有価証券報告書-第43期(2025/01/01-2025/12/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、米国の通商政策に起因する不透明感が景気の下振れリスクとなるものの、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや堅調な企業業績を背景に緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと「文化と笑顔の需要創造」をミッションに掲げ、紙・電子出版による書籍、コミック、雑誌の発行、「野いちご」等の小説サイトの運営、女性向けWEBサイト「オズモール」での情報発信や施設予約サービスの提供、イベント開催等とそれらを掛け合わせたPR・販促ソリューションの提供を軸として事業を運営してまいりました。また、当社はメディアソリューション事業とのシナジー効果を期待し、6月に観光DXアプリ「SASSY」等を運営する株式会社Relyon Tripの株式を80%取得し子会社化いたしました。なお、同社は現時点では重要性が乏しいため、非連結子会社としております。
当事業年度における売上高は、前事業年度と比較して、書籍コンテンツ事業におけるヒット作品の増収効果の反動等により減少いたしました。利益面は、売上高の減少に加え、物価高による書籍の印刷費等の製造原価の上昇、新レーベル創刊への先行投資等により減少いたしました。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は81億43百万円(前期比5.1%減)、営業利益は17億56百万円(前期比24.9%減)、経常利益は18億76百万円(前期比23.1%減)、当期純利益は13億77百万円(前期比24.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<書籍コンテンツ事業>書籍コンテンツ事業では、自社で運営する小説サイト「野いちご」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」を起点に、独自のマーケティングにより恋愛小説から異世界ファンタジー、ライト文芸まで幅広いジャンルの作品を書籍・コミックとして発刊しております。
当事業年度は、新レーベルの創刊、マーケティングの徹底による読者ニーズに沿った商品展開、映像化等のIP展開やSNS等を活用した販促施策に注力してまいりました。
書籍・コミックの売上高は、前事業年度と比較して、映画化された小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を含むヒット作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことにより減少いたしました。営業利益は、売上高の減少に加え、物価高による印刷費等の製造原価の上昇、人員増による人件費の増加、新レーベル創刊への先行投資等により減少しております。
このような営業活動の結果、書籍コンテンツ事業の売上高は48億4百万円(前期比9.1%減)、営業利益は16億49百万円(前期比28.7%減)となりました。
<メディアソリューション事業>メディアソリューション事業では、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、当社独自の基準で厳選したレストラン、ビューティサロン、宿泊施設の施設予約サービスを提供する「オズのプレミアム予約」と、「オズモール」「オズマガジン」「メトロミニッツ」等の東京地域密着の自社メディアとSNS、リアルイベントを組み合わせたPR・販促ソリューションを展開してまいりました。
「オズのプレミアム予約」では、利用者満足度が高い施設と予約プランの開発、予約可能施設の拡大、SEO等のユーザー集客施策の強化、クーポン施策等によるユーザー満足度の向上に注力してまいりました。「オズのプレミアム予約」の売上高は、レストラン予約サービスにおいて、大阪・関西万博の開催に伴い関西エリアの参画施設数及び予約組数が増加したことなどにより、レストラン予約の売上が堅調に推移した一方で、他カテゴリーの予約サービスの売上が減少したため、前事業年度と比較して横ばいとなりました。
PR・販促ソリューションでは、「オズマガジン」等の東京地域密着メディアのブランドを活用した商業施設向けの集客支援、自治体向けの魅力発信支援、ヘルスケアマーケットへの販促支援サービスの提供等に注力してまいりました。PR・販促ソリューションの売上高は、商業施設向けの集客支援等の受注が堅調に推移したことにより、前事業年度と比較して増加いたしました。
このような営業活動の結果、メディアソリューション事業の売上高は33億38百万円(前期比1.2%増)、営業利益は2億32百万円(前期比7.2%増)となりました。
② 財政状態の状況
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。
当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額6億55百万円、売上債権の増加3億22百万円、未払消費税等の減少55百万円等による資金の使用の一方で、税引前当期純利益19億33百万円等の資金の獲得により、7億98百万円の資金を獲得(前事業年度は16億86百万円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出7億88百万円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得等による資金の使用による一方で、投資有価証券の売却に伴う収入71百万円の資金の獲得により、9億85百万円の資金を使用(前事業年度は33百万円の資金を獲得)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、4億59百万円の資金を使用(前事業年度は3億44百万円の資金を使用)いたしました。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注実績
当社は売上の大半を見込生産で行っているため、受注実績の記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績は次の通りであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により、これら見積りと異なる場合があります。
