四半期報告書-第93期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/11 16:08
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの売上高は5,581百万円と前年同四半期に比べ65百万円(1.2%)の増収、営業利益は1,127百万円と前年同四半期に比べ122百万円(9.8%)の減益、経常利益は1,114百万円と前年同四半期に比べ124百万円(10.1%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は790百万円と前年同四半期に比べ32百万円(4.0%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<化学品>化学品セグメントの売上高は、2,736百万円と前年同四半期に比べ335百万円(14.0%)の増収、総売上高に占める割合は49.0%(前年同四半期比5.5ポイント増)となり、セグメント利益は原材料市況の上昇等の影響により597百万円と前年同四半期に比べ55百万円(8.5%)の減益となりました。
<機能材料>機能材料セグメントの売上高は、1,469百万円と前年同四半期に比べ4百万円(0.3%)の増収、総売上高に占める割合は26.3%(前年同四半期比0.2ポイント減)となり、セグメント利益は370百万円と前年同四半期に比べ84百万円(29.5%)の増益となりました。
<工業材料>工業材料セグメントの売上高は、1,273百万円と前年同四半期に比べ276百万円(17.8%)の減収、総売上高に占める割合は22.8%(前年同四半期比5.3ポイント減)となり、セグメント利益は372百万円と前年同四半期に比べ144百万円(27.9%)の減益となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は102百万円と前年同四半期に比べ1百万円(1.7%)の増収、総売上高に占める割合は1.8%(前年同四半期比変動なし)となり、セグメント利益は8百万円と前年同四半期に比べ1百万円(25.1%)の増益となりました。
総資産は33,225百万円となり、前年度末に比べ1,953百万円増加しました。これは流動資産が、現金及び預金の増加(1,145百万円)、商品及び製品の増加(436百万円)等により、前年度末に比べ1,593百万円増加し、22,394百万円となったこと、また固定資産が前年度末に比べ359百万円増加し、10,830百万円となったことによります。
負債は8,915百万円となり、前年度末に比べ1,021百万円増加しました。これは流動負債が、買掛金の増加(1,457百万円)、未払法人税等の減少(334百万円)等により、前年度末に比べ1,027百万円増加し、6,008百万円となったこと、また固定負債が前年度末に比べ5百万円減少し、2,907百万円となったことによります。
純資産は、24,310百万円となり、前年度末に比べ931百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(790百万円)等によります。
この結果、自己資本比率は66.9%と前年度末に比べ1.6ポイントの減少となりました。
② 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
③ 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、181百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費等の製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、修繕等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としております。
なお、当第1四半期連結累計期間の末日における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,585百万円となっており、また現金及び現金同等物の残高は10,941百万円となっております。
⑤ 当第1四半期連結累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(全般)
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症流行の再拡大を受け景気回復が鈍化する、厳しい状況が継続しました。外部需要を中心に回復の動きが持続したものの、個人消費の落ち込み等の影響があり、全体として業績は二極化しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、自動車市場が新型コロナウイルス感染症の影響を受け需要の落ち込みが継続しましたが、情報関連財向け材料や酸化防止剤、家畜飼料用添加剤は全体として堅調な需要が継続しました。一方で、原油市況が下落から反転したことにより、原材料価格の上昇が見られました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、前年同四半期に比べ増収減益となりました。
(セグメント別)
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
<化学品>ビフェノールは、パソコン、スマートフォンやデジタル家電等の情報通信機器の電子部品に用いられる液晶ポリマー(LCP)や医療、航空機分野等で使用されるポリフェニルスルホン(PPSU)の原料として使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、LCP・PPSUの生産回復から好調に転じ、販売数量は大幅回復し、売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
クレゾール誘導品は、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料や電子材料及び酸化防止剤等の原料として使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、酸化防止剤向け販売回復基調、ビタミンE向け需要堅調で、売上高は前年同四半期を上回りました。
この結果、化学品セグメントは売上高は前年同四半期を上回りましたが、利益は原材料市況の上昇等の影響により、前年同四半期を下回りました。
<機能材料>当社の電子材料は、半導体及びフラットパネルディスプレイ(液晶・有機ELディスプレイ)等の製造過程で使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、前期から継続している通信量増やゲーム機・パソコンの旺盛な需要に支えられ、半導体・フラットパネルディスプレイ共に好調に推移した為、当社製品売上高は前年同四半期を上回りました。
特殊ビスフェノールを原料とした樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ポリカーボネート樹脂(光学・電子部品用途向け)の原料として使用されております。当第1四半期連結累計期間においては、半導体不足によるスマートフォン生産回復の遅れの影響や、一部製品の出荷時期ずれもあり、当社製品売上高は前年同四半期を下回りました。
この結果、機能材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<工業材料>特殊ビスフェノールは様々な用途に使用されており、主なものに成形材や自動車部品用途向けポリカーボネート原料があります。当第1四半期連結累計期間においては、成形材用途向け製品の出荷時期ずれや、新型コロナウイルス感染症の影響により自動車部品用途の需要が落ち込み、売上高は前年同四半期を下回りました。
受託品の売上高は前年同四半期を若干上回りました。
この結果、工業材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を下回りました。

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