四半期報告書-第105期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(総資産)
売上高の減少により受取手形及び売掛金が3,439百万円、商品及び製品が1,484百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて3.9%減少し、116,094百万円となりました。
(負債)
現預金の積み増し等のため金融機関からの借入金が2,236百万円増加、工場の操業度低下により支払手形及び買掛金が5,359百万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて3.0%減少し、70,198百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.3%減少し、45,896百万円となりました。これは主として、配当金の支払い333百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失2,344百万円により利益剰余金が2,677百万円減少したことによります。自己資本比率は前年度末とくらべて0.6ポイント減少し、39.5%となりました。
b. 経営成績
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題による需要の漸減に加え、世界的な新型コロナウイルス感染拡大での景気減速による紙需要の減少もあり、非常に厳しい情勢が続いております。
当社グループでは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グループの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%の収益基盤の確立に向けた取り組みを継続しております。しかしながら、当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染拡大による景気減速の影響が大きく、前年同四半期に比べ、売上高は22.0%減の37,400百万円、営業損失は1,940百万円(前年同四半期は809百万円の連結営業利益)となりました。
このような状況下、当社グループは、需要減退による工場の稼働率低下への対応としてグループ事業領域の再構築を強力に推し進めるとともに、不要不急の支出削減に取り組んでおります。また、新規事業への取組として、当社高岡工場内に、脱プラスチック社会の実現に向け、新複合素材マプカ工場を2021年春の稼働に向けて建設中であります。さらに、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を予定しております。高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新型コロナウイルス感染症の終息後において、紙の需要が以前の水準まで回復しないことを想定して、「事業戦略推進プロジェクト」を立ち上げ、生産体制の再構築を含めて施策の検討を開始しております。
連結売上高 37,400百万円 (前年同四半期比22.0%減)
連結営業損失 1,940百万円 (前年同四半期は 809百万円の連結営業利益)
連結経常損失 1,976百万円 (前年同四半期は 810百万円の連結経常利益)
親会社株主に帰属する四半期純損失 2,344百万円 (前年同四半期は 531百万円の
親会社株主に帰属する四半期純利益)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 紙・パルプ製造事業
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、新聞各社の発行部数の減少と広告減が影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、紙媒体から電子媒体へのシフト等により構造的な国内需要の漸減傾向が続く中、更に大幅な需要の減少により販売数量は減少し、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、自動車関連・手提げ袋などの需要減少の影響を受けて国内販売量は前年を下回り、金額も前年を下回りました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、壁紙では堅調に推移しましたが、板紙・加工原紙の需要減少により、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、世界的なパルプ市況の軟化もあり、数量・金額とも前年を下回りました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 31,897百万円 (前年同四半期比 24.1%減)
連結営業損失 2,723百万円 (前年同四半期は 162百万円の連結営業利益)
② 発電事業
発電事業につきましては、安定操業に努めたことや、昨年度は当社生産本部二塚製造部において隔年で行っているボイラーの定期検査がありましたが、今年度は定期検査がなかった影響もあり増収・増益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 3,591百万円 (前年同四半期比 3.2%増)
連結営業利益 786百万円 (前年同四半期比 31.9%増)
③ その他
当社高岡工場において設備更新工事のための定期点検停止が前年と比較し長期間となったことで、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」につきまして減収となり、その結果、連結営業損失の計上となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 8,015百万円 (前年同四半期比 16.4%減)
連結営業損失 58百万円 (前年同四半期は 14百万円の連結営業利益)
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は7,781万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は282百万円(前第2四半期連結累計期間比1,388百万円の減少)となりました。
これは主として、税金等調整前四半期純損失2,073百万円、減価償却費3,356百万円、売上債権の減少額3,439百万円、仕入債務の減少額5,361百万円、たな卸資産の減少額1,724百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,584百万円(前第2四半期連結累計期間比1,229百万円の減少)となりました。
これは主として、有形固定資産の取得による支出2,073百万円、長期貸付金の回収による収入339百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,889百万円(前第2四半期連結累計期間は521百万円の支出)となりました。
これは主として、長期借入金の返済による支出2,663百万円、配当金の支払額332百万円、長期借入れによる収入4,200百万円、短期借入れによる収入700百万円によるものです。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は209百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 主要な設備