なお、当社の財務諸表の作成における重要な会計方針は、「第5 経理の状況 重要な会計方針」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績の分析
(売上高)
売上高は、書籍コンテンツ事業において、映像化作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことなどにより、前事業年度と比較すると減少いたしました。その結果、売上高は81億43百万円(前事業年度比5.1%減)となりました。
(売上総利益)
売上原価は、物価高による書籍、コミックにおける印刷費等の製造原価の上昇などにより、39億62百万円(前事業年度比3.3%増)となり、売上総利益は41億81百万円(前事業年度比11.9%減)となりました。
(営業利益)
販売費及び一般管理費は、人件費の増加等により、24億24百万円(前事業年度比0.7%増)となりました。その結果、営業利益は17億56百万円(前事業年度比24.9%減)となりました。
(経常利益)
主な営業外収益は投資有価証券にかかる受取配当金86百万円等が発生いたしました。その結果、経常利益は18億76百万円(前事業年度比23.1%減)となりました。
(税引前当期純利益)
当事業年度は、投資有価証券売却益56百万円が発生したことにより、税引前当期純利益は19億33百万円(前事業年度比23.6%減)となりました。
(当期純利益)
法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額5億55百万円を計上し、当期純利益は13億77百万円(前事業年度比24.6%減)となりました。
2)財政状態の分析
(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。
流動資産は、売掛金及び契約資産が3億22百万円、返品資産が33百万円増加した一方で、現金及び預金が6億45百万円減少したこと等により、前事業年度末に比べて2億32百万円減少し、103億83百万円となりました。
固定資産は、投資その他の資産が11億52百万円増加したこと等により、前事業年度末から11億53百万円増加し、25億18百万円となりました。
(負債)
当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。
流動負債は、買掛金が76百万円、未払金が21百万円増加した一方で、返金負債が20百万円減少したこと等により、前事業年度末と比べて1億49百万円減少し、18億72百万円となりました。
固定負債は、前事業年度末と比べて64百万円増加し、2億57百万円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、利益剰余金が当期純利益の計上13億77百万円による増加と配当金の支払4億60百万円による減少等により、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
4)セグメントごとの財政状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
b.当社の経営成績に重要な影響を与える要因
雑誌、書籍の出版事業に関しては、デジタルデバイスの発展等に伴うメディアの多様化による読書時間の減少、読者の嗜好の変化、新規参入を含めた競合他社との競争激化、紙等の材料費、流通コストの高騰等の影響を受けます。WEBサービスに関する事業については、新規参入を含めた競合他社との競争激化、通信に係る新法制の施行、自然災害等によるネットワークの切断等の影響を受けます。
なお、上記の他、当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
c.当事業年度の資本の財源及び資金の流動性について
1)キャッシュ・フローについて
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末残高62億19百万円に対して6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの概況は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
2)資金需要
当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。運転資金需要のうち主なものは、雑誌、書籍等の製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、オズモールや小説サイトを運営するためのシステム開発やインフラ強化等によるものであります。
3)財務政策
当社は現在、運転資金につきましては、全て自己資金により充当しております。また、設備資金につきましても全て自己資金の範囲内で計画をしております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等
当社は、目標とする経営指標といたしましては、売上高、営業利益、営業利益率を重視しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、米国の通商政策に起因する不透明感が景気の下振れリスクとなるものの、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや堅調な企業業績を背景に緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと「文化と笑顔の需要創造」をミッションに掲げ、紙・電子出版による書籍、コミック、雑誌の発行、「野いちご」等の小説サイトの運営、女性向けWEBサイト「オズモール」での情報発信や施設予約サービスの提供、イベント開催等とそれらを掛け合わせたPR・販促ソリューションの提供を軸として事業を運営してまいりました。また、当社はメディアソリューション事業とのシナジー効果を期待し、6月に観光DXアプリ「SASSY」等を運営する株式会社Relyon Tripの株式を80%取得し子会社化いたしました。なお、同社は現時点では重要性が乏しいため、非連結子会社としております。
