四半期報告書-第196期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、北米セグメントでは、非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が大幅に売上拡大し、増収となりました。しかしながら、日本セグメントでは、高血圧症治療剤「アイミクス」等の売上拡大に努めましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、減収となりました。この結果、連結合計では3,045億32百万円(前年同四半期比9.1%増)となりました。販売費及び一般管理費は、北米において積極的に研究開発を進めるなど戦略的な投資を実施したことに加え、円安の影響により増加しました。この結果、営業利益は310億86百万円(前年同四半期比36.2%増)、経常利益は311億33百万円(前年同四半期比38.3%増)となりました。また、特別損益として、投資有価証券売却益等を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は233億45百万円(前年同四半期比22.9%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
「アイミクス」、パーキンソン病治療剤「トレリーフ」および非定型抗精神病薬「ロナセン」等の売上は拡大しましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、売上高は1,145億6百万円(前年同四半期比5.1%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響が大きく、354億41百万円(前年同四半期比13.1%減)となりました。
② 北米
「ラツーダ」に加え、長時間作用型β作動薬「ブロバナ」、抗てんかん剤「アプティオム」等の売上が拡大したことや円安の影響もあり、売上高は1,373億40百万円(前年同四半期比25.2%増)となりました。セグメント利益は、売上の大幅な増加等により、464億22百万円(前年同四半期比76.0%増)となりました。
③ 中国
カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」の売上増加や円安の影響等により、売上高は144億53百万円(前年同四半期比17.4%増)、セグメント利益は56億90百万円(前年同四半期比26.9%増)となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出が増加したこと等により、売上高は67億32百万円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント利益は10億75百万円(前年同四半期比46.3%増)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は314億99百万円(前年同四半期比4.1%増)、セグメント利益は14億3百万円(前年同四半期比15.2%減)となりました。
(2) 財政状態
資産については、流動資産は、現金及び預金や繰延税金資産が大きく増加しました。また、固定資産は、保有株式の時価評価により投資有価証券が増加しましたが、のれんをはじめとする無形固定資産の減価償却等の影響により減少しました。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ450億14百万円増加し、7,565億97百万円となりました。
負債については、有利子負債(社債及び借入金)は減少しましたが、未払法人税等の増加や、「ラツーダ」の売上拡大による売上割戻引当金の増加等により、前連結会計年度末に比べ279億72百万円増加し、2,885億34百万円となりました。
純資産については、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ170億41百万円増加し、4,680億63百万円となりました。
なお、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は61.9%となりました。
(3) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は589億53百万円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
部分てんかん発作の併用療法を適応症として、北米において販売しております「アプティオム」については、昨年8月に米国における単剤療法の適応追加承認を取得しました。
非定型抗精神病薬ルラシドン塩酸塩については、日本における統合失調症を対象とした第Ⅲ相臨床試験の結果から、昨年4月、本試験結果に基づく製造販売承認申請は難しいと判断し、その後の開発方針を検討しておりましたが、再度承認取得を目指すことを決定し、現在、統合失調症を対象とした新規第Ⅲ相臨床試験を準備中です。
当社グループにおける開発状況は以下のとおりであります。
(平成28年1月27日現在)
(注) 1 平成26年5月に新規患者登録および登録済みの患者への投与を中止
2 第Ⅱ/Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、北米セグメントにおける生産および販売の実績が著しく増加しました。これは、売上の拡大とこれに伴う生産量の増加に加え、円安の影響により円換算額が増加したことによるものであります。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績は次のとおりであります。
