四半期報告書-第92期第2四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成26年1月1日から6月30日までの6か月間)の売上高は1,618億円(前年同期比4.6%減)、営業利益は184億円(同32.3%減)、経常利益は168億円(同36.4%減)、四半期純利益は91億円(同48.0%減)となりました。
◎ 売上高及び営業利益は、4月に実施された薬価基準の引下げの影響や技術収入の減少により減収減益となりました。
◎ 経常利益は、営業利益の減益のほか、為替差損の計上等があり、四半期純利益は、前年計上した関係会社株式売却益等がなくなった影響もあり、それぞれ減益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 医薬事業
医薬事業の売上高は、1,195億円(前年同期比8.0%減)となり、営業利益は141億円(同41.2%減)となりました。
◎ 国内の医療用医薬品の売上高は、4月に実施された薬価基準の引下げの影響等により前年同期を下回りました。
・主力品である腎性貧血治療剤「ネスプ」は堅調に推移しており、平成24年12月発売の液量統一品の出荷反動による減少のあった前年同期に比べて、売上高が上回りました。一方、抗アレルギー剤「アレロック」、抗アレルギー点眼剤「パタノール」は花粉飛散量が少なかったことに加えて、「アレロック」については薬価改定影響やジェネリック医薬品の浸透が進んだ影響もあり、売上高が前年同期を下回りました。
・パーキンソン病治療剤「ノウリアスト」、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ」、癌疼痛治療剤「アブストラル」、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」、経皮吸収型持続性疼痛治療剤「フェントス」等は順調に伸長しました。
◎ 医薬品の輸出及び技術収入は、輸出が堅調に推移したものの、技術収入の減少により、売上高は減少しました。
◎ ProStrakan社は、癌疼痛治療剤「Abstral」等の主力製品が順調に伸長し、売上高は133億円(前年同期比24.0%増)、営業利益(のれん等償却後)は6億円(前年同期は3億円の営業損失)となりました。
② バイオケミカル事業
バイオケミカル事業の売上高は、440億円(前年同期比6.9%増)となり、営業利益は42億円(同36.0%増)となりました。
(国内)
◎ 医薬・医療領域の売上高は前年同期を上回りました。
・医薬・医療領域では、ジェネリック医薬品原薬が伸長しました。
◎ ヘルスケア領域の売上高は、飲料・食品用原料は前年同期に比べ若干減少しましたが、「オルニチン」をはじめとする通信販売事業は前年同期を上回りました。
(海外)
◎ 海外事業の売上高は、為替の円安進行もあり前年同期を上回りました。
・米国では、サプリメント向けのアミノ酸の一部で競争が激化しましたが、前年同期並みの売上高となりました。
・欧州では、輸液用アミノ酸等の一部製品で顧客の生産計画の影響から販売数量が前年同期を下回りましたが、為替の円安進行もあり売上高は前年同期を上回りました。
・アジアでは、中国向けに核酸関連物質の一部製品を先行出荷したことや為替の円安進行もあり、売上高は前年同期を大幅に上回りました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末の192億円に比べて78億円減少し、114億円となりました。なお、資金運用としての親会社への短期貸付金のうち、現金及び現金同等物の範囲に含まれない貸付期間が3か月超のものは、前連結会計年度末の1,100億円に比べて205億円減少し、895億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
・営業活動によるキャッシュ・フローは、5億円の支出(前年同期は206億円の収入)となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益167億円、減価償却費108億円、のれん償却額60億円等であります。一方、主な支出要因は、退職給付信託の設定額190億円、法人税等の支払額116億円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
・投資活動によるキャッシュ・フローは、16億円の収入(前年同期は342億円の支出)となりました。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出163億円等であります。一方、主な収入要因は、短期貸付金の純減少額204億円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
