四半期報告書-第37期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当第3四半期累計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前会計年度末の数値で比較を行っております。
①経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さがみられたものの、雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、米中の通商問題による海外経済の不確実性や金融資本市場の変動影響等、先行き不透明な状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、スマートフォン等の情報端末の普及、情報伝達手段の多様化によるライフスタイルの変化に大きく影響を受けており、紙の雑誌、書籍の売上が減少し、市場は緩やかに縮小しております。一方、電子出版は紙出版と比較して規模は小さいものの売上が増加しており、紙から電子出版への移行が顕著になっております。
このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと、既存の出版社の枠にとらわれず「メッセージやストーリーの詰まったコンテンツとサービスで、新たな時間の使い方や、ライフスタイルを提案し、感動の輪を広げる」ことを目的とし、紙・電子出版による雑誌、書籍、コミックの発行、女性向けWEBサイト「オズモール」、ケータイ小説投稿サイト「野いちご」等のWEBサイトの運営、オリジナルイベントの開催とそれらを掛け合わせたソリューションビジネスを軸として事業を運営してまいりました。また、当期の重点施策として、「オズのプレミアム予約」シリーズの予約可能施設の拡充とSNSコミュニティ等を活用した新商品の開発、書籍・電子書籍・コミックの発行点数の増加及び新規ジャンルの開拓、新投稿サイトのリリース等に注力し、事業規模の拡大を推進しております。
このような営業活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は35億42百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は
3億62百万円(前年同期比7.2%増)、経常利益は4億54百万円(前年同期比11.1%増)、四半期純利益は3億6百万円(前年同期比18.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<東京マーケティングドメイン>東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。
「厳選店舗マーケティング」は、「オズモール」(会員数:330万人)の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、独自基準で厳選したビューティサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しております。当第3四半期累計期間は、予約可能施設の拡充やSEO対策などの施策が奏功し、前年同期と比較して送客手数料売上が増加いたしました。
「体験価値マーケティング」では、「オズモール」や女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」等のメディアを展開しております。当第3四半期累計期間は、厳しい市況の中で、雑誌の販売売上が前年同期と比較して減少いたしました。一方、広告売上は、マーケット別に取り組んでいるメディア、イベント、ソーシャルメディア発信、オウンドメディア等を掛け合わせたソリューション提案が奏功し増加いたしました。費用面につきましては、今後の事業拡大に向けた人員体制強化に伴い労務費等が前年同期と比較して増加いたしました。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は23億85百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は1億29百万円(前年同期比18.9%減)となりました。
<投稿コンテンツドメイン>投稿コンテンツドメインにおきましては、「野いちご」をはじめとするターゲット別小説投稿サイトの運営と小説投稿サイトの人気作品を中心とした書籍及びコミックの発行を継続的に行っております。
当第3四半期累計期間は、市場の変化により若年層向けの書籍の売上が前年同期と比較して減少したものの、大人向け恋愛小説レーベル「ベリーズ文庫」の作品を原作とした電子コミック「ベリーズコミックス」の売上が堅調に推移したことにより、売上高は堅調に推移いたしました。営業利益につきましては、紙の書籍と比較して営業利益率の高い電子コミックの売上が増加したこと等により前年同期と比較して増加いたしました。新たな取組みといたしましては、6月に若年層向けの「野いちご文庫」「ケータイ小説文庫」の作品を原作とした電子コミック誌「noicomi」、9月に「ベリーズ文庫」の異世界ファンタジーレーベルを原作とした電子コミック誌「Berry’s Fantasy」を創刊し、新たな読者層の獲得を図っております。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は11億56百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は3億7百万円(前年同期比34.0%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べて1億96百万円増加し、55億25百万円となりました。
流動資産は、売掛金が3億69百万円減少した一方で、現金及び預金が1億94百万円、仕掛品が39百万円、関係会社預け金が3億円増加したこと等により、前事業年度末に比べて1億79百万円増加し、44億14百万円となりました。
固定資産は、前事業年度末と比べて16百万円増加し、11億11百万円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、9億53百万円となりました。
流動負債は、季節的要因により賞与引当金が74百万円増加した一方で、未払法人税等が1億6百万円、未払消費税等が33百万円減少したこと等により、前事業年度末と比べて88百万円減少し、8億13百万円となりました。
固定負債は、前事業年度末と比べて3百万円増加し、1億40百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて2億81百万円増加し、45億71百万円となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1億94百万円増加し、14億47百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払2億58百万円等による資金の使用の一方で、税引前四半期純利益4億54百万円、減価償却費1億2百万円の計上、売上債権の減少3億69百万円等の資金の獲得により、6億26百万円の資金を獲得(前年同四半期は4億85百万円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社預け金の預け入れによる支出3億円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得52百万円等により、3億65百万円の資金を使用(前年同四半期は58百万円の資金を使用)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により67百万円の資金を使用(前年同四半期は57百万円の資金を使用)いたしました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当第3四半期累計期間において、重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
1)キャッシュ・フローについて
当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末残高12億53百万円に対して1億94百万円増加し、14億47百万円となりました。なお、当第3四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの概況は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
2)資金需要
当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。運転資金需要のうち主なものは、雑誌、書籍等の製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、オズモールや小説サイトを運営するためのシステム開発やインフラ強化等によるものであります。
3)財務政策
当社は現在、運転資金につきましては、全て自己資金により充当しております。また、設備資金につきましても全て自己資金の範囲内で計画をしております。