当事業年度における売上高は、前事業年度と比較して、書籍コンテンツ事業におけるヒット作品の増収効果の反動等により減少いたしました。利益面は、売上高の減少に加え、物価高による書籍の印刷費等の製造原価の上昇、新レーベル創刊への先行投資等により減少いたしました。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は81億43百万円(前期比5.1%減)、営業利益は17億56百万円(前期比24.9%減)、経常利益は18億76百万円(前期比23.1%減)、当期純利益は13億77百万円(前期比24.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<書籍コンテンツ事業>書籍コンテンツ事業では、自社で運営する小説サイト「野いちご」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」を起点に、独自のマーケティングにより恋愛小説から異世界ファンタジー、ライト文芸まで幅広いジャンルの作品を書籍・コミックとして発刊しております。
当事業年度は、新レーベルの創刊、マーケティングの徹底による読者ニーズに沿った商品展開、映像化等のIP展開やSNS等を活用した販促施策に注力してまいりました。
書籍・コミックの売上高は、前事業年度と比較して、映画化された小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を含むヒット作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことにより減少いたしました。営業利益は、売上高の減少に加え、物価高による印刷費等の製造原価の上昇、人員増による人件費の増加、新レーベル創刊への先行投資等により減少しております。
このような営業活動の結果、書籍コンテンツ事業の売上高は48億4百万円(前期比9.1%減)、営業利益は16億49百万円(前期比28.7%減)となりました。
<メディアソリューション事業>メディアソリューション事業では、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、当社独自の基準で厳選したレストラン、ビューティサロン、宿泊施設の施設予約サービスを提供する「オズのプレミアム予約」と、「オズモール」「オズマガジン」「メトロミニッツ」等の東京地域密着の自社メディアとSNS、リアルイベントを組み合わせたPR・販促ソリューションを展開してまいりました。
「オズのプレミアム予約」では、利用者満足度が高い施設と予約プランの開発、予約可能施設の拡大、SEO等のユーザー集客施策の強化、クーポン施策等によるユーザー満足度の向上に注力してまいりました。「オズのプレミアム予約」の売上高は、レストラン予約サービスにおいて、大阪・関西万博の開催に伴い関西エリアの参画施設数及び予約組数が増加したことなどにより、レストラン予約の売上が堅調に推移した一方で、他カテゴリーの予約サービスの売上が減少したため、前事業年度と比較して横ばいとなりました。
PR・販促ソリューションでは、「オズマガジン」等の東京地域密着メディアのブランドを活用した商業施設向けの集客支援、自治体向けの魅力発信支援、ヘルスケアマーケットへの販促支援サービスの提供等に注力してまいりました。PR・販促ソリューションの売上高は、商業施設向けの集客支援等の受注が堅調に推移したことにより、前事業年度と比較して増加いたしました。
このような営業活動の結果、メディアソリューション事業の売上高は33億38百万円(前期比1.2%増)、営業利益は2億32百万円(前期比7.2%増)となりました。
② 財政状態の状況
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。
当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払額6億55百万円、売上債権の増加3億22百万円、未払消費税等の減少55百万円等による資金の使用の一方で、税引前当期純利益19億33百万円等の資金の獲得により、7億98百万円の資金を獲得(前事業年度は16億86百万円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得による支出7億88百万円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得等による資金の使用による一方で、投資有価証券の売却に伴う収入71百万円の資金の獲得により、9億85百万円の資金を使用(前事業年度は33百万円の資金を獲得)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、4億59百万円の資金を使用(前事業年度は3億44百万円の資金を使用)いたしました。
④ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当事業年度の生産実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | 前期比(%) |
| 書籍コンテンツ事業(千円) | 6,175,467 | △2.4 |
| メディアソリューション事業(千円) | 3,405,482 | △0.2 |
| 合計(千円) | 9,580,950 | △1.7 |
(注)金額は販売価格によっております。
b.受注実績
当社は売上の大半を見込生産で行っているため、受注実績の記載を省略しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | 前期比(%) |
| 書籍コンテンツ事業(千円) | 4,804,935 | △9.1 |
| メディアソリューション事業(千円) | 3,338,431 | 1.2 |
| 合計(千円) | 8,143,367 | △5.1 |
(注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績は次の通りであります。
| 相手先 | 第42期 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社メディアドゥ | 993,994 | 11.6 | 1,321,015 | 16.2 |
| 株式会社トーハン | 1,162,746 | 13.5 | 1,074,138 | 13.2 |
