四半期報告書-第195期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、日本セグメントでは薬価改定や後発品の影響を大きく受けた結果、前年同四半期に比べ減収となりましたが、北米セグメントでは非定型抗精神病薬「ラツーダ」が順調に販売を拡大しており、中国セグメントではカルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」を中心に増収となった結果、前年同四半期と同水準の897億43百万円(前年同四半期比0.1%増)となりました。販売費及び一般管理費では、北米セグメントを中心に販売関係費用等が増加しました。また、研究開発費が増加しました結果、営業利益は86億94百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。なお、営業外損益および特別損益の改善により、経常利益は95億51百万円(前年同四半期比0.6%増)、四半期純利益は57億56百万円(前年同四半期比19.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
高血圧症治療剤「アイミクス」およびパーキンソン病治療剤「トレリーフ」の戦略製品2剤の売上は順調に拡大しましたが、薬価改定や後発品使用促進策の浸透による既存品の売上減少の影響等を補うには至らず、売上高は374億90百万円(前年同四半期比11.7%減)となりました。セグメント利益は、経費の効率的使用に努めましたが、売上高減少の影響が大きく118億80百万円(前年同四半期比25.1%減)となりました。
② 北米
本年4月に独占販売期間の終了を迎えた催眠鎮静剤「ルネスタ」の売上高が大きく減少しましたが、「ラツーダ」のさらなる売上拡大や本年4月に新発売した抗てんかん剤「アプティオム」の早期立ち上げに注力した結果、売上高は356億36百万円(前年同四半期比11.9%増)となりました。セグメント利益は、「ラツーダ」の売上拡大に伴い広告宣伝費等が増加した一方で、「ルネスタ」にかかる特許権の償却終了による減価償却費の減少があり、88億93百万円(前年同四半期比58.7%増)となりました。
③ 中国
「メロペン」の販売が引き続き大きく拡大しており、売上高は42億22百万円(前年同四半期比76.4%増)、セグメント利益は20億35百万円(前年同四半期比425.3%増)と大幅な増益となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出減少の影響が大きく、売上高は24億51百万円(前年同四半期比3.2%減)、セグメント利益は5億4百万円(前年同四半期比50.2%減)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は99億43百万円(前年同四半期比4.3%減)、セグメント利益は5億98百万円(前年同四半期比29.2%減)となりました。
(2)財政状態
資産については、受取手形及び売掛金や短期貸付金が減少しました。また、減価償却の実施や為替換算の影響により無形固定資産が減少した結果、総資産は前連結会計年度末に比べ206億48百万円減少し、6,383億83百万円となりました。
負債については、前連結会計年度にかかる法人税等の支払いにより未払法人税等が減少したことに加え、未払金や長期借入金等が減少した結果、前連結会計年度末に比べ182億52百万円減少し、2,422億39百万円となりました。
純資産については、利益剰余金は増加しましたが、為替換算調整勘定が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ23億96百万円減少し、3,961億44百万円となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は62.1%となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は152億14百万円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
昨年11月に米国で承認を取得しておりました抗てんかん剤「アプティオム」については、本年4月に米国で発売いたしました。
米国・カナダ等で実施中でありました抗がん剤BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験については、本年5月に新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が中止されることとなりました。
一方、本年6月に米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)の2014年年次総会において、BBI608の固形がん(単剤)第Ⅰ/Ⅱ相試験の継続試験における新製剤の検討試験、BBI608の固形がん(パクリタキセルとの併用)第Ⅰ/Ⅱ相試験およびBBI503の固形がん(単剤)第Ⅰ相試験の結果について発表いたしました。
また、再生・細胞医薬事業の研究拠点として神戸医療産業都市において開設に向けた準備を進めておりました「神戸再生・細胞医薬センター」については、本年4月に開設し、稼働いたしました。再生医療および細胞医薬に関する最先端の情報を入手することができる環境を活かした研究活動を推進し、iPS細胞等を用いた再生医療および細胞医薬事業における新たなイノベーションの創出を目指します。
国内での主要な開発状況は以下のとおりであります。
(平成26年7月30日現在)
