四半期報告書-第196期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、日本セグメントでは、高血圧症治療剤「アイミクス」等の売上拡大に努めましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、減収となりました。また、北米セグメントでは、非定型抗精神病薬「ラツーダ」が堅調に売上拡大したことに加え、円安の影響もあり、大幅な増収となりました。この結果、連結合計では1,989億26百万円(前年同四半期比11.6%増)となりました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝や研究開発等の積極的な戦略的投資の実施に加え、円安の影響により増加しました。この結果、営業利益は168億47百万円(前年同四半期比41.0%増)、経常利益は175億2百万円(前年同四半期比37.7%増)となりました。また、特別損益として、投資有価証券売却益等を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は132億14百万円(前年同四半期比12.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
「アイミクス」、パーキンソン病治療剤「トレリーフ」および非定型抗精神病薬「ロナセン」の戦略品3剤ならびにビグアナイド系経口血糖降下剤「メトグルコ」の売上は拡大しましたが、長期収載品の売上減少を補うには至らず、売上高は740億円(前年同四半期比5.3%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響が大きく、220億51百万円(前年同四半期比15.8%減)となりました。
② 北米
「ラツーダ」や長時間作用型β作動薬「ブロバナ」、抗てんかん剤「アプティオム」の売上が伸長したことに加え、円安の影響もあり、売上高は901億57百万円(前年同四半期比33.7%増)となりました。セグメント利益は、売上増加による売上総利益の大幅な増加等により、295億11百万円(前年同四半期比115.9%増)となりました。
③ 中国
カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」等の売上は、現地通貨ベースでは微減となりましたが、円安の影響により、売上高は95億71百万円(前年同四半期比14.5%増)、セグメント利益は38億13百万円(前年同四半期比4.0%増)となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出が増加したこと等により、売上高は46億56百万円(前年同四半期比4.1%増)となりました。セグメント利益は、品目構成の変化による売上原価率の改善等により、8億9百万円(前年同四半期比29.8%増)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は205億40百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益は8億58百万円(前年同四半期比12.2%減)となりました。
(2) 財政状態
資産については、流動資産は、現金及び預金や繰延税金資産が大きく増加しましたが、固定資産は、減価償却や投資有価証券の売却等により減少しました。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ144億30百万円増加し、7,260億14百万円となりました。
負債については、有利子負債(社債及び借入金)は減少しましたが、未払法人税等の増加や「ラツーダ」の売上増加による売上割戻引当金の増加等により、前連結会計年度末に比べ98億84百万円増加し、2,704億46百万円となりました。
純資産については、為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金が減少しましたが、利益剰余金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ45億45百万円増加し、4,555億67百万円となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は62.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上割戻引当金の増加や法人税等の支払額の減少等がありましたが、売上債権の増加等により、前年同四半期連結累計期間に比べ72億88百万円収入が減少し、142億78百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が発生しなかったことに加え、投資有価証券の売却による収入、投資事業組合からの分配による収入等が増加したため、前年同四半期連結累計期間に比べ129億91百万円収入が増加し、281億56百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済や配当金の支払等であり、前年同四半期連結累計期間に比べ26百万円支出が減少し、82億54百万円の支出となりました。
上記に、現金及び現金同等物の為替換算による影響額と連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の調整額を加えた結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,544億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ316億90百万円増加しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は402億円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
部分てんかん発作の併用療法を適応症として、北米において販売している「アプティオム」については、本年8月に米国における単剤療法の適応追加承認を取得しました。
非定型抗精神病薬ルラシドン塩酸塩については、日本における統合失調症の承認取得を目的とした第Ⅲ相臨床試験の結果から、本年4月、本試験結果に基づく製造販売承認申請は難しいと判断しました。現在、今後の開発方針を検討しております。