・財務活動によるキャッシュ・フローは、78億円の支出(前年同期比48.3%増)となりました。主な支出要因は、配当金の支払額68億円等であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、219億円であります。
また、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更の内容は、次のとおりであります。
① 医薬事業
腎カテゴリー
(国内)
・カルシウム受容体作動薬「レグパラ」の12.5mg製剤の承認申請を3月に行いました。
(海外)
・中国においてカルシウム受容体作動薬Cinacalcet Hydrochloride(日本製品名「レグパラ」)の承認を6月に取得しました。
がんカテゴリー
(国内)
・「レグパラ」の副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の効能・効果及び用法・用量追加の承認を2月に取得しました。
・抗CCR4ヒト化抗体「ポテリジオ」の再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫並びに皮膚T細胞性リンパ腫の効能・効果追加の承認を3月に取得しました。
・腎性貧血治療剤「ネスプ」の骨髄異形成症候群に伴う貧血を対象とした承認申請を3月に行いました。
・「ポテリジオ」の初発未治療のCCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫の効能・効果及び用法・容量追加の承認申請を2月に一旦取り下げましたが、6月に再度申請を行いました。
・持続型G-CSF製剤KRN125のがん化学療法による発熱性好中球減少症を対象とした承認を申請中です(平成25年6月申請)。
・ARQ 197のソラフェニブ治療歴を有するc-Met高発現の切除不能肝細胞癌を対象とした第Ⅲ相臨床試験を2月に開始しました。
・欧米で実施している再発又は難治性皮膚T細胞性リンパ腫を対象としたKW-0761(製品名「ポテリジオ」)の効果と安全性を評価する第Ⅲ相臨床試験の実施国として4月に日本を追加しました。
免疫・アレルギーカテゴリー
(国内)
・抗IL-5受容体ヒト化抗体KHK4563の喘息を対象とした第Ⅲ相臨床試験を、ライセンス導出先であるアストラゼネカ社が実施中の国際共同試験計画の一環として、日本及び韓国において4月に開始しました。
中枢神経カテゴリー
(国内)
・抗てんかん剤「トピナ」の新剤形(細粒剤)追加の承認を1月に取得しました。
② バイオケミカル事業
重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間(平成26年1月1日から6月30日までの6か月間)の売上高は1,618億円(前年同期比4.6%減)、営業利益は184億円(同32.3%減)、経常利益は168億円(同36.4%減)、四半期純利益は91億円(同48.0%減)となりました。
◎ 売上高及び営業利益は、4月に実施された薬価基準の引下げの影響や技術収入の減少により減収減益となりました。
◎ 経常利益は、営業利益の減益のほか、為替差損の計上等があり、四半期純利益は、前年計上した関係会社株式売却益等がなくなった影響もあり、それぞれ減益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 医薬事業
医薬事業の売上高は、1,195億円(前年同期比8.0%減)となり、営業利益は141億円(同41.2%減)となりました。
◎ 国内の医療用医薬品の売上高は、4月に実施された薬価基準の引下げの影響等により前年同期を下回りました。
・主力品である腎性貧血治療剤「ネスプ」は堅調に推移しており、平成24年12月発売の液量統一品の出荷反動による減少のあった前年同期に比べて、売上高が上回りました。一方、抗アレルギー剤「アレロック」、抗アレルギー点眼剤「パタノール」は花粉飛散量が少なかったことに加えて、「アレロック」については薬価改定影響やジェネリック医薬品の浸透が進んだ影響もあり、売上高が前年同期を下回りました。
・パーキンソン病治療剤「ノウリアスト」、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ」、癌疼痛治療剤「アブストラル」、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」、経皮吸収型持続性疼痛治療剤「フェントス」等は順調に伸長しました。
◎ 医薬品の輸出及び技術収入は、輸出が堅調に推移したものの、技術収入の減少により、売上高は減少しました。
◎ ProStrakan社は、癌疼痛治療剤「Abstral」等の主力製品が順調に伸長し、売上高は133億円(前年同期比24.0%増)、営業利益(のれん等償却後)は6億円(前年同期は3億円の営業損失)となりました。
② バイオケミカル事業
バイオケミカル事業の売上高は、440億円(前年同期比6.9%増)となり、営業利益は42億円(同36.0%増)となりました。
(国内)
◎ 医薬・医療領域の売上高は前年同期を上回りました。