(注)BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験において、新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が平成26年5月に中止されることとなりました。
また、海外での主要な開発状況は以下のとおりであります。
(平成26年7月30日現在)
(注)BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験において、新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が平成26年5月に中止されることとなりました。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、日本セグメントでは薬価改定や後発品の影響を大きく受けた結果、前年同四半期に比べ減収となりましたが、北米セグメントでは非定型抗精神病薬「ラツーダ」が順調に販売を拡大しており、中国セグメントではカルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」を中心に増収となった結果、前年同四半期と同水準の897億43百万円(前年同四半期比0.1%増)となりました。販売費及び一般管理費では、北米セグメントを中心に販売関係費用等が増加しました。また、研究開発費が増加しました結果、営業利益は86億94百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。なお、営業外損益および特別損益の改善により、経常利益は95億51百万円(前年同四半期比0.6%増)、四半期純利益は57億56百万円(前年同四半期比19.7%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
高血圧症治療剤「アイミクス」およびパーキンソン病治療剤「トレリーフ」の戦略製品2剤の売上は順調に拡大しましたが、薬価改定や後発品使用促進策の浸透による既存品の売上減少の影響等を補うには至らず、売上高は374億90百万円(前年同四半期比11.7%減)となりました。セグメント利益は、経費の効率的使用に努めましたが、売上高減少の影響が大きく118億80百万円(前年同四半期比25.1%減)となりました。
② 北米
本年4月に独占販売期間の終了を迎えた催眠鎮静剤「ルネスタ」の売上高が大きく減少しましたが、「ラツーダ」のさらなる売上拡大や本年4月に新発売した抗てんかん剤「アプティオム」の早期立ち上げに注力した結果、売上高は356億36百万円(前年同四半期比11.9%増)となりました。セグメント利益は、「ラツーダ」の売上拡大に伴い広告宣伝費等が増加した一方で、「ルネスタ」にかかる特許権の償却終了による減価償却費の減少があり、88億93百万円(前年同四半期比58.7%増)となりました。
③ 中国
「メロペン」の販売が引き続き大きく拡大しており、売上高は42億22百万円(前年同四半期比76.4%増)、セグメント利益は20億35百万円(前年同四半期比425.3%増)と大幅な増益となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出減少の影響が大きく、売上高は24億51百万円(前年同四半期比3.2%減)、セグメント利益は5億4百万円(前年同四半期比50.2%減)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は99億43百万円(前年同四半期比4.3%減)、セグメント利益は5億98百万円(前年同四半期比29.2%減)となりました。
(2)財政状態
資産については、受取手形及び売掛金や短期貸付金が減少しました。また、減価償却の実施や為替換算の影響により無形固定資産が減少した結果、総資産は前連結会計年度末に比べ206億48百万円減少し、6,383億83百万円となりました。
負債については、前連結会計年度にかかる法人税等の支払いにより未払法人税等が減少したことに加え、未払金や長期借入金等が減少した結果、前連結会計年度末に比べ182億52百万円減少し、2,422億39百万円となりました。
純資産については、利益剰余金は増加しましたが、為替換算調整勘定が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ23億96百万円減少し、3,961億44百万円となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は62.1%となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は152億14百万円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
昨年11月に米国で承認を取得しておりました抗てんかん剤「アプティオム」については、本年4月に米国で発売いたしました。
米国・カナダ等で実施中でありました抗がん剤BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験については、本年5月に新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が中止されることとなりました。
一方、本年6月に米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)の2014年年次総会において、BBI608の固形がん(単剤)第Ⅰ/Ⅱ相試験の継続試験における新製剤の検討試験、BBI608の固形がん(パクリタキセルとの併用)第Ⅰ/Ⅱ相試験およびBBI503の固形がん(単剤)第Ⅰ相試験の結果について発表いたしました。