当社グループにおける開発状況は以下のとおりであります。
(平成27年10月28日現在)
(注) 1 第Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
2 平成26年5月に新規患者登録および登録済みの患者への投与を中止
3 第Ⅱ/Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、北米セグメントにおける生産および販売の実績が著しく増加しました。これは、売上の拡大とこれに伴う生産量の増加に加え、円安の影響により円換算額が増加したことによるものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、日本セグメントでは、高血圧症治療剤「アイミクス」等の売上拡大に努めましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、減収となりました。また、北米セグメントでは、非定型抗精神病薬「ラツーダ」が堅調に売上拡大したことに加え、円安の影響もあり、大幅な増収となりました。この結果、連結合計では1,989億26百万円(前年同四半期比11.6%増)となりました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝や研究開発等の積極的な戦略的投資の実施に加え、円安の影響により増加しました。この結果、営業利益は168億47百万円(前年同四半期比41.0%増)、経常利益は175億2百万円(前年同四半期比37.7%増)となりました。また、特別損益として、投資有価証券売却益等を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は132億14百万円(前年同四半期比12.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
「アイミクス」、パーキンソン病治療剤「トレリーフ」および非定型抗精神病薬「ロナセン」の戦略品3剤ならびにビグアナイド系経口血糖降下剤「メトグルコ」の売上は拡大しましたが、長期収載品の売上減少を補うには至らず、売上高は740億円(前年同四半期比5.3%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響が大きく、220億51百万円(前年同四半期比15.8%減)となりました。
② 北米
「ラツーダ」や長時間作用型β作動薬「ブロバナ」、抗てんかん剤「アプティオム」の売上が伸長したことに加え、円安の影響もあり、売上高は901億57百万円(前年同四半期比33.7%増)となりました。セグメント利益は、売上増加による売上総利益の大幅な増加等により、295億11百万円(前年同四半期比115.9%増)となりました。
③ 中国
カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」等の売上は、現地通貨ベースでは微減となりましたが、円安の影響により、売上高は95億71百万円(前年同四半期比14.5%増)、セグメント利益は38億13百万円(前年同四半期比4.0%増)となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出が増加したこと等により、売上高は46億56百万円(前年同四半期比4.1%増)となりました。セグメント利益は、品目構成の変化による売上原価率の改善等により、8億9百万円(前年同四半期比29.8%増)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は205億40百万円(前年同四半期比3.3%増)、セグメント利益は8億58百万円(前年同四半期比12.2%減)となりました。
(2) 財政状態
資産については、流動資産は、現金及び預金や繰延税金資産が大きく増加しましたが、固定資産は、減価償却や投資有価証券の売却等により減少しました。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ144億30百万円増加し、7,260億14百万円となりました。
負債については、有利子負債(社債及び借入金)は減少しましたが、未払法人税等の増加や「ラツーダ」の売上増加による売上割戻引当金の増加等により、前連結会計年度末に比べ98億84百万円増加し、2,704億46百万円となりました。
純資産については、為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金が減少しましたが、利益剰余金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ45億45百万円増加し、4,555億67百万円となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は62.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上割戻引当金の増加や法人税等の支払額の減少等がありましたが、売上債権の増加等により、前年同四半期連結累計期間に比べ72億88百万円収入が減少し、142億78百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が発生しなかったことに加え、投資有価証券の売却による収入、投資事業組合からの分配による収入等が増加したため、前年同四半期連結累計期間に比べ129億91百万円収入が増加し、281億56百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に借入金の返済や配当金の支払等であり、前年同四半期連結累計期間に比べ26百万円支出が減少し、82億54百万円の支出となりました。
上記に、現金及び現金同等物の為替換算による影響額と連結子会社の決算期変更に伴う現金及び現金同等物の調整額を加えた結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,544億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ316億90百万円増加しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は402億円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
