有価証券報告書-第46期(令和3年9月1日-令和4年8月31日)

【提出】
2022/11/30 11:45
【資料】
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【項目】
141項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当企業グループは、事業活動に必要な資金を主として銀行借入により調達しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びに管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うことにより軽減を図っております。
差入保証金は、主に店舗や挙式施設の賃貸契約に伴うものであり、預託先の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、預託先の信用状況の調査等を行うことにより軽減を図っております。
営業債務である買掛金は、そのほとんどが3カ月以内の支払期日であります。また、一部外貨建のものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、通貨別月別に把握するなどの方法により軽減を図っております。
長期借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、金融機関ごとの借入金利の一覧表を作成し、借入金利の変動状況をモニタリングすることで軽減を図っております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2021年8月31日)
連結貸借対照表
計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)受取手形及び売掛金
貸倒引当金(*2)
519,796
△3,004
516,791516,791-
(2)投資有価証券
その他有価証券(*4)
17,21017,210-
(3)差入保証金
貸倒引当金(*2)(*5)
1,014,866
△3,204
1,011,6621,002,227△9,434
資産計1,545,6641,536,229△9,434
(4)長期借入金(*6)6,239,8546,238,873△980
負債計6,239,8546,238,873△980

(*1)「現金及び預金」「買掛金」「短期借入金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)受取手形及び売掛金並びに差入保証金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
区分前連結会計年度(千円)
(2021年8月31日)
非上場株式(*4)3,000
差入保証金(*5)1,552,413
合計1,555,413

(*4)時価を把握することが極めて困難と認められることから「⑵投資有価証券」には含めておりません。
(*5)差入保証金のうち、償還時期を予測できないものについては、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「⑶差入保証金」には含めておりません。
(*6)長期借入金は1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
当連結会計年度(2022年8月31日)
連結貸借対照表
計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1)受取手形及び売掛金
貸倒引当金(*2)
621,359
△4,119
617,239617,239-
(2)投資有価証券
その他有価証券(*3)
16,70416,704-
(3)差入保証金
貸倒引当金(*2)
2,431,692
△54,664
2,377,0282,288,112△88,916
資産計3,010,9722,922,056△88,916
(4)長期借入金(*4)5,006,7825,001,158△5,623
負債計5,006,7825,001,158△5,623

(*1)「現金及び預金」「買掛金」「短期借入金」「未払法人税等」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)受取手形及び売掛金並びに差入保証金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(*3)市場価格のない株式等は「⑵投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分当連結会計年度(千円)
(2022年8月31日)
非上場株式3,000
合計3,000

(*4)長期借入金は1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2021年8月31日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超
(千円)
受取手形及び売掛金519,796--
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
-0-
差入保証金59,699314,990640,176
合計579,496314,990640,176

当連結会計年度(2022年8月31日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超
(千円)
受取手形及び売掛金621,359--
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
0--
差入保証金146,474989,8321,295,385
合計767,833989,8321,295,385

(注2)借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2021年8月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金3,150,000-----
長期借入金1,233,0721,106,654936,644697,000394,6641,871,820
合計4,383,0721,106,654936,644697,000394,6641,871,820

当連結会計年度(2022年8月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金3,150,000-----
長期借入金1,106,654936,644697,000394,664349,6801,522,140
合計4,256,654936,644697,000394,664349,6801,522,140

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
① 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
当連結会計年度(2022年8月31日)
時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
その他有価証券
上場株式
社債
16,704
-
-
0
-
-
16,704
0
資産計16,7040-16,704

② 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
当連結会計年度(2022年8月31日)
時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
受取手形及び売掛金-617,239-617,239
差入保証金-2,288,112-2,288,112
資産計-2,905,351-2,905,351
長期借入金-5,001,158-5,001,158
負債計-5,001,158-5,001,158

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方、当社が保有している社債は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、元利金の合計額と、当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価格法により算定しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。
受取手形及び売掛金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
差入保証金
差入保証金の時価は、一定の期間ごとに分類し、そのキャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に準じた利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)
長期借入金の時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。