四半期報告書-第91期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/02/13 15:14
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの売上高は15,341百万円と前年同四半期に比べ493百万円(3.3%)の増収、営業利益は2,070百万円と前年同四半期に比べ387百万円(15.8%)の減益、経常利益は2,061百万円と前年同四半期に比べ353百万円(14.6%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,110百万円と前年同四半期に比べ244百万円(18.0%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<化学品>化学品セグメントの売上高は、6,853百万円と前年同四半期に比べ11百万円(0.2%)の増収、総売上高に占める割合は44.7%(前年同四半期比1.4ポイント減)となり、セグメント利益は538百万円と前年同四半期に比べ211百万円(28.2%)の減益となりました。
<機能材料>機能材料セグメントの売上高は、4,126百万円と前年同四半期に比べ824百万円(25.0%)の増収、総売上高に占める割合は26.9%(前年同四半期比4.7ポイント増)となり、セグメント利益は709百万円と前年同四半期に比べ56百万円(8.7%)の増益となりました。
<工業材料>工業材料セグメントの売上高は、4,043百万円と前年同四半期に比べ325百万円(7.5%)の減収、総売上高に占める割合は26.4%(前年同四半期比3.0ポイント減)となり、セグメント利益は1,359百万円と前年同四半期に比べ143百万円(9.6%)の減益となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は318百万円と前年同四半期に比べ17百万円(5.3%)の減収、総売上高に占める割合は2.1%(前年同四半期比0.2ポイント減)となり、セグメント利益は28百万円と前年同四半期に比べ0百万円(0.8%)の減益となりました。
総資産は29,138百万円となり、前年度末に比べ392百万円増加しました。これは流動資産が、現金及び預金の増加(1,110百万円)、売掛金の減少(575百万円)等により、前年度末に比べ724百万円増加し、19,114百万円となったこと、また固定資産が、機械装置及び運搬具の減少(501百万円)等により、前年度末に比べ332百万円減少し、10,023百万円となったことによります。
負債は8,268百万円となり、前年度末に比べ47百万円減少しました。これは流動負債が、買掛金の増加(280百万円)、設備関係未払金の減少(459百万円)等により、前年度末に比べ78百万円減少し、5,354百万円となったこと、また固定負債が前年度末に比べ31百万円増加し、2,913百万円となったことによります。
純資産は、20,869百万円となり、前年度末に比べ439百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(766百万円)、非支配株主持分の減少(249百万円)等によります。
この結果、自己資本比率は65.0%と前年度末に比べ1.5ポイントの上昇となりました。
② 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
③ 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、601百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料等の製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、修繕等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としております。
なお、当第3四半期連結累計期間の末日における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,705百万円となっており、また現金及び現金同等物の残高は8,248百万円となっております。
⑤ 当第3四半期連結累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(全般)
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、通商問題や海外経済の不確実性等のリスクが影響し、輸出や生産の弱さが継続したことにより、景気に足踏み感が見られましたが、設備投資や雇用情勢には改善が見られました。
当社グループを取り巻く事業環境は、自動車市場や情報関連財市場では成長の減速並びにサプライチェーンにおける在庫調整が継続し、特に電子材料の事業が大きく影響を受けました。
光学レンズ材料やビタミンE・酸化防止剤等クレゾール誘導品関連市場では堅調な需要の継続が見られました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、前年同四半期に比べ増収減益となりました。
(セグメント別)
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
<化学品>ビフェノールは、パソコン、スマートフォンやデジタル家電等の情報通信機器の電子部品に用いられる液晶ポリマー(LCP)や医療、航空機分野等で使用されるポリフェニルスルホン(PPSU)の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、国内LCP向け需要の回復や、海外向け需要の増加があったものの、前四半期までの販売減の影響により、売上高は前年同四半期を下回りました。
クレゾール誘導品は、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料や電子材料及び酸化防止剤等の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、ビタミンE原料・酸化防止剤需要共に引き続き堅調で、市況も継続して上昇傾向にあり、売上高は前年より増加しました。
この結果、化学品セグメントの売上高は前年同四半期並みとなりましたが、利益は前年同四半期を下回りました。
<機能材料>当社の電子材料は、半導体及びフラットパネルディスプレイ(液晶・有機ELディスプレイ)等の製造過程で使用されております。なお、当社製品群及び川下製品の大半は、対韓貿易管理強化の対象品目には該当いたしません。当第3四半期連結累計期間においては、半導体・フラットパネルディスプレイ関連川下製品の在庫調整がさらに進んだ結果、売上高は前年同四半期を下回りました。
特殊ビスフェノールを原料とした樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ポリカーボネート樹脂(自動車用部品、光学・電子部品用途向け)や特殊エポキシ樹脂(半導体封止材、積層板用途向け)の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、光学レンズ・成形材の主要分野で需要が堅調に推移したため、売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
この結果、機能材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<工業材料>自動車部品用途向けの特殊ポリカーボネート樹脂の原料に使用される特殊ビスフェノールは、主に海外生産拠点のハイビス社において製造販売しております。当第3四半期連結累計期間においては、自動車市場全般の落ち込み、サプライチェーンにおける在庫調整に加え為替変動の影響を受け、売上高は前年同四半期を下回りました。
受託品の売上高はほぼ前年同四半期並みとなりました。
この結果、工業材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を下回りました。

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