有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国の関税政策による景気の減速懸念に加え、長期化する中東、イラン情勢の悪化による原油価格の高騰、中国では経済低迷やインフレ進行など不透明感が継続しています。
日本経済については、個人消費・設備投資の回復が支えとなり緩やかな拡大基調が継続しましたが米国関税政策、イラン情勢の悪化による原油高、日中関係の悪化が下振れ要因として懸念されます。
このような経済情勢下、当社グループにおきましては原材料・物流コスト高騰に伴う販売価格の見直しにより売上確保に努めましたが、住宅関連や海外の売上が減少し、売上高は126億39百万円(前年同期比1.6%減)と前年同期比2億4百万円の減少となりました。損益面につきましては、価格改定と製造工程の見直しによる原価の削減、子会社の収益力回復により、営業利益は85百万円(前年同期は5百万円の利益)、経常利益は受取配当金・為替差益の増加により3億21百万円(前年同期比62.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式の売却益により2億93百万円(前年同期比97.5%増)となりました。
財政状態の状況につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億65百万円増加し171億34百万円となりました。これは主に現金及び預金が2億61百万円、機械装置及び運搬具が2億6百万円、投資有価証券が1億69百万円増加し、建設仮勘定が2億86百万円、その他の流動資産が93百万円減少したことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1億82百万円増加し68億43百万円となりました。これは主に買掛金が1億63百万円、1年内返済予定の長期借入金が60百万円、未払法人税等が51百万円、長期借入金が56百万円、繰延税金負債が49百万円増加し、未払金が1億85百万円減少したことなどによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ82百万円増加し102億91百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億41百万円増加し19億12百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は9億59百万円で、これは主に税金等調整前当期純利益3億81百万円、減価償却費5億88百万円などによる資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は4億65百万円で、これは主に定期預金の払戻2億72百万円、投資有価証券の売却による収入94百万円などの収入に対して、有形固定資産の取得5億44百万円、定期預金の預入による支出2億72百万円などの支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は2億46百万円で、これは主に長期借入による収入7億円などの収入に対して、長期借入金の返済5億83百万円、自己株式の取得による支出1億7百万円、非支配株主への払戻による支出1億84百万円などの支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度におけるグループ生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注)金額は、販売価格によっております。
b.受注実績
製品について見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度におけるグループ販売実績をグループ内での製造品・グループ外からの購入品の別及び品目別に示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度におけるグループ販売実績を用途別に示すと、次のとおりであります。
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に含めて記載しております。
第79期につきましては、化合炭酸カルシウム等の生産合理化及び品質向上などを意図して、設備投資を3億82百万円(第78期比3億27百万円減)実行する予定です。
運転資金、設備投資資金等につきましては、自己資金又は金融機関からの借入による資金調達を予定しております。
中長期の目標経営指標としましては、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目指しております。当期は3.0%(前期1.5%)であり、上記に記した施策にて更なる収益構造の改善に努める所存です。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主な資金需要は、原材料や商品の仕入、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金並びに設備投資資金であります。また、これらの主な資金調達としては、営業活動によるキャッシュ・フローなどの自己資金や金融機関からの借入によっております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、米国の関税政策による景気の減速懸念に加え、長期化する中東、イラン情勢の悪化による原油価格の高騰、中国では経済低迷やインフレ進行など不透明感が継続しています。
日本経済については、個人消費・設備投資の回復が支えとなり緩やかな拡大基調が継続しましたが米国関税政策、イラン情勢の悪化による原油高、日中関係の悪化が下振れ要因として懸念されます。
このような経済情勢下、当社グループにおきましては原材料・物流コスト高騰に伴う販売価格の見直しにより売上確保に努めましたが、住宅関連や海外の売上が減少し、売上高は126億39百万円(前年同期比1.6%減)と前年同期比2億4百万円の減少となりました。損益面につきましては、価格改定と製造工程の見直しによる原価の削減、子会社の収益力回復により、営業利益は85百万円(前年同期は5百万円の利益)、経常利益は受取配当金・為替差益の増加により3億21百万円(前年同期比62.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式の売却益により2億93百万円(前年同期比97.5%増)となりました。
財政状態の状況につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億65百万円増加し171億34百万円となりました。これは主に現金及び預金が2億61百万円、機械装置及び運搬具が2億6百万円、投資有価証券が1億69百万円増加し、建設仮勘定が2億86百万円、その他の流動資産が93百万円減少したことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1億82百万円増加し68億43百万円となりました。これは主に買掛金が1億63百万円、1年内返済予定の長期借入金が60百万円、未払法人税等が51百万円、長期借入金が56百万円、繰延税金負債が49百万円増加し、未払金が1億85百万円減少したことなどによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ82百万円増加し102億91百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億41百万円増加し19億12百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は9億59百万円で、これは主に税金等調整前当期純利益3億81百万円、減価償却費5億88百万円などによる資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は4億65百万円で、これは主に定期預金の払戻2億72百万円、投資有価証券の売却による収入94百万円などの収入に対して、有形固定資産の取得5億44百万円、定期預金の預入による支出2億72百万円などの支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は2億46百万円で、これは主に長期借入による収入7億円などの収入に対して、長期借入金の返済5億83百万円、自己株式の取得による支出1億7百万円、非支配株主への払戻による支出1億84百万円などの支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度におけるグループ生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 化合炭酸カルシウム(百万円) | 4,409 | 97.0 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 1,151 | 93.9 |
| その他(百万円) | 1 | 3.0 |
| 合計(百万円) | 5,562 | 95.6 |
(注)金額は、販売価格によっております。
b.受注実績
製品について見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度におけるグループ販売実績をグループ内での製造品・グループ外からの購入品の別及び品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) | |
| グループ内 製造品 (製品) | 化合炭酸カルシウム(百万円) | 4,501 | 99.0 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 1,156 | 94.6 | |
| その他(百万円) | 5 | 13.0 | |
| 小計(百万円) | 5,663 | 97.4 | |
| グループ外 購入品 (商品) | 化合炭酸カルシウム(百万円) | 127 | 99.6 |
| 重質炭酸カルシウム(百万円) | 2,674 | 97.5 | |
| その他(百万円) | 4,173 | 100.3 | |
| 小計(百万円) | 6,975 | 99.2 | |
| 合計(百万円) | 12,639 | 98.4 | |
当連結会計年度におけるグループ販売実績を用途別に示すと、次のとおりであります。
| 用途 | 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 合成樹脂(百万円) | 5,298 | 101.6 |
| 塗料(百万円) | 2,478 | 93.2 |
| 輸出(百万円) | 1,889 | 100.7 |
| 食品・飼料(百万円) | 722 | 99.6 |
| ゴム(百万円) | 798 | 101.2 |
| その他(百万円) | 1,451 | 92.1 |
| 合計(百万円) | 12,639 | 98.4 |
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に含めて記載しております。
第79期につきましては、化合炭酸カルシウム等の生産合理化及び品質向上などを意図して、設備投資を3億82百万円(第78期比3億27百万円減)実行する予定です。
運転資金、設備投資資金等につきましては、自己資金又は金融機関からの借入による資金調達を予定しております。
中長期の目標経営指標としましては、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目指しております。当期は3.0%(前期1.5%)であり、上記に記した施策にて更なる収益構造の改善に努める所存です。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主な資金需要は、原材料や商品の仕入、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金並びに設備投資資金であります。また、これらの主な資金調達としては、営業活動によるキャッシュ・フローなどの自己資金や金融機関からの借入によっております。