四半期報告書-第90期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/02/13 15:08
【資料】
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【項目】
28項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの売上高は14,848百万円と前年同四半期に比べ179百万円(1.2%)の増収、営業利益は2,457百万円と前年同四半期に比べ71百万円(3.0%)の増益、経常利益は2,414百万円と前年同四半期に比べ76百万円(3.3%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,355百万円と前年同四半期に比べ76百万円(6.0%)の増益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<化学品>化学品セグメントの売上高は、6,842百万円と前年同四半期に比べ834百万円(13.9%)の増収、総売上高に占める割合は46.1%(前年同四半期比5.1ポイント増)となり、セグメント利益は750百万円と前年同四半期に比べ21百万円(2.9%)の増益となりました。
<機能材料>機能材料セグメントの売上高は、3,301百万円と前年同四半期に比べ235百万円(7.7%)の増収、総売上高に占める割合は22.2%(前年同四半期比1.3ポイント増)となり、セグメント利益は653百万円と在庫増減の影響により前年同四半期に比べ235百万円(56.5%)の増益となりました。
<工業材料>工業材料セグメントの売上高は、4,369百万円と前年同四半期に比べ912百万円(17.3%)の減収、総売上高に占める割合は29.4%(前年同四半期比6.6ポイント減)となり、セグメント利益は1,503百万円と前年同四半期に比べ169百万円(10.1%)の減益となりました。
<その他>販売用役等のその他セグメントの売上高は335百万円と前年同四半期に比べ22百万円(7.3%)の増収、総売上高に占める割合は2.3%(前年同四半期比0.2ポイント増)となり、セグメント利益は28百万円と前年同四半期に比べ10百万円(61.3%)の増益となりました。
総資産は28,412百万円となり、前年度末に比べ652百万円増加しました。これは流動資産が、商品及び製品の増加(1,278百万円)、売掛金の減少(253百万円)等により、前年度末に比べ1,041百万円増加し、18,415百万円となったこと、また固定資産が、機械装置及び運搬具の減少(483百万円)等により、前年度末に比べ389百万円減少し、9,996百万円となったことによります。
負債は8,353百万円となり、前年度末に比べ3百万円増加しました。これは流動負債が、未払金の増加(417百万円)、未払法人税等の減少(300百万円)等により、前年度末に比べ12百万円増加し、5,587百万円となったこと、また固定負債が前年度末に比べ8百万円減少し、2,765百万円となったことによります。
純資産は、20,059百万円となり、前年度末と比べ648百万円増加しました。これは利益剰余金の増加(1,033百万円)等によります。
この結果、自己資本比率は63.2%と前年度末に比べ1.9ポイントの上昇となりました。
② 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
③ 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、557百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料等の製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、修繕等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金を基本としております。
なお、当第3四半期連結累計期間の末日における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,779百万円となっており、また現金及び現金同等物の残高は7,770百万円となっております。
⑤ 当第3四半期連結累計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(全般)
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、通商問題の影響や海外経済の不確実性等のリスク増加があったものの、堅調な雇用・所得環境や設備投資の増加等により景気の緩やかな回復基調が継続しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、自動車市場や情報関連財市場の成長に減速が見られたものの、電子材料の開発品やビタミンE原料の販売増を受け順調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、前年同四半期に比べ増収増益となりました。
(セグメント別)
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。
<化学品>ビフェノールは、パソコン、スマートフォンやデジタル家電等の情報通信機器の電子部品に用いられる液晶ポリマー(LCP)の原料や医療分野等で使用されるポリフェニルスルホン(PPSU)の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、LCP/PPSU向け共に需要は堅調に推移しましたが、前年同四半期に発生した一時的需要との差異で売上高はやや下回りました。
クレゾール誘導品は、家畜用飼料の添加剤に使用されるビタミンEの原料や電子材料及び酸化防止剤等の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、ビタミンE原料の販売が伸び、市況も大幅に上昇し、売上高は前年同四半期を大幅に上回りました。
この結果、化学品セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<機能材料>当社の電子材料は、半導体及びフラットパネルディスプレイ(液晶・有機ELディスプレイ)等の製造過程で使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、半導体・フラットパネルディスプレイ市況に若干の減速傾向は見られたものの、当社販売は堅調に推移し、開発品の伸長も寄与した結果、売上高は前年同四半期を上回りました。
特殊ビスフェノールを原料とした樹脂は、耐熱性、光学特性に優れているため、特殊ポリカーボネート樹脂(自動車用部品、光学・電子部品用途向け)や特殊エポキシ樹脂(半導体封止材、積層板用途向け)の原料として使用されております。当第3四半期連結累計期間においては、スマートフォン販売不振から光学レンズ生産数量は減少に転じましたが、当社販売は堅調に推移し、売上高はほぼ前年同四半期並みとなりました。
この結果、機能材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を上回りました。
<工業材料>自動車部品用途向けの特殊ポリカーボネート樹脂の原料に使用される特殊ビスフェノールは、主に海外生産拠点のハイビス社において製造販売しております。当第3四半期連結累計期間においては、為替変動の影響に加え、自動車市場全般の落ち込みの影響を受け、売上高は前年同四半期を下回りました。
受託品は受託契約の一部が終了したため、売上高は前年同四半期を下回りました。
この結果、工業材料セグメントは売上高、利益ともに前年同四半期を下回りました。

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