四半期報告書-第161期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期の経営成績は、売上高824億5千6百万円(前年同期比0.1%減、為替変動の影響を除いた実質前年同期比0.9%減)、事業利益80億9千万円(前年同期比11.0%減)、営業利益82億8千1百万円(同55.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益59億5千5百万円(同56.1%減)となりました。
当社グループは、新たに中長期経営戦略フレーム「Vision(ビジョン)2030」を策定し、サステナビリティ重要課題への取組みを推進するとともに、3つの成長戦略である、「4つの提供価値領域における成長加速」、「成長に向けた事業基盤への変革」、「変革を実現するダイナミズムの創出」にもとづく施策を推進しています。また、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、当社グループは感染拡大の防止と従業員の安全確保に最大限努めるとともに、衛生習慣の定着に向けた活動にも注力しています。
国内事業では、ハミガキ、衛生関連品、柔軟剤、台所用洗剤、皮膚用薬等において新製品を導入し、効率的なマーケティング施策等により育成を図りました。
海外事業では、オーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野の拡大施策を推進するとともに、洗濯用洗剤等のホームケア分野の競争力強化と収益性向上に取り組みました。
[経営成績の概況]
(注)事業利益は、売上総利益から販売費および一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。
[セグメントごとの経営成績]
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント内およびセグメント間の内部売上高を含んでおります。
① 一般用消費財事業
当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前年同期比1.5%の減少となりました。セグメント利益は、前年同期比22.2%の減少となりました。
[売上高の分野別状況]
(オーラルケア分野)
ハミガキは、「システマEX(イーエックス) ハミガキ」が前年同期を下回りましたが、「システマ ハグキプラス プレミアムハミガキ」が好調に推移するとともに、歯の表面にできるミクロなキズに残る着色汚れまで徹底除去する美白ハミガキの新製品「Lightee(ライティー) ハミガキ」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前年同期を上回りました。
ハブラシは、「ビトイーン」が前年同期を下回りましたが、「NONIO(ノニオ) ハブラシ」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
デンタルリンスは、昨年発売した「NONIO(ノニオ) プラスホワイトニングデンタルリンス」がお客様のご好評をいただきましたが、全体の売上は前年同期比微減となりました。
(ビューティケア分野)
ハンドソープは、前年同期の需要拡大の反動で「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
ボディソープは、「hadakara(ハダカラ) ボディソープ」が堅調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
制汗剤は、「Ban(バン) 汗ブロックロールオン」シリーズが前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(ファブリックケア分野)
柔軟剤は、「ソフラン プレミアム消臭」が堅調に推移するとともに、「ソフラン アロマリッチ」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
洗濯用洗剤は、液体高濃度洗剤「トップ スーパーNANOX(ナノックス) ニオイ専用」が好調に推移しましたが、液体洗剤「トップ クリアリキッド」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(リビングケア分野)
台所用洗剤は、いつも通り洗うだけですすぎの水切れが良く食器が速く乾き、清潔に洗い上がる新製品「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ) 速乾+(プラス) カラッと除菌」がお客様のご好評をいただくとともに、食器洗い機専用洗剤「CHARMY(チャーミー) クリスタ」が順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
住居用洗剤は、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」や浴室用カビ防止剤「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
(薬品分野)
解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」が伸びなやみ、全体の売上は前年同期比微減となりました。
点眼剤は、「スマイル40 プレミアムDX(ディーエックス)」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(その他の分野)
通信販売商品は、「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が堅調に推移しましたが、全体の売上は前年同期を下回りました。
ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が堅調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
② 産業用品事業
当事業は、タイヤの防着剤等を取り扱う「モビリティ分野」、2次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前年同期比4.9%の増加となりました。セグメント利益は、前年同期比42.7%の増加となりました。
モビリティ分野では、タイヤの防着剤やゴム離型剤が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
エレクトロニクス分野では、車載電池向けカーボンや半導体搬送材料向け導電樹脂が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
業務用洗浄剤分野では、ハンドソープが前年同期を大幅に上回りましたが、厨房向け消毒用アルコールや食器洗浄機用洗浄剤が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期比微減となりました。
③ 海外事業
海外は、タイ、マレーシア等の東南アジア、韓国、中国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前年同期比4.7%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は1.8%の増加)となりました。セグメント利益は、前年同期比8.1%の増加となりました。
[地域別売上状況]
(地域別の状況)
東南アジア全体の売上高は、前年同期比1.6%の増加となりました。
タイでは、洗濯用洗剤が堅調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を上回りました。
また、マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
北東アジア全体の売上高は、前年同期比10.8%の増加となりました。
