有価証券報告書-第71期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、13,457百万円となりました。負債は前連結会計年度末に比べ439百万円減少し、4,163百万円となりました。純資産は前連結会計年度末に比べ260百万円増加し、9,294百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業収益や雇用情勢が下支えとなり設備投資や個人消費等の内需が底堅く推移したものの、中国をはじめとした海外経済の減速を受けて輸出は伸び悩んでおり、景気の停滞感が強まりつつあります。加えて米中貿易摩擦や欧州の政治的混乱は先行き不透明で、事態が深刻化することにより世界経済が悪化し、景気下振れを招くリスクも内包しております。
当業界におきましては、法人需要からパーソナル需要へのシフトが更に強まっていく中で、商品のライフサイクルが短縮化するとともに、販売チャネルも従来型の専門小売店から量販店・通販・海外のルートへと大きく変化しており、業界内での構造的な変革の流れが着実に進んでおります。
このような状況のもと、当社グループでは事務用品等事業におきまして「良い品はお徳です」をモットーに、お客様に喜ばれる製品・付加価値の高い魅力ある製品の開発を積極的に進めてまいりました。
主な新製品としましては、シリコン素材の動物シリーズ「SMART FIT PuniLabo(スマートフィットプニラボ)シリーズ」がアイテムを拡充させて売上を大きく伸ばしたほか、働く女性をターゲットにした「Bloomin(ブルーミン)シリーズ」や新たな働き方の可能性を拡げる「SMART FIT ALTNA(スマートフィットオルトナ)シリーズ」、「AQUA DROPs(アクアドロップス)クリップファイル」等がご好評をいただきました。また既存製品では、机収納シリーズの「机上台」や「REQUEST(リクエスト)D型リングファイル」、OEM向けの「クリヤーポケット」等が引き続き堅調に売上を伸ばしました。
結果として事務用品等事業では、このような新製品の積極的な投入やOEM製品の取組強化が奏功して、特に量販店及び海外向け売上が伸長いたしましたが、既存製品の一部が伸び悩み、前連結会計年度比では僅かながら減収となりました。
また不動産賃貸事業につきましては、テナント募集活動への取組強化により貸室稼働率が大幅に改善した上、賃料単価の水準確保にも努めたことで、前連結会計年度比増収となりました。
以上により、当連結会計年度における売上高は10,080百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。
利益面につきましては、原材料や外注製品の仕入価格が上昇するとともに、運搬費や人件費等の経費が増加しましたが、利益率の高い新製品の販売強化やコスト削減努力により利益率が改善し、営業利益は703百万円(前連結会計年度比4.5%増)、経常利益は740百万円(前連結会計年度比13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は468百万円(前連結会計年度比49.9%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
[事務用品等]
事務用品等事業は、以下の4部門に大別しております。
<ファイル部門>クリヤーホルダー、リングファイル、パンチレスファイル、ルーパーファイル、クリップファイル等を主要製品とするファイル部門の売上高は3,039百万円(前連結会計年度比2.0%減)となりました。主力製品のREQUEST D型リングファイルや新製品のAQUA DROPsクリップファイルが好調に売上を伸ばし、既存製品ではルーパーファイル・カラークリヤーホルダー・リングファイル等が引き続き安定した売上を確保いたしましたが、一部の既存製品・法人向け製品の売上が伸び悩みました。
<バインダー・クリヤーブック部門>クリヤーブック、クリヤーポケット、ツイストノート、多穴リングバインダー等を主要製品とするバインダー・クリヤーブック部門の売上高は2,107百万円(前連結会計年度比3.4%減)となりました。AQUA DROPsシリーズ及びREQUESTシリーズのクリヤーブック・クリヤーポケットの売上が堅調に推移したことに加えて、海外や通販向けOEM製品も順調に売上を伸ばしましたが、ツイストノート等の一部製品の成熟化が進み、売上が伸び悩みました。
<収納整理用品部門>ペンケース、机上台、クリップボード、クリヤーケース、バッグ・イン・バッグ、デスクトレー等を主要製品とする収納整理用品部門の売上高は3,362百万円(前連結会計年度比2.7%増)となりました。新製品のSMART FIT PuniLaboスタンドペンケースやBloominトレーペンケースが売上を大きく伸ばし、売上全体の底上げに貢献しました。机収納シリーズの机上台やクリヤーケース等も底堅く推移いたしました。
<その他事務用品部門>オートパンチ、コンパクトパンチ、コンパクトホッチキス、ペーパードリル、カルテフォルダー等を主要製品とするその他事務用品部門の売上高は1,169百万円(前連結会計年度比3.3%増)となりました。オフィス機器のオートパンチが落ち込みましたが、病院向けメディカル用品のカルテフォルダーが売上を伸ばしました。
以上の結果、事務用品等事業の売上高は、9,679百万円(前連結会計年度比0.1%減)となり、営業利益につきましては、製品原価率の改善等により608百万円(前連結会計年度比0.1%減)となりました。
[不動産賃貸]
不動産賃貸事業は、貸室稼働率が大幅に改善した結果、売上高は400百万円(前連結会計年度比17.5%増) となり、営業利益は94百万円(前連結会計年度比48.0%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ568百万円減少し、1,271百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、3百万円となりました。これは主として、たな卸資産の増加、仕入債務の減少等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、618百万円となりました。これは主として、東京支店の建て替えに伴う有形固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、55百万円となりました。これは主として、東京支店の建て替えに伴う長期借入金の増加等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1. 金額は、販売価格によっております。
2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