| 日本出版販売株式会社 | 1,034,121 | 12.1 | 861,825 | 10.6 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたり、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積り及び判断を行っております。過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性により、これら見積りと異なる場合があります。
なお、当社の財務諸表の作成における重要な会計方針は、「第5 経理の状況 重要な会計方針」に記載しております。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)経営成績の分析
(売上高)
売上高は、書籍コンテンツ事業において、映像化作品の増収効果の反動及び上期の発行点数が想定を下回ったことなどにより、前事業年度と比較すると減少いたしました。その結果、売上高は81億43百万円(前事業年度比5.1%減)となりました。
(売上総利益)
売上原価は、物価高による書籍、コミックにおける印刷費等の製造原価の上昇などにより、39億62百万円(前事業年度比3.3%増)となり、売上総利益は41億81百万円(前事業年度比11.9%減)となりました。
(営業利益)
販売費及び一般管理費は、人件費の増加等により、24億24百万円(前事業年度比0.7%増)となりました。その結果、営業利益は17億56百万円(前事業年度比24.9%減)となりました。
(経常利益)
主な営業外収益は投資有価証券にかかる受取配当金86百万円等が発生いたしました。その結果、経常利益は18億76百万円(前事業年度比23.1%減)となりました。
(税引前当期純利益)
当事業年度は、投資有価証券売却益56百万円が発生したことにより、税引前当期純利益は19億33百万円(前事業年度比23.6%減)となりました。
(当期純利益)
法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額5億55百万円を計上し、当期純利益は13億77百万円(前事業年度比24.6%減)となりました。
2)財政状態の分析
(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末と比べて9億20百万円増加し、129億2百万円となりました。
流動資産は、売掛金及び契約資産が3億22百万円、返品資産が33百万円増加した一方で、現金及び預金が6億45百万円減少したこと等により、前事業年度末に比べて2億32百万円減少し、103億83百万円となりました。
固定資産は、投資その他の資産が11億52百万円増加したこと等により、前事業年度末から11億53百万円増加し、25億18百万円となりました。
(負債)
当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べて85百万円減少し、21億29百万円となりました。
流動負債は、買掛金が76百万円、未払金が21百万円増加した一方で、返金負債が20百万円減少したこと等により、前事業年度末と比べて1億49百万円減少し、18億72百万円となりました。
固定負債は、前事業年度末と比べて64百万円増加し、2億57百万円となりました。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、利益剰余金が当期純利益の計上13億77百万円による増加と配当金の支払4億60百万円による減少等により、前事業年度末に比べて10億6百万円増加し、107億72百万円となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
4)セグメントごとの財政状況及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当事業年度のセグメントごとの財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
b.当社の経営成績に重要な影響を与える要因
雑誌、書籍の出版事業に関しては、デジタルデバイスの発展等に伴うメディアの多様化による読書時間の減少、読者の嗜好の変化、新規参入を含めた競合他社との競争激化、紙等の材料費、流通コストの高騰等の影響を受けます。WEBサービスに関する事業については、新規参入を含めた競合他社との競争激化、通信に係る新法制の施行、自然災害等によるネットワークの切断等の影響を受けます。
なお、上記の他、当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
c.当事業年度の資本の財源及び資金の流動性について
1)キャッシュ・フローについて
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末残高62億19百万円に対して6億45百万円減少し、55億73百万円となりました。なお、当事業年度におけるキャッシュ・フローの概況は「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
2)資金需要
当社の事業活動における資金需要は、運転資金需要と設備資金需要の二つがあります。運転資金需要のうち主なものは、雑誌、書籍等の製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、オズモールや小説サイトを運営するためのシステム開発やインフラ強化等によるものであります。
3)財務政策
当社は現在、運転資金につきましては、全て自己資金により充当しております。また、設備資金につきましても全て自己資金の範囲内で計画をしております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等
当社は、目標とする経営指標といたしましては、売上高、営業利益、営業利益率を重視しております。
| 指標 | 第41期 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) | 第42期 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) | 第43期 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) |
| 売上高 | 8,341百万円 | 8,581百万円 | 8,143百万円 |
| 営業利益 | 2,273百万円 | 2,338百万円 | 1,756百万円 |
| 営業利益率 | 27.3% | 27.2% | 21.6% |