韓国では、ハンドソープが前年同期を下回り、円貨換算後の全体の売上は前年同期比微減となりました。
また、中国では、「システマ」ハブラシが前年同期を大幅に上回るとともに、日本からの輸入品の販売が大幅に増加し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
④ その他
その他(建設請負事業等)では、全体の売上高は、前年同期比29.8%の増加となりました。セグメント利益は、前年同期比2.5%の増加となりました。
(2) 財政状態の状況
資産合計は、現金及び現金同等物の減少等により、前連結会計年度末と比較して323億5千1百万円減少し、4,031億5千万円となりました。資本合計は、63億2千4百万円増加し、2,511億8千1百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は58.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、営業債務及びその他の債務の減少等により、155億1千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は65億2百万円の資金の減少)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、149億8千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は16億4千7百万円の資金の増加)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額等により、38億5千9百万円の資金の減少となりました。(前年同期は35億6千5百万円の資金の減少)
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ336億8千5百万円減少し、878億4千8百万円となりました。また、前第1四半期連結会計期間末に比べて132億4千万円減少しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は24億7千9百万円であります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期の経営成績は、売上高824億5千6百万円(前年同期比0.1%減、為替変動の影響を除いた実質前年同期比0.9%減)、事業利益80億9千万円(前年同期比11.0%減)、営業利益82億8千1百万円(同55.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益59億5千5百万円(同56.1%減)となりました。
当社グループは、新たに中長期経営戦略フレーム「Vision(ビジョン)2030」を策定し、サステナビリティ重要課題への取組みを推進するとともに、3つの成長戦略である、「4つの提供価値領域における成長加速」、「成長に向けた事業基盤への変革」、「変革を実現するダイナミズムの創出」にもとづく施策を推進しています。また、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、当社グループは感染拡大の防止と従業員の安全確保に最大限努めるとともに、衛生習慣の定着に向けた活動にも注力しています。
国内事業では、ハミガキ、衛生関連品、柔軟剤、台所用洗剤、皮膚用薬等において新製品を導入し、効率的なマーケティング施策等により育成を図りました。
海外事業では、オーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野の拡大施策を推進するとともに、洗濯用洗剤等のホームケア分野の競争力強化と収益性向上に取り組みました。
[経営成績の概況]
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
売上高 | 82,456 | 82,555 | △0.1% |
事業利益 | 8,090 | 9,093 | △11.0% |
営業利益 | 8,281 | 18,733 | △55.8% |
親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 5,955 | 13,559 | △56.1% |
(注)事業利益は、売上総利益から販売費および一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測る当社の利益指標です。
[セグメントごとの経営成績]
売上高 | セグメント利益(事業利益) | |||||
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | 当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
一般用消費財事業 | 55,033 | 55,886 | △1.5% | 5,624 | 7,233 | △22.2% |
産業用品事業 | 14,246 | 13,579 | 4.9% | 943 | 661 | 42.7% |
海外事業 | 25,886 | 24,735 | 4.7% | 1,698 | 1,571 | 8.1% |
その他 | 7,682 | 5,920 | 29.8% | 433 | 422 | 2.5% |
小計 | 102,848 | 100,120 | 2.7% | 8,700 | 9,888 | △12.0% |
調整額 | △20,391 | △17,565 | ― | △609 | △795 | ― |
合計 | 82,456 | 82,555 | △0.1% | 8,090 | 9,093 | △11.0% |
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント内およびセグメント間の内部売上高を含んでおります。
① 一般用消費財事業
当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」で構成されています。全体の売上高は、前年同期比1.5%の減少となりました。セグメント利益は、前年同期比22.2%の減少となりました。
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
売上高 | 55,033 | 55,886 | △1.5% |
セグメント利益(事業利益) | 5,624 | 7,233 | △22.2% |
[売上高の分野別状況]
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
オーラルケア分野 | 15,267 | 14,927 | 2.3% |
ビューティケア分野 | 5,237 | 7,703 | △32.0% |
ファブリックケア分野 | 13,711 | 13,505 | 1.5% |
リビングケア分野 | 5,515 | 5,149 | 7.1% |
薬品分野 | 5,125 | 5,468 | △6.3% |
その他の分野 | 10,176 | 9,131 | 11.5% |
(オーラルケア分野)
ハミガキは、「システマEX(イーエックス) ハミガキ」が前年同期を下回りましたが、「システマ ハグキプラス プレミアムハミガキ」が好調に推移するとともに、歯の表面にできるミクロなキズに残る着色汚れまで徹底除去する美白ハミガキの新製品「Lightee(ライティー) ハミガキ」がお客様のご好評をいただき、全体の売上は前年同期を上回りました。
ハブラシは、「ビトイーン」が前年同期を下回りましたが、「NONIO(ノニオ) ハブラシ」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
デンタルリンスは、昨年発売した「NONIO(ノニオ) プラスホワイトニングデンタルリンス」がお客様のご好評をいただきましたが、全体の売上は前年同期比微減となりました。
