有価証券報告書-第138期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/29 9:16
【資料】
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【項目】
100項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
事業分離
(子会社株式の売却)
当社は、平成29年9月21日開催の取締役会において、連結子会社である日本レース株式会社のすべての株式を譲渡することを決議し、平成29年9月29日付で株式譲渡契約を締結いたしました。当該事業分離の状況は、次のとおりであります。
1.事業分離の概要
(1)分離先企業の名称
株式会社東洋発酵
(2)分離した事業の内容
当社の化粧品事業
(3)事業分離を行った主な理由
当社は、日本レース株式会社を化粧品・医薬部外品の製造・販売を通して化粧品事業を担う連結子会社として位置づけてきましたが、近年、当社グループにおける化粧品事業の収益力や成長性が先細りの傾向にあることを鑑み、今後は中核となる温浴事業及び不動産事業に経営資源を集中させて成長を目指すことといたしました。
なお、分離先企業の株式会社東洋発酵は、健康食品及び化粧品のコアとなる天然機能性素材を研究開発・製造する企業であり、協業による相乗効果によって事業の強化を検討していたところであったため、今回の合意に至ったものであります。
(4)事業分離日
平成29年9月29日(みなし分離日 平成29年9月30日)
(5)法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
2.実施した会計処理の概要
(1)移転損益の金額
30,188千円
(2)移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産283,925千円
固定資産22,347
資産合計306,272
流動負債32,705
固定負債3,755
負債合計36,460

(3)会計処理
日本レース株式会社の連結上の帳簿価額と売却価額との差額を関係会社株式売却益として、特別利益に計上しております。
3.分離した事業が含まれていた報告セグメント
化粧品事業
4.当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高165,761千円
営業利益33,110