四半期報告書-第104期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 9:10
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(総資産)
前連結会計年度末日が休日だったこと等により受取手形及び売掛金が2,208百万円減少したことや、現金及び預金が1,665百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて2.8%減少し、120,230百万円となりました。
(負債)
前連結会計年度末日が休日だったこと等により支払手形及び買掛金が3,227百万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて4.5%減少し、71,787百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末とほぼ横這いの48,442百万円となりました。これは主として利益剰余金は197百万円増加しましたが、その他有価証券評価差額金が208百万円減少したことによります。また、自己資本比率は、前連結会計年度末とくらべて1.1ポイント増加し、40.3%となりました。
b. 経営成績
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題のため今後も一層厳しい情勢が続くことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グループの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%の収益基盤の確立に向けて取り組んでおります。安定操業を第一にパルプ事業の強化や新たな紙の価値を創造し、基幹事業である紙パルプ事業の収益基盤強化の取組みを進めています。2017年10月に営業運転を開始したO&Cアイボリーボード株式会社の高板・加工原紙事業の収益基盤強化を図り、当社が得意とする食品容器分野において、脱プラスチックへの時代の流れとともに需要開拓を強力に進め、高効率操業を達成して、早期に収益貢献できる体制の構築に取り組んでおります。また、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を決定(2021年4月稼動予定)しております。さらに2019年10月に、当社高岡工場内に51%以上の紙パウダーと合成樹脂とを混合したプラスチックでも紙でもない素材「マプカ」を製造する工場の建設に着手しております。高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新規事業分野の開拓を積極的に展開してまいります。
当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、パルプ市況軟化の影響はありましたが、印刷用紙等の価格復元や安定操業の取組みにより前第2四半期連結累計期間と比較し増収・黒字転換となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 47,922百万円 (前年同四半期比 5.3%増)
連結営業利益 809百万円 (前年同四半期は 878百万円の連結営業損失)
連結経常利益 810百万円 (前年同四半期は 612百万円の連結経常損失)
親会社株主に帰属する四半期純利益 531百万円 (前年同四半期は 492百万円の
親会社株主に帰属する四半期純損失)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 紙・パルプ製造事業
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、販売価格の復元が収益に寄与するも、新聞各社の発行部数の減少と広告減が影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、金額は前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、販売価格の復元が収益に大きく寄与し、数量・金額ともに前年を上回りました。紙媒体から電子媒体へのシフト等により国内需要の減少は続いていることから、東南アジアを中心とした輸出や紙からパルプへの転換は状況を見据えて柔軟に対応してまいります。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、米麦袋のフレコン化、作付面積の減少の影響を受けて国内販売量は昨年を下回りました。金額面では販売価格の復元が収益に寄与、販売数量の減少を補い前年を上回りました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、需要が堅調な壁紙等で拡販に取組んだことやO&Cアイボリーボード株式会社への高板・加工原紙の生産移管が進展した結果、数量・金額ともに前年を上回りました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、当社川内工場の停止が前年と比較し長期間であったことや、海外のパルプ市況の軟化もあり数量・金額とも前年を下回りました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 42,050百万円 (前年同四半期比 5.5%増)
連結営業利益 162百万円 (前年同四半期は1,608百万円の連結営業損失)
② 発電事業
発電事業につきましては、安定操業に努め前年並みの売上となりました。しかしながら、当社生産本部二塚製造部において隔年で行っているボイラーの定期検査があったことにより減益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 3,480百万円 (前年同四半期比 0.0%増)
連結営業利益 596百万円 (前年同四半期比 16.4%減)
③ その他
当社高岡工場において前年と比較し工場の操業度が向上したため、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」につきまして増収・黒字転換となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 9,583百万円 (前年同四半期比 3.9%増)
連結営業利益 14百万円 (前年同四半期は35百万円の連結営業損失)
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は4,253百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,670百万円(前第2四半期連結累計期間比824百万円の減少)となりました。
これは主として、減価償却費3,627百万円、売上債権の減少額2,208百万円、仕入債務の減少額3,227百万円、たな卸資産の増加額987百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,813百万円(前第2四半期連結累計期間比1,459百万円の増加)となりました。
これは主として、有形固定資産の取得による支出3,246百万円、長期貸付金の回収による収入337百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は521百万円(前第2四半期連結累計期間比832百万円の減少)となりました。
これは主として、長期借入金の返済による支出2,672百万円、配当金の支払額333百万円、長期借入れによる収入1,700百万円、短期借入れによる収入800百万円によるものです。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は208百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
○設備の新設
会社名事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
設備の内容投資予定
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
資金
調達方法
着工
年月
完成予定
年月
完成後の
増加能力
中越エコプロダクツ㈱マプカ工場
(富山県
高岡市)
その他マプカ製造設備一式3,500818借入金
及び
自己資本
2019年
10月
2020年秋12,000t/年
(食品トレー用シート)

(注) 上記金額には、消費税等を含んでおりません。

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