部分てんかん発作の併用療法を適応症として、北米において販売している「アプティオム」については、本年8月に米国における単剤療法の適応追加承認を取得しました。
非定型抗精神病薬ルラシドン塩酸塩については、日本における統合失調症の承認取得を目的とした第Ⅲ相臨床試験の結果から、本年4月、本試験結果に基づく製造販売承認申請は難しいと判断しました。現在、今後の開発方針を検討しております。
当社グループにおける開発状況は以下のとおりであります。
(平成27年10月28日現在)
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 | 国/地域 |
| 申請中 | アムルビシン塩酸塩 注射剤 | アムルビシン塩酸塩 | 小細胞肺がん | 中国 |
| ブロナンセリン 経口剤 | ブロナンセリン | 統合失調症 | 中国 | |
| アプティオム 経口剤 | eslicarbazepine acetate | (新効能)てんかん(単剤) | カナダ | |
| 第Ⅲ相 | AS-3201 経口剤 | ラニレスタット | 糖尿病合併症 | 日本 |
| SM-13496 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 (注)1 | 日本 | |
| 双極Ⅰ型障害うつ | ||||
| 双極性障害メンテナンス | ||||
| 統合失調症 | 中国 | |||
| ラツーダ 経口剤 | (新効能)双極性障害メンテナンス | 米国・ 欧州等 | ||
| BBI608 経口剤 | napabucasin | 結腸直腸がん(単剤) (注)2 | 米国・ カナダ・ 日本等 | |
| 胃または食道胃接合部腺がん (併用) | 米国・ カナダ・ 日本等 | |||
| SEP-225289 経口剤 | dasotraline | 成人注意欠如・多動症(ADHD) | 米国 | |
| SUN-101 吸入剤 | グリコピロニウム臭化物 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) | 米国 | |
| ロナセン 経口剤 | ブロナンセリン | (小児用量)統合失調症 | 日本 | |
| ロナセン 経皮吸収型製剤 | (新剤形:経皮吸収型製剤)統合失調症 | |||
| トレリーフ 経口剤 | ゾニサミド | (新効能)レビー小体型認知症(DLB)に伴うパーキンソニズム | 日本 | |
| 第Ⅱ/Ⅲ相 | EPI-743 経口剤 | バチキノン | リー脳症 (注)3 | 日本 |
| SEP-225289 経口剤 | dasotraline | 小児注意欠如・多動症(ADHD) | 米国 | |
| 過食性障害(BED) | ||||
| 第Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | napabucasin | 結腸直腸がん(併用) | 米国・ カナダ |
| DSP-1747 経口剤 | obeticholic acid | 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) | 日本 | |
| DSP-6952 経口剤 | 未定 | 便秘型IBS、慢性便秘 | 日本 |
(注) 1 第Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
2 平成26年5月に新規患者登録および登録済みの患者への投与を中止
3 第Ⅱ/Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 | 国/地域 |
| 第Ⅱ相 | BBI503 経口剤 | 未定 | 腎細胞がん、尿路上皮がん(単剤) | カナダ |
| 肝細胞がん、胆管がん(単剤) | ||||
| 消化管間質腫瘍(単剤) | ||||
| 卵巣がん(単剤) | 米国 | |||
| SB623 注射剤 | 未定 | 慢性期脳梗塞 | 米国 | |
| EPI-589 経口剤 | 未定 | パーキンソン病 | 米国 | |
| 筋萎縮性側索硬化症(ALS) | ||||
| 第Ⅰ/Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | napabucasin | 固形がん(併用) | 米国・ カナダ |
| 悪性胸膜中皮腫(併用) | 日本 | |||
| 肝細胞がん(併用) | 米国 | |||
| 膠芽腫(併用) | カナダ | |||
| 固形がん(併用) | 米国 | |||
| BBI503 経口剤 | 未定 | 固形がん(単剤) | 米国・ カナダ | |
| 肝細胞がん(併用) | 米国 | |||
| 固形がん(併用) | 米国・ カナダ | |||
| WT4869 注射剤 | 未定 | 骨髄異形成症候群 | 日本 | |
| DSP-7888 注射剤 | 未定 | 骨髄異形成症候群 | 日本 | |
| 第Ⅰ相 | WT4869 注射剤 | 未定 | 固形がん | 日本 |
| WT2725 注射剤 | 未定 | 固形がん、血液がん | 米国 | |
| 固形がん | 日本 | |||
| DSP-2230 経口剤 | 未定 | 神経障害性疼痛 | 英国・ 米国 | |
| SEP-363856 経口剤 | 未定 | 統合失調症 | 米国 | |
| BBI608 経口剤 | napabucasin | 消化器がん(併用) | 米国・ カナダ | |
| 膵がん(併用) | 米国 | |||
| 血液がん(単剤・併用) | ||||
| 肝細胞がん(併用) | 日本 | |||
| DSP-3748 経口剤 | 未定 | 統合失調症に伴う認知機能障害 | 米国 | |
| BBI503 経口剤 | 未定 | 固形がん(単剤)、肝細胞がん(併用) | 日本 | |
| BBI608+BBI503 経口剤 | ― | 固形がん(併用) | 米国 | |
| DSP-7888 注射剤 | 未定 | 固形がん、血液がん | 米国 |
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、北米セグメントにおける生産および販売の実績が著しく増加しました。これは、売上の拡大とこれに伴う生産量の増加に加え、円安の影響により円換算額が増加したことによるものであります。