじめ多様な人材の登用や労働生産性の向上に取り組んでまいります。
最後に、当社グループの基幹工場であるアツギ東北株式会社は2016年5月に設立50周年、当社は2017年12月に設立70周年を迎えることとなりました。これを機に気持ちを新たにし、グループ一丸となって企業価値の向上に努めてまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。