また、再生・細胞医薬事業の研究拠点として神戸医療産業都市において開設に向けた準備を進めておりました「神戸再生・細胞医薬センター」については、本年4月に開設し、稼働いたしました。再生医療および細胞医薬に関する最先端の情報を入手することができる環境を活かした研究活動を推進し、iPS細胞等を用いた再生医療および細胞医薬事業における新たなイノベーションの創出を目指します。
国内での主要な開発状況は以下のとおりであります。
(平成26年7月30日現在)
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 |
| 申請中 | メトグルコ 経口剤 | メトホルミン塩酸塩 | (小児用量)2型糖尿病 |
| シュアポスト 経口剤 | レパグリニド | (新効能)2型糖尿病:DPP-4阻害剤を 含むすべての併用療法 | |
| 第Ⅲ相 | AS-3201 経口剤 | ラニレスタット | 糖尿病合併症 |
| SM-13496 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 | |
| 双極Ⅰ型障害うつ | |||
| 双極性障害メンテナンス | |||
| BBI608 経口剤 | 未定 | 結腸直腸がん(単剤) (注) | |
| ロナセン 経口剤 | ブロナンセリン | (小児用量)統合失調症 | |
| 第Ⅱ/Ⅲ相 | EPI-743 経口剤 | 未定 | リー脳症 |
| 第Ⅱ相 | DSP-1747 経口剤 | obeticholic acid | 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) |
| DSP-6952 経口剤 | 未定 | 便秘型IBS、慢性便秘 | |
| ロナセン 経皮吸収型製剤 | ブロナンセリン | (新剤形:経皮吸収型製剤)統合失調症 | |
| トレリーフ 経口剤 | ゾニサミド | (新効能)レビー小体型認知症(DLB)に伴うパーキンソニズム | |
| 第Ⅰ/Ⅱ相 | WT4869 注射剤 | 未定 | 骨髄異形成症候群 |
| 第Ⅰ相 | DSP-3025 点鼻剤 | 未定 | 気管支喘息、アレルギー性鼻炎 |
| WT4869 注射剤 | 未定 | 固形がん | |
| WT2725 注射剤 | 未定 | 固形がん | |
| BBI608 経口剤 | 未定 | 胃がん(併用) |
(注)BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験において、新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が平成26年5月に中止されることとなりました。
また、海外での主要な開発状況は以下のとおりであります。
(平成26年7月30日現在)
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 | 国/地域 |
| 承認/ 発売準備中 | ラツーダ 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 | オースト ラリア |
| アプティオム 経口剤 | eslicarbazepine acetate | てんかん(併用療法) | カナダ | |
| 申請中 | アムルビシン塩酸塩 注射剤 | アムルビシン塩酸塩 | 小細胞肺がん | 中国 |
| ブロナンセリン 経口剤 | ブロナンセリン | 統合失調症 | 中国 | |
| 第Ⅲ相 | BBI608 経口剤 | 未定 | 結腸直腸がん(単剤) (注) | 米国・ カナダ等 |
| 胃がん/食道胃接合部腺がん (併用) | 米国・ カナダ | |||
| SM-13496 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 | 中国 | |
| ラツーダ 経口剤 | (新効能)双極性障害メンテナンス | 米国・ 欧州等 | ||
| (新効能)大うつ(混合症状) | ||||
| アプティオム 経口剤 | eslicarbazepine acetate | (新効能)てんかん(単剤治療) | 米国 | |
| 第Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | 未定 | 結腸直腸がん(併用) | 米国・ カナダ |
| SUN-101 吸入剤 | グリコピロニウム臭化物 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) | 米国 | |
| SEP-225289 経口剤 | dasotraline | 注意欠如・多動症(ADHD) | 米国 | |
| BBI503 経口剤 | 未定 | 腎細胞がん、尿路上皮がん (単剤) | カナダ | |
| 肝細胞がん、胆管がん(単剤) | ||||
| 消化管間質腫瘍がん(単剤) | ||||
| 第Ⅰ/Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | 未定 | 固形がん(併用) | 米国・ カナダ |
| BBI503 経口剤 | 未定 | 固形がん(単剤) | 米国・ カナダ | |
| 第Ⅰ相 | DSP-2230 経口剤 | 未定 | 神経障害性疼痛 | 英国・ 米国 |
| WT2725 注射剤 | 未定 | 固形がん、血液がん | 米国 | |
| SEP-363856 経口剤 | 未定 | 統合失調症 | 米国 | |
| BBI608 経口剤 | 未定 | 消化器がん(併用) | 米国・ カナダ |
(注)BBI608の結腸直腸がん(単剤)を対象とした第Ⅲ相国際共同治験において、新規の患者登録および登録済みの患者さんへの投与が平成26年5月に中止されることとなりました。