四半期報告書-第90期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/10 12:01
【資料】
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【項目】
26項目
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの売上高は5,454百万円と前年同四半期に比べ739百万円(15.7%)の増収、営業利益は1,110百万円と前年同四半期に比べ87百万円(8.5%)の増益、経常利益は1,112百万円と前年同四半期に比べ96百万円(9.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は752百万円と前年同四半期に比べ82百万円(12.3%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<化学品>化学品セグメントの売上高は、2,598百万円と前年同四半期に比べ652百万円(33.5%)の増収、総売上高に占める割合は47.7%(前年同四半期比6.4ポイント増)となり、セグメント利益は435百万円と前年同四半期に比べ59百万円(15.7%)の増益となりました。
<機能材料>機能材料セグメントの売上高は、1,030百万円と前年同四半期に比べ203百万円(24.6%)の増収、総売上高に占める割合は18.9%(前年同四半期比1.4ポイント増)となり、セグメント利益は251百万円と前年同四半期に比べ25百万円(11.1%)の増益となりました。
<工業材料>工業材料セグメントの売上高は、1,698百万円と前年同四半期に比べ122百万円(6.7%)の減収、総売上高に占める割合は31.1%(前年同四半期比7.5ポイント減)となり、セグメント利益は559百万円と前年同四半期に比べ41百万円(6.9%)の減益となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は126百万円と前年同四半期に比べ6百万円(5.3%)の増収、総売上高に占める割合は2.3%(前年同四半期比0.3ポイント減)となり、セグメント利益は12百万円と前年同四半期に比べ2百万円(30.6%)の増益となりました。
総資産は28,395百万円となり、前年度末に比べ635百万円増加しました。これは流動資産が、売掛金の増加(546百万円)、商品及び製品の増加(392百万円)等により、前年度末に比べ951百万円増加し、18,325百万円となったこと、また固定資産が、機械装置及び運搬具の減少(308百万円)等により、前年度末に比べ316百万円減少し、10,070百万円となったことによります。
負債は8,416百万円となり、前年度末に比べ67百万円増加しました。これは流動負債が、買掛金の増加(493百万円)、未払法人税等の減少(314百万円)等により、前年度末に比べ70百万円増加し、5,645百万円となったこと、また固定負債が前年度末に比べ2百万円減少し、2,771百万円となったことによります。
純資産は、19,978百万円となり、前年度末と比べ567百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(545百万円)等によります。
この結果、自己資本比率は61.7%と前年度末に比べ0.4ポイントの上昇となりました。
② 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
③ 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、169百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料等の製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、修繕等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としております。
なお、当第1四半期連結累計期間の末日における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,811百万円となっており、また現金及び現金同等物の残高は7,942百万円となっております。
⑤ 当第1四半期累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(全般)
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外経済の不確実性等のリスクが見られたものの、輸出の緩やかな増加、個人消費の持ち直しや所得の堅調な回復等により景気の回復基調が継続しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、原材料価格の上昇等があったものの、引き続き情報関連財及び自動車関連市場の好調を受け、概ね順調に推移しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、前年同四半期に比べ増収増益となりました。
(セグメント別)
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
<化学品>ビフェノールは、パソコン、スマートフォンやデジタル家電等の情報通信機器の電子部品に用いられる液晶ポリマー(LCP)の原料や医療分野等で使用されるポリフェニルスルホン(PPSU)の原料として使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、ビフェノールは需要安定により、販売は順調に推移し、売上高は前年同四半期並みとなりました。
クレゾール誘導品は、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料や電子材料及び酸化防止剤等の原料として使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、ビタミンE原料の需要堅調による販売増加により、売上高は前年同四半期を上回りました。
この結果、化学品セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<機能材料>当社の電子材料は、半導体及びフラットパネルディスプレイ(液晶・有機ELディスプレイ)等の製造過程で使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、スマートフォン販売鈍化の影響を受けフラットパネルディスプレイ領域の一部がやや減速したものの、それ以外のLCD向けや半導体需要が堅調に推移し、また開発品も順調に進捗したことから、売上高は前年同四半期を上回りました。
特殊ビスフェノールを原料とした樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ポリカーボネート樹脂(自動車用部品、光学・電子部品用途向け)や特殊エポキシ樹脂(半導体封止材、積層板用途向け)の原料として使用されております。スマートフォン1台あたりのレンズ使用枚数増加や光学レンズ用途の裾野拡大により、当第1四半期連結累計期間においては、光学部品用途向けを中心に需要が堅調に推移し、売上高は前年同四半期を上回りました。
この結果、機能材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<工業材料>自動車部品用途向けの特殊ポリカーボネート樹脂の原料に使用される特殊ビスフェノールは、主に海外生産拠点のハイビス社において製造販売しております。当第1四半期連結累計期間においては、為替変動の影響が少なく、売上高は前年同四半期並みとなりました。
受託品は受託契約の一部が終了したため、売上高は前年同四半期を下回りました。
この結果、工業材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を下回りました。

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