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(総資産)
売上高の減少により受取手形及び売掛金が3,439百万円、商品及び製品が1,484百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて3.9%減少し、116,094百万円となりました。
(負債)
現預金の積み増し等のため金融機関からの借入金が2,236百万円増加、工場の操業度低下により支払手形及び買掛金が5,359百万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて3.0%減少し、70,198百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.3%減少し、45,896百万円となりました。これは主として、配当金の支払い333百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失2,344百万円により利益剰余金が2,677百万円減少したことによります。自己資本比率は前年度末とくらべて0.6ポイント減少し、39.5%となりました。
b. 経営成績
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題による需要の漸減に加え、世界的な新型コロナウイルス感染拡大での景気減速による紙需要の減少もあり、非常に厳しい情勢が続いております。
当社グループでは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グループの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%の収益基盤の確立に向けた取り組みを継続しております。しかしながら、当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染拡大による景気減速の影響が大きく、前年同四半期に比べ、売上高は22.0%減の37,400百万円、営業損失は1,940百万円(前年同四半期は809百万円の連結営業利益)となりました。
このような状況下、当社グループは、需要減退による工場の稼働率低下への対応としてグループ事業領域の再構築を強力に推し進めるとともに、不要不急の支出削減に取り組んでおります。また、新規事業への取組として、当社高岡工場内に、脱プラスチック社会の実現に向け、新複合素材マプカ工場を2021年春の稼働に向けて建設中であります。さらに、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を予定しております。高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新型コロナウイルス感染症の終息後において、紙の需要が以前の水準まで回復しないことを想定して、「事業戦略推進プロジェクト」を立ち上げ、生産体制の再構築を含めて施策の検討を開始しております。
連結売上高 37,400百万円 (前年同四半期比22.0%減)
連結営業損失 1,940百万円 (前年同四半期は 809百万円の連結営業利益)
連結経常損失 1,976百万円 (前年同四半期は 810百万円の連結経常利益)
親会社株主に帰属する四半期純損失 2,344百万円 (前年同四半期は 531百万円の
親会社株主に帰属する四半期純利益)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 紙・パルプ製造事業
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、新聞各社の発行部数の減少と広告減が影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、紙媒体から電子媒体へのシフト等により構造的な国内需要の漸減傾向が続く中、更に大幅な需要の減少により販売数量は減少し、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、自動車関連・手提げ袋などの需要減少の影響を受けて国内販売量は前年を下回り、金額も前年を下回りました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、壁紙では堅調に推移しましたが、板紙・加工原紙の需要減少により、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、世界的なパルプ市況の軟化もあり、数量・金額とも前年を下回りました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 31,897百万円 (前年同四半期比 24.1%減)
連結営業損失 2,723百万円 (前年同四半期は 162百万円の連結営業利益)
② 発電事業
発電事業につきましては、安定操業に努めたことや、昨年度は当社生産本部二塚製造部において隔年で行っているボイラーの定期検査がありましたが、今年度は定期検査がなかった影響もあり増収・増益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 3,591百万円 (前年同四半期比 3.2%増)
連結営業利益 786百万円 (前年同四半期比 31.9%増)
③ その他
当社高岡工場において設備更新工事のための定期点検停止が前年と比較し長期間となったことで、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」につきまして減収となり、その結果、連結営業損失の計上となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 8,015百万円 (前年同四半期比 16.4%減)
連結営業損失 58百万円 (前年同四半期は 14百万円の連結営業利益)
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は7,781万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は282百万円(前第2四半期連結累計期間比1,388百万円の減少)となりました。
これは主として、税金等調整前四半期純損失2,073百万円、減価償却費3,356百万円、売上債権の減少額3,439百万円、仕入債務の減少額5,361百万円、たな卸資産の減少額1,724百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,584百万円(前第2四半期連結累計期間比1,229百万円の減少)となりました。
これは主として、有形固定資産の取得による支出2,073百万円、長期貸付金の回収による収入339百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1,889百万円(前第2四半期連結累計期間は521百万円の支出)となりました。
これは主として、長期借入金の返済による支出2,663百万円、配当金の支払額332百万円、長期借入れによる収入4,200百万円、短期借入れによる収入700百万円によるものです。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は209百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 主要な設備
該当事項はありません。