売上高は、北米セグメントでは、非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が大幅に売上拡大し、増収となりました。しかしながら、日本セグメントでは、高血圧症治療剤「アイミクス」等の売上拡大に努めましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、減収となりました。この結果、連結合計では3,045億32百万円(前年同四半期比9.1%増)となりました。販売費及び一般管理費は、北米において積極的に研究開発を進めるなど戦略的な投資を実施したことに加え、円安の影響により増加しました。この結果、営業利益は310億86百万円(前年同四半期比36.2%増)、経常利益は311億33百万円(前年同四半期比38.3%増)となりました。また、特別損益として、投資有価証券売却益等を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は233億45百万円(前年同四半期比22.9%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 日本
「アイミクス」、パーキンソン病治療剤「トレリーフ」および非定型抗精神病薬「ロナセン」等の売上は拡大しましたが、長期収載品の売上減少の影響が大きく、売上高は1,145億6百万円(前年同四半期比5.1%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響が大きく、354億41百万円(前年同四半期比13.1%減)となりました。
② 北米
「ラツーダ」に加え、長時間作用型β作動薬「ブロバナ」、抗てんかん剤「アプティオム」等の売上が拡大したことや円安の影響もあり、売上高は1,373億40百万円(前年同四半期比25.2%増)となりました。セグメント利益は、売上の大幅な増加等により、464億22百万円(前年同四半期比76.0%増)となりました。
③ 中国
カルバペネム系抗生物質製剤「メロペン」の売上増加や円安の影響等により、売上高は144億53百万円(前年同四半期比17.4%増)、セグメント利益は56億90百万円(前年同四半期比26.9%増)となりました。
④ 海外その他
「メロペン」の輸出が増加したこと等により、売上高は67億32百万円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント利益は10億75百万円(前年同四半期比46.3%増)となりました。
上記報告セグメントのほか、当社グループは、食品素材・食品添加物および化学製品材料、動物用医薬品、診断薬等の販売を行っており、それらの事業の売上高は314億99百万円(前年同四半期比4.1%増)、セグメント利益は14億3百万円(前年同四半期比15.2%減)となりました。
(2) 財政状態
資産については、流動資産は、現金及び預金や繰延税金資産が大きく増加しました。また、固定資産は、保有株式の時価評価により投資有価証券が増加しましたが、のれんをはじめとする無形固定資産の減価償却等の影響により減少しました。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ450億14百万円増加し、7,565億97百万円となりました。
負債については、有利子負債(社債及び借入金)は減少しましたが、未払法人税等の増加や、「ラツーダ」の売上拡大による売上割戻引当金の増加等により、前連結会計年度末に比べ279億72百万円増加し、2,885億34百万円となりました。
純資産については、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことから、前連結会計年度末に比べ170億41百万円増加し、4,680億63百万円となりました。
なお、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は61.9%となりました。
(3) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は589億53百万円であります。なお、当社グループは、研究開発費をグローバルに管理しているため、セグメントに配分しておりません。
部分てんかん発作の併用療法を適応症として、北米において販売しております「アプティオム」については、昨年8月に米国における単剤療法の適応追加承認を取得しました。
非定型抗精神病薬ルラシドン塩酸塩については、日本における統合失調症を対象とした第Ⅲ相臨床試験の結果から、昨年4月、本試験結果に基づく製造販売承認申請は難しいと判断し、その後の開発方針を検討しておりましたが、再度承認取得を目指すことを決定し、現在、統合失調症を対象とした新規第Ⅲ相臨床試験を準備中です。
当社グループにおける開発状況は以下のとおりであります。
(平成28年1月27日現在)
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 | 国/地域 |
| 申請中 | アムルビシン塩酸塩 注射剤 | アムルビシン塩酸塩 | 小細胞肺がん | 中国 |
| ブロナンセリン 経口剤 | ブロナンセリン | 統合失調症 | 中国 | |