受注生産は僅少であるため、記載を省略しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成において見積りが必要となる事項につきましては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果とは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
各セグメントの経営成績は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。
b.財政状態の分析
(資産の状況)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、13,457百万円となりました。これは主に減価償却により建物や機械装置が減少するとともに、時価の下落等により投資有価証券も減少しましたが、東京支店の建て替えに伴い建設仮勘定が増加したこと等により固定資産は増加した一方、現金及び預金の減少等により流動資産が減少したこと等によるものであります。
(負債の状況)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ439百万円減少し、4,163百万円となりました。これは主に支払方法の変更に伴う仕入債務の減少等によるものであります。
(純資産の状況)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ260百万円増加し、9,294百万円となりました。これは主に利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.9ポイント増加し、69.1%となりました。
c.キャッシュ・フローの分析に基づく資本の財源及び資金の流動性について
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ568百万円減少し、1,271百万円となりました。これに受取手形及び売掛金、電子記録債権を加えますと、設備資金も含めた通常予想される範囲内の支払に対して十分な水準にあると判断しております。さらにコミットメントラインの未使用枠残高が1,400百万円及びコミット型タームローンの未使用枠残高が200百万円あり、万一資金需要に変化が生じても十分に対応できる体制にあると考えております。なお、各キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュフロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
a.財政状態
当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、13,457百万円となりました。負債は前連結会計年度末に比べ439百万円減少し、4,163百万円となりました。純資産は前連結会計年度末に比べ260百万円増加し、9,294百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業収益や雇用情勢が下支えとなり設備投資や個人消費等の内需が底堅く推移したものの、中国をはじめとした海外経済の減速を受けて輸出は伸び悩んでおり、景気の停滞感が強まりつつあります。加えて米中貿易摩擦や欧州の政治的混乱は先行き不透明で、事態が深刻化することにより世界経済が悪化し、景気下振れを招くリスクも内包しております。
当業界におきましては、法人需要からパーソナル需要へのシフトが更に強まっていく中で、商品のライフサイクルが短縮化するとともに、販売チャネルも従来型の専門小売店から量販店・通販・海外のルートへと大きく変化しており、業界内での構造的な変革の流れが着実に進んでおります。
このような状況のもと、当社グループでは事務用品等事業におきまして「良い品はお徳です」をモットーに、お客様に喜ばれる製品・付加価値の高い魅力ある製品の開発を積極的に進めてまいりました。
主な新製品としましては、シリコン素材の動物シリーズ「SMART FIT PuniLabo(スマートフィットプニラボ)シリーズ」がアイテムを拡充させて売上を大きく伸ばしたほか、働く女性をターゲットにした「Bloomin(ブルーミン)シリーズ」や新たな働き方の可能性を拡げる「SMART FIT ALTNA(スマートフィットオルトナ)シリーズ」、「AQUA DROPs(アクアドロップス)クリップファイル」等がご好評をいただきました。また既存製品では、机収納シリーズの「机上台」や「REQUEST(リクエスト)D型リングファイル」、OEM向けの「クリヤーポケット」等が引き続き堅調に売上を伸ばしました。
結果として事務用品等事業では、このような新製品の積極的な投入やOEM製品の取組強化が奏功して、特に量販店及び海外向け売上が伸長いたしましたが、既存製品の一部が伸び悩み、前連結会計年度比では僅かながら減収となりました。
また不動産賃貸事業につきましては、テナント募集活動への取組強化により貸室稼働率が大幅に改善した上、賃料単価の水準確保にも努めたことで、前連結会計年度比増収となりました。
以上により、当連結会計年度における売上高は10,080百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。
利益面につきましては、原材料や外注製品の仕入価格が上昇するとともに、運搬費や人件費等の経費が増加しましたが、利益率の高い新製品の販売強化やコスト削減努力により利益率が改善し、営業利益は703百万円(前連結会計年度比4.5%増)、経常利益は740百万円(前連結会計年度比13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は468百万円(前連結会計年度比49.9%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
| 部 門 | 売上高(百万円) | 構成比(%) | 前連結会計年度比増減(%) | |
| フ ァ イ ル | 3,039 | 30.2 | △2.0 | |
| バインダー・クリヤーブック | 2,107 | 20.9 | △3.4 | |
| 収 納 整 理 用 品 | 3,362 | 33.3 | 2.7 | |
| そ の 他 事 務 用 品 | 1,169 | 11.6 | 3.3 | |
| 事 務 用 品 等 事 業 | 9,679 | 96.0 | △0.1 | |
| 不 動 産 賃 貸 事 業 | 400 | 4.0 | 17.5 | |
| 合 計 | 10,080 | 100.0 | 0.5 |
[事務用品等]
事務用品等事業は、以下の4部門に大別しております。
<ファイル部門>クリヤーホルダー、リングファイル、パンチレスファイル、ルーパーファイル、クリップファイル等を主要製品とするファイル部門の売上高は3,039百万円(前連結会計年度比2.0%減)となりました。主力製品のREQUEST D型リングファイルや新製品のAQUA DROPsクリップファイルが好調に売上を伸ばし、既存製品ではルーパーファイル・カラークリヤーホルダー・リングファイル等が引き続き安定した売上を確保いたしましたが、一部の既存製品・法人向け製品の売上が伸び悩みました。
