四半期報告書-第104期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(総資産)
現金及び預金が、主として金融機関からの借入金を返済したため2,140百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、122,230百万円となりました。
(負債)
金融機関からの借入金が1,773百万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて2.1%減少し、73,629百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末とほぼ横這いの48,601百万円となりました。これは主として、配当金の支払い667百万円による減少はありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益562百万円、その他有価証券評価差額金が254百万円増加したことなどによります。また、自己資本比率は、前連結会計年度末とくらべて0.5ポイント増加し、39.7%となりました。
b. 経営成績
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題のため今後も一層厳しい情勢が続くことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グループの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%の収益基盤の確立に向けて取り組んでおります。安定操業を第一にパルプ事業の強化や新たな紙の価値を創造し、基幹事業である紙パルプ事業の収益基盤強化の取組みを進めています。2017年10月に営業運転を開始したO&Cアイボリーボード株式会社の高板・加工原紙事業の収益基盤強化を図り、当社が得意とする食品容器分野において、脱プラスチックへの時代の流れとともに需要開拓を強力に進め、高効率操業を達成して、早期に収益貢献できる体制の構築に取り組んでおります。また、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を決定し、2021年4月稼動予定に向け取り組んでおります。さらに当社高岡工場内に重量ベース51%以上の紙パウダーと合成樹脂とを混合したプラスチックでも紙でもない新素材「マプカ」の製造工場を2020年秋竣工に向けて建設中であります。高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新規事業分野の開拓を積極的に展開してまいります。
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、パルプ市況軟化の影響はありましたが、印刷用紙等の価格復元や安定操業の取組みにより前第3四半期連結累計期間と比較し増収・黒字転換となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 72,319百万円 (前年同四半期比 2.0%増)
連結営業利益 1,276百万円 (前年同四半期は1,563百万円の連結営業損失)
連結経常利益 1,274百万円 (前年同四半期は1,233百万円の連結経常損失)
親会社株主に帰属する四半期純利益 562百万円 (前年同四半期は1,295百万円の
親会社株主に帰属する四半期純損失)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 紙・パルプ製造事業
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、新聞各社の発行部数の減少と広告減が影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、紙媒体から電子媒体へのシフト等により国内需要の漸減傾向は続いておりますが、販売価格の復元が収益に寄与しました。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、米麦袋のフレコン化、作付面積の減少の影響を受けて国内販売量は前年を下回りましたが、販売価格の復元が収益に寄与しました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、需要が堅調な壁紙等で拡販に取組んだことやO&Cアイボリーボード株式会社への高板・加工原紙の生産移管が進展した結果、数量・金額ともに前年並みを確保しました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、当社川内工場の停止が前年と比較し長期間であったことや、海外のパルプ市況の軟化もあり数量・金額とも前年を下回りました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 63,629百万円 (前年同四半期比 2.0%増)
連結営業利益 248百万円 (前年同四半期は2,564百万円の連結営業損失)
② 発電事業
発電事業につきましては、安定操業に努め前年並みの売上となりました。しかしながら、当社生産本部二塚製造部において隔年で行っているボイラーの定期検査があったことにより減益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 5,136百万円 (前年同四半期比 1.5%増)
連結営業利益 884百万円 (前年同四半期比 2.8%減)
③ その他
当社高岡工場において前年と比較し工場の操業度が向上したため、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」につきまして増収・増益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 14,767百万円 (前年同四半期比 3.0%増)
連結営業利益 83百万円 (前年同四半期比871.7%増)
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は348百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(3) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
○設備の新設
(注) 上記金額には、消費税等を含んでおりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a. 財政状態
(総資産)
現金及び預金が、主として金融機関からの借入金を返済したため2,140百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、122,230百万円となりました。
(負債)
金融機関からの借入金が1,773百万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて2.1%減少し、73,629百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末とほぼ横這いの48,601百万円となりました。これは主として、配当金の支払い667百万円による減少はありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益562百万円、その他有価証券評価差額金が254百万円増加したことなどによります。また、自己資本比率は、前連結会計年度末とくらべて0.5ポイント増加し、39.7%となりました。
b. 経営成績
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題のため今後も一層厳しい情勢が続くことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グループの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%の収益基盤の確立に向けて取り組んでおります。安定操業を第一にパルプ事業の強化や新たな紙の価値を創造し、基幹事業である紙パルプ事業の収益基盤強化の取組みを進めています。2017年10月に営業運転を開始したO&Cアイボリーボード株式会社の高板・加工原紙事業の収益基盤強化を図り、当社が得意とする食品容器分野において、脱プラスチックへの時代の流れとともに需要開拓を強力に進め、高効率操業を達成して、早期に収益貢献できる体制の構築に取り組んでおります。また、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を決定し、2021年4月稼動予定に向け取り組んでおります。さらに当社高岡工場内に重量ベース51%以上の紙パウダーと合成樹脂とを混合したプラスチックでも紙でもない新素材「マプカ」の製造工場を2020年秋竣工に向けて建設中であります。高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新規事業分野の開拓を積極的に展開してまいります。
当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、パルプ市況軟化の影響はありましたが、印刷用紙等の価格復元や安定操業の取組みにより前第3四半期連結累計期間と比較し増収・黒字転換となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 72,319百万円 (前年同四半期比 2.0%増)
連結営業利益 1,276百万円 (前年同四半期は1,563百万円の連結営業損失)
連結経常利益 1,274百万円 (前年同四半期は1,233百万円の連結経常損失)
親会社株主に帰属する四半期純利益 562百万円 (前年同四半期は1,295百万円の
親会社株主に帰属する四半期純損失)
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 紙・パルプ製造事業
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、新聞各社の発行部数の減少と広告減が影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、数量・金額ともに前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、紙媒体から電子媒体へのシフト等により国内需要の漸減傾向は続いておりますが、販売価格の復元が収益に寄与しました。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、米麦袋のフレコン化、作付面積の減少の影響を受けて国内販売量は前年を下回りましたが、販売価格の復元が収益に寄与しました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、需要が堅調な壁紙等で拡販に取組んだことやO&Cアイボリーボード株式会社への高板・加工原紙の生産移管が進展した結果、数量・金額ともに前年並みを確保しました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、当社川内工場の停止が前年と比較し長期間であったことや、海外のパルプ市況の軟化もあり数量・金額とも前年を下回りました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 63,629百万円 (前年同四半期比 2.0%増)
連結営業利益 248百万円 (前年同四半期は2,564百万円の連結営業損失)
② 発電事業
発電事業につきましては、安定操業に努め前年並みの売上となりました。しかしながら、当社生産本部二塚製造部において隔年で行っているボイラーの定期検査があったことにより減益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 5,136百万円 (前年同四半期比 1.5%増)
連結営業利益 884百万円 (前年同四半期比 2.8%減)
③ その他
当社高岡工場において前年と比較し工場の操業度が向上したため、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」につきまして増収・増益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 14,767百万円 (前年同四半期比 3.0%増)
連結営業利益 83百万円 (前年同四半期比871.7%増)
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は348百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(3) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
○設備の新設
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメント の名称 | 設備の内容 | 投資予定 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | 資金 調達方法 | 着工 年月 | 完成予定 年月 | 完成後の 増加能力 |
| 中越エコプロダクツ㈱ | マプカ工場 (富山県 高岡市) | その他 | マプカ製造設備一式 | 3,500 | 819 | 借入金 及び 自己資本 | 2019年 10月 | 2020年秋 | 12,000t/年 (食品トレー用シート) |
(注) 上記金額には、消費税等を含んでおりません。