(ビューティケア分野)
ハンドソープは、前年同期の需要拡大の反動で「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
ボディソープは、「hadakara(ハダカラ) ボディソープ」が堅調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
制汗剤は、「Ban(バン) 汗ブロックロールオン」シリーズが前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(ファブリックケア分野)
柔軟剤は、「ソフラン プレミアム消臭」が堅調に推移するとともに、「ソフラン アロマリッチ」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
洗濯用洗剤は、液体高濃度洗剤「トップ スーパーNANOX(ナノックス) ニオイ専用」が好調に推移しましたが、液体洗剤「トップ クリアリキッド」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(リビングケア分野)
台所用洗剤は、いつも通り洗うだけですすぎの水切れが良く食器が速く乾き、清潔に洗い上がる新製品「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ) 速乾+(プラス) カラッと除菌」がお客様のご好評をいただくとともに、食器洗い機専用洗剤「CHARMY(チャーミー) クリスタ」が順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
住居用洗剤は、浴室用洗剤「ルックプラス バスタブクレンジング」や浴室用カビ防止剤「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
(薬品分野)
解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」が伸びなやみ、全体の売上は前年同期比微減となりました。
点眼剤は、「スマイル40 プレミアムDX(ディーエックス)」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。
(その他の分野)
通信販売商品は、「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が堅調に推移しましたが、全体の売上は前年同期を下回りました。
ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が堅調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
② 産業用品事業
当事業は、タイヤの防着剤等を取り扱う「モビリティ分野」、2次電池用導電性カーボン等の「エレクトロニクス分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、前年同期比4.9%の増加となりました。セグメント利益は、前年同期比42.7%の増加となりました。
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
売上高 | 14,246 | 13,579 | 4.9% |
セグメント利益(事業利益) | 943 | 661 | 42.7% |
モビリティ分野では、タイヤの防着剤やゴム離型剤が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
エレクトロニクス分野では、車載電池向けカーボンや半導体搬送材料向け導電樹脂が好調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
業務用洗浄剤分野では、ハンドソープが前年同期を大幅に上回りましたが、厨房向け消毒用アルコールや食器洗浄機用洗浄剤が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期比微減となりました。
③ 海外事業
海外は、タイ、マレーシア等の東南アジア、韓国、中国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前年同期比4.7%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比は1.8%の増加)となりました。セグメント利益は、前年同期比8.1%の増加となりました。
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
売上高 | 25,886 | 24,735 | 4.7% |
セグメント利益(事業利益) | 1,698 | 1,571 | 8.1% |
[地域別売上状況]
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
東南アジア | 16,779 | 16,515 | 1.6% |
北東アジア | 9,106 | 8,219 | 10.8% |
(地域別の状況)
東南アジア全体の売上高は、前年同期比1.6%の増加となりました。
タイでは、洗濯用洗剤が堅調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を上回りました。
また、マレーシアでは洗濯用洗剤「トップ」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
北東アジア全体の売上高は、前年同期比10.8%の増加となりました。
韓国では、ハンドソープが前年同期を下回り、円貨換算後の全体の売上は前年同期比微減となりました。
また、中国では、「システマ」ハブラシが前年同期を大幅に上回るとともに、日本からの輸入品の販売が大幅に増加し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。
④ その他
その他(建設請負事業等)では、全体の売上高は、前年同期比29.8%の増加となりました。セグメント利益は、前年同期比2.5%の増加となりました。
当第1四半期(百万円) | 前第1四半期(百万円) | 増減率 | |
売上高 | 7,682 | 5,920 | 29.8% |
セグメント利益(事業利益) | 433 | 422 | 2.5% |
(2) 財政状態の状況
資産合計は、現金及び現金同等物の減少等により、前連結会計年度末と比較して323億5千1百万円減少し、4,031億5千万円となりました。資本合計は、63億2千4百万円増加し、2,511億8千1百万円となり、親会社所有者帰属持分比率は58.8%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、営業債務及びその他の債務の減少等により、155億1千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は65億2百万円の資金の減少)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、149億8千4百万円の資金の減少となりました。(前年同期は16億4千7百万円の資金の増加)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額等により、38億5千9百万円の資金の減少となりました。(前年同期は35億6千5百万円の資金の減少)
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ336億8千5百万円減少し、878億4千8百万円となりました。また、前第1四半期連結会計期間末に比べて132億4千万円減少しました。
(4) 事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は24億7千9百万円であります。