<バインダー・クリヤーブック部門>クリヤーブック、クリヤーポケット、ツイストノート、多穴リングバインダー等を主要製品とするバインダー・クリヤーブック部門の売上高は2,107百万円(前連結会計年度比3.4%減)となりました。AQUA DROPsシリーズ及びREQUESTシリーズのクリヤーブック・クリヤーポケットの売上が堅調に推移したことに加えて、海外や通販向けOEM製品も順調に売上を伸ばしましたが、ツイストノート等の一部製品の成熟化が進み、売上が伸び悩みました。
<収納整理用品部門>ペンケース、机上台、クリップボード、クリヤーケース、バッグ・イン・バッグ、デスクトレー等を主要製品とする収納整理用品部門の売上高は3,362百万円(前連結会計年度比2.7%増)となりました。新製品のSMART FIT PuniLaboスタンドペンケースやBloominトレーペンケースが売上を大きく伸ばし、売上全体の底上げに貢献しました。机収納シリーズの机上台やクリヤーケース等も底堅く推移いたしました。
<その他事務用品部門>オートパンチ、コンパクトパンチ、コンパクトホッチキス、ペーパードリル、カルテフォルダー等を主要製品とするその他事務用品部門の売上高は1,169百万円(前連結会計年度比3.3%増)となりました。オフィス機器のオートパンチが落ち込みましたが、病院向けメディカル用品のカルテフォルダーが売上を伸ばしました。
以上の結果、事務用品等事業の売上高は、9,679百万円(前連結会計年度比0.1%減)となり、営業利益につきましては、製品原価率の改善等により608百万円(前連結会計年度比0.1%減)となりました。
[不動産賃貸]
不動産賃貸事業は、貸室稼働率が大幅に改善した結果、売上高は400百万円(前連結会計年度比17.5%増) となり、営業利益は94百万円(前連結会計年度比48.0%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ568百万円減少し、1,271百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は、3百万円となりました。これは主として、たな卸資産の増加、仕入債務の減少等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、618百万円となりました。これは主として、東京支店の建て替えに伴う有形固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、55百万円となりました。これは主として、東京支店の建て替えに伴う長期借入金の増加等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| 事務用品等 | 10,297,862 | 106.4 |
| 不動産賃貸 | - | - |
| 合計 | 10,297,862 | 106.4 |
(注) 1. 金額は、販売価格によっております。
2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
受注生産は僅少であるため、記載を省略しております。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 金額(千円) | 前期比(%) |
| 事務用品等 | 9,679,746 | 99.9 |
| 不動産賃貸 | 400,720 | 117.5 |
| 合計 | 10,080,467 | 100.5 |
(注)1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| アスクル㈱ | 1,986,966 | 19.8 | 1,954,363 | 19.4 |
| エコール流通グループ㈱ | 1,747,267 | 17.4 | 1,706,273 | 16.9 |
3. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成において見積りが必要となる事項につきましては、過去の実績やその時点で合理的と考えられる情報に基づき会計上の見積りを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果とは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績の分析
各セグメントの経営成績は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。
b.財政状態の分析
(資産の状況)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、13,457百万円となりました。これは主に減価償却により建物や機械装置が減少するとともに、時価の下落等により投資有価証券も減少しましたが、東京支店の建て替えに伴い建設仮勘定が増加したこと等により固定資産は増加した一方、現金及び預金の減少等により流動資産が減少したこと等によるものであります。
(負債の状況)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ439百万円減少し、4,163百万円となりました。これは主に支払方法の変更に伴う仕入債務の減少等によるものであります。
(純資産の状況)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ260百万円増加し、9,294百万円となりました。これは主に利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.9ポイント増加し、69.1%となりました。
c.キャッシュ・フローの分析に基づく資本の財源及び資金の流動性について
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ568百万円減少し、1,271百万円となりました。これに受取手形及び売掛金、電子記録債権を加えますと、設備資金も含めた通常予想される範囲内の支払に対して十分な水準にあると判断しております。さらにコミットメントラインの未使用枠残高が1,400百万円及びコミット型タームローンの未使用枠残高が200百万円あり、万一資金需要に変化が生じても十分に対応できる体制にあると考えております。なお、各キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③経営成績に重要な影響を与える要因について
当該事項につきましては、本報告書の「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。