| アプティオム 経口剤 | eslicarbazepine acetate | (新効能)てんかん(単剤) | カナダ | |
| SM-13496 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 | 中国 | |
| 第Ⅲ相 | AS-3201 経口剤 | ラニレスタット | 糖尿病合併症 | 日本 |
| SM-13496 経口剤 | ルラシドン塩酸塩 | 統合失調症 | 日本 | |
| 双極Ⅰ型障害うつ | ||||
| 双極性障害メンテナンス | ||||
| BBI608 経口剤 | napabucasin | 結腸直腸がん(単剤) (注)1 | 米国・ カナダ・ 日本等 | |
| 胃または食道胃接合部腺がん (併用) | 米国・ カナダ・ 日本等 | |||
| 結腸直腸がん(併用) | 米国 | |||
| SEP-225289 経口剤 | dasotraline | 成人注意欠如・多動症(ADHD) | 米国 | |
| SUN-101 吸入剤 | グリコピロニウム臭化物 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD) | 米国 | |
| ロナセン 経口剤 | ブロナンセリン | (小児用量)統合失調症 | 日本 | |
| ロナセン 経皮吸収型製剤 | (新剤形:経皮吸収型製剤)統合失調症 | |||
| トレリーフ 経口剤 | ゾニサミド | (新効能)レビー小体型認知症(DLB)に伴うパーキンソニズム | 日本 | |
| 第Ⅱ/Ⅲ相 | EPI-743 経口剤 | バチキノン | リー脳症 (注)2 | 日本 |
| SEP-225289 経口剤 | dasotraline | 小児注意欠如・多動症(ADHD) | 米国 | |
| 過食性障害(BED) | ||||
| 第Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | napabucasin | 結腸直腸がん(併用) | 米国・ カナダ |
| DSP-1747 経口剤 | obeticholic acid | 非アルコール性脂肪肝炎(NASH) | 日本 | |
| DSP-6952 経口剤 | 未定 | 便秘型IBS、慢性便秘 | 日本 |
(注) 1 平成26年5月に新規患者登録および登録済みの患者への投与を中止
2 第Ⅱ/Ⅲ相試験終了、今後の開発方針について検討中
| 開発段階 | 製品/コード名 剤形 | 一般名 | 予定適応症 | 国/地域 |
| 第Ⅱ相 | BBI503 経口剤 | 未定 | 腎細胞がん、尿路上皮がん(単剤) | カナダ |
| 肝細胞がん、胆管がん(単剤) | ||||
| 消化管間質腫瘍(単剤) | ||||
| 卵巣がん(単剤) | 米国 | |||
| SB623 注射剤 | 未定 | 慢性期脳梗塞 | 米国 | |
| EPI-589 経口剤 | 未定 | パーキンソン病 | 米国 | |
| 筋萎縮性側索硬化症(ALS) | ||||
| 第Ⅰ/Ⅱ相 | BBI608 経口剤 | napabucasin | 固形がん(併用) | 米国・ カナダ |
| 悪性胸膜中皮腫(併用) | 日本 | |||
| 肝細胞がん(併用) | 米国 | |||
| 膠芽腫(併用) | カナダ | |||
| 固形がん(併用) | 米国 | |||
| BBI503 経口剤 | 未定 | 固形がん(単剤) | 米国・ カナダ | |
| 肝細胞がん(併用) | 米国 | |||
| 固形がん(併用) | 米国・ カナダ | |||
| DSP-7888 注射剤 | 未定 | 骨髄異形成症候群 | 日本 | |
| WT4869 注射剤 | 未定 | 骨髄異形成症候群 | 日本 | |
| 第Ⅰ相 | WT4869 注射剤 | 未定 | 固形がん | 日本 |
| WT2725 注射剤 | 未定 | 固形がん、血液がん | 米国 | |
| 固形がん | 日本 | |||
| DSP-2230 経口剤 | 未定 | 神経障害性疼痛 | 英国・ 米国 | |
| SEP-363856 経口剤 | 未定 | 統合失調症 | 米国 | |
| BBI608 経口剤 | napabucasin | 消化器がん(併用) | 米国・ カナダ | |
| 膵がん(併用) | 米国 | |||
| 血液がん(単剤・併用) | ||||
| 肝細胞がん(併用) | 日本 | |||
| 結腸直腸がん(併用) | ||||
| DSP-3748 経口剤 | 未定 | 統合失調症に伴う認知機能障害 | 米国 | |
| BBI503 経口剤 | 未定 | 固形がん(単剤)、肝細胞がん(併用) | 日本 | |
| BBI608+BBI503 経口剤 | ― | 固形がん(併用) | 米国 | |
| DSP-7888 注射剤 | 未定 | 固形がん、血液がん | 米国 |
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、北米セグメントにおける生産および販売の実績が著しく増加しました。これは、売上の拡大とこれに伴う生産量の増加に加え、円安の影響により円換算額が増加したことによるものであります。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。
| 会社名 事業所名 | 所在地 | 設備の内容 | 完成年月 |
| 当社 大阪研究所 | 大阪市此花区 | 研究2号館耐震・改修工事 | 平成27年12月 |