・医薬・医療領域では、ジェネリック医薬品原薬が伸長しました。
◎ ヘルスケア領域の売上高は、飲料・食品用原料は前年同期に比べ若干減少しましたが、「オルニチン」をはじめとする通信販売事業は前年同期を上回りました。
(海外)
◎ 海外事業の売上高は、為替の円安進行もあり前年同期を上回りました。
・米国では、サプリメント向けのアミノ酸の一部で競争が激化しましたが、前年同期並みの売上高となりました。
・欧州では、輸液用アミノ酸等の一部製品で顧客の生産計画の影響から販売数量が前年同期を下回りましたが、為替の円安進行もあり売上高は前年同期を上回りました。
・アジアでは、中国向けに核酸関連物質の一部製品を先行出荷したことや為替の円安進行もあり、売上高は前年同期を大幅に上回りました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末の192億円に比べて78億円減少し、114億円となりました。なお、資金運用としての親会社への短期貸付金のうち、現金及び現金同等物の範囲に含まれない貸付期間が3か月超のものは、前連結会計年度末の1,100億円に比べて205億円減少し、895億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
・営業活動によるキャッシュ・フローは、5億円の支出(前年同期は206億円の収入)となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益167億円、減価償却費108億円、のれん償却額60億円等であります。一方、主な支出要因は、退職給付信託の設定額190億円、法人税等の支払額116億円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
・投資活動によるキャッシュ・フローは、16億円の収入(前年同期は342億円の支出)となりました。主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出163億円等であります。一方、主な収入要因は、短期貸付金の純減少額204億円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
・財務活動によるキャッシュ・フローは、78億円の支出(前年同期比48.3%増)となりました。主な支出要因は、配当金の支払額68億円等であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は、219億円であります。
また、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更の内容は、次のとおりであります。
① 医薬事業
腎カテゴリー
(国内)
・カルシウム受容体作動薬「レグパラ」の12.5mg製剤の承認申請を3月に行いました。
(海外)
・中国においてカルシウム受容体作動薬Cinacalcet Hydrochloride(日本製品名「レグパラ」)の承認を6月に取得しました。
がんカテゴリー
(国内)
・「レグパラ」の副甲状腺癌における高カルシウム血症、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症における高カルシウム血症の効能・効果及び用法・用量追加の承認を2月に取得しました。
・抗CCR4ヒト化抗体「ポテリジオ」の再発又は難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫並びに皮膚T細胞性リンパ腫の効能・効果追加の承認を3月に取得しました。
・腎性貧血治療剤「ネスプ」の骨髄異形成症候群に伴う貧血を対象とした承認申請を3月に行いました。
・「ポテリジオ」の初発未治療のCCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫の効能・効果及び用法・容量追加の承認申請を2月に一旦取り下げましたが、6月に再度申請を行いました。
・持続型G-CSF製剤KRN125のがん化学療法による発熱性好中球減少症を対象とした承認を申請中です(平成25年6月申請)。
・ARQ 197のソラフェニブ治療歴を有するc-Met高発現の切除不能肝細胞癌を対象とした第Ⅲ相臨床試験を2月に開始しました。
・欧米で実施している再発又は難治性皮膚T細胞性リンパ腫を対象としたKW-0761(製品名「ポテリジオ」)の効果と安全性を評価する第Ⅲ相臨床試験の実施国として4月に日本を追加しました。
免疫・アレルギーカテゴリー
(国内)
・抗IL-5受容体ヒト化抗体KHK4563の喘息を対象とした第Ⅲ相臨床試験を、ライセンス導出先であるアストラゼネカ社が実施中の国際共同試験計画の一環として、日本及び韓国において4月に開始しました。
中枢神経カテゴリー
(国内)
・抗てんかん剤「トピナ」の新剤形(細粒剤)追加の承認を1月に取得しました。
② バイオケミカル事業
重要な変更はありません。