当第3四半期累計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前会計年度末の数値で比較を行っております。
①経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出や生産の一部に弱さがみられたものの、雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、米中の通商問題による海外経済の不確実性や金融資本市場の変動影響等、先行き不透明な状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、スマートフォン等の情報端末の普及、情報伝達手段の多様化によるライフスタイルの変化に大きく影響を受けており、紙の雑誌、書籍の売上が減少し、市場は緩やかに縮小しております。一方、電子出版は紙出版と比較して規模は小さいものの売上が増加しており、紙から電子出版への移行が顕著になっております。
このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと、既存の出版社の枠にとらわれず「メッセージやストーリーの詰まったコンテンツとサービスで、新たな時間の使い方や、ライフスタイルを提案し、感動の輪を広げる」ことを目的とし、紙・電子出版による雑誌、書籍、コミックの発行、女性向けWEBサイト「オズモール」、ケータイ小説投稿サイト「野いちご」等のWEBサイトの運営、オリジナルイベントの開催とそれらを掛け合わせたソリューションビジネスを軸として事業を運営してまいりました。また、当期の重点施策として、「オズのプレミアム予約」シリーズの予約可能施設の拡充とSNSコミュニティ等を活用した新商品の開発、書籍・電子書籍・コミックの発行点数の増加及び新規ジャンルの開拓、新投稿サイトのリリース等に注力し、事業規模の拡大を推進しております。
このような営業活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は35億42百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は
3億62百万円(前年同期比7.2%増)、経常利益は4億54百万円(前年同期比11.1%増)、四半期純利益は3億6百万円(前年同期比18.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<東京マーケティングドメイン>東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。
「厳選店舗マーケティング」は、「オズモール」(会員数:330万人)の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、独自基準で厳選したビューティサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しております。当第3四半期累計期間は、予約可能施設の拡充やSEO対策などの施策が奏功し、前年同期と比較して送客手数料売上が増加いたしました。
「体験価値マーケティング」では、「オズモール」や女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」等のメディアを展開しております。当第3四半期累計期間は、厳しい市況の中で、雑誌の販売売上が前年同期と比較して減少いたしました。一方、広告売上は、マーケット別に取り組んでいるメディア、イベント、ソーシャルメディア発信、オウンドメディア等を掛け合わせたソリューション提案が奏功し増加いたしました。費用面につきましては、今後の事業拡大に向けた人員体制強化に伴い労務費等が前年同期と比較して増加いたしました。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は23億85百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は1億29百万円(前年同期比18.9%減)となりました。
<投稿コンテンツドメイン>投稿コンテンツドメインにおきましては、「野いちご」をはじめとするターゲット別小説投稿サイトの運営と小説投稿サイトの人気作品を中心とした書籍及びコミックの発行を継続的に行っております。
当第3四半期累計期間は、市場の変化により若年層向けの書籍の売上が前年同期と比較して減少したものの、大人向け恋愛小説レーベル「ベリーズ文庫」の作品を原作とした電子コミック「ベリーズコミックス」の売上が堅調に推移したことにより、売上高は堅調に推移いたしました。営業利益につきましては、紙の書籍と比較して営業利益率の高い電子コミックの売上が増加したこと等により前年同期と比較して増加いたしました。新たな取組みといたしましては、6月に若年層向けの「野いちご文庫」「ケータイ小説文庫」の作品を原作とした電子コミック誌「noicomi」、9月に「ベリーズ文庫」の異世界ファンタジーレーベルを原作とした電子コミック誌「Berry’s Fantasy」を創刊し、新たな読者層の獲得を図っております。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は11億56百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は3億7百万円(前年同期比34.0%増)となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べて1億96百万円増加し、55億25百万円となりました。
流動資産は、売掛金が3億69百万円減少した一方で、現金及び預金が1億94百万円、仕掛品が39百万円、関係会社預け金が3億円増加したこと等により、前事業年度末に比べて1億79百万円増加し、44億14百万円となりました。
固定資産は、前事業年度末と比べて16百万円増加し、11億11百万円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、9億53百万円となりました。
流動負債は、季節的要因により賞与引当金が74百万円増加した一方で、未払法人税等が1億6百万円、未払消費税等が33百万円減少したこと等により、前事業年度末と比べて88百万円減少し、8億13百万円となりました。
固定負債は、前事業年度末と比べて3百万円増加し、1億40百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べて2億81百万円増加し、45億71百万円となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1億94百万円増加し、14億47百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払2億58百万円等による資金の使用の一方で、税引前四半期純利益4億54百万円、減価償却費1億2百万円の計上、売上債権の減少3億69百万円等の資金の獲得により、6億26百万円の資金を獲得(前年同四半期は4億85百万円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社預け金の預け入れによる支出3億円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得52百万円等により、3億65百万円の資金を使用(前年同四半期は58百万円の資金を使用)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により67百万円の資金を使用(前年同四半期は57百万円の資金を使用)いたしました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当第3四半期累計期間において、重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
1)キャッシュ・フローについて
当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末残高12億53百万円に対して1億94百万円増加し、14億47百万円となりました。なお、当第3四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの概況は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
2)資金需要
当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。運転資金需要のうち主なものは、雑誌、書籍等の製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、オズモールや小説サイトを運営するためのシステム開発やインフラ強化等によるものであります。
3)財務政策
当社は現在、運転資金につきましては、全て自己資金により充当しております。また、設備資金につきましても全て自己資金の範囲内で計画をしております。