四半期報告書-第113期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続くものの、英国のEU離脱決定を起因とした円高進行、欧州政情を始めとする海外情勢不安や新興国の景気減速などにより、先行きの不透明感は高まり、個人消費の回復に影を落としております。
このような経済情勢のなか、当社グループは中長期経営計画「NB100」の最終3ヵ年計画「Stage3」の初年度として、「顧客を機軸とした積極的拡大施策と新たな価値創造による事業成長戦略の遂行」、「連結売上高500億にむけたグループ最適生産体制の構築」、「企業品質の確立に向けて、世界に通用する人財育成とグループ全体の品質向上」及び「コーポレート・ガバナンスの強化」に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は215億1千万円(前年同期比5.1%増)、経常利益は18億9千2百万円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億3千6百万円(前年同期比133.4%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業本部
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンの業務提携化や、一部医薬品や商品の小売価格競争が続き、厳しい販売環境ではありましたが、鎮痛消炎剤「ロイヒつぼ膏TM」は、訪日外国人観光客への販売が継続し、製品シリーズ展開の効果とも併せ、売上は好調に推移いたしました。高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズは、テレビCM放映を展開し、消費者への製品ブランド告知を強化して、ドラッグストア店頭での販売が伸張しました。前連結会計年度に発売いたしました「ケアリーヴTM治す力TM防水タイプ」も販売実績を拡大して、売上は好調に推移いたしました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費の削減傾向が続くなか、衛生材消耗品へのコスト要求は強く、厳しい販売環境ではありましたが、医療現場のニーズを取り入れて製品化いたしました、極低刺激性サージカルテープ「スキナゲートTMスパット」、フィルムドレッシング材「カテリープラスTM」の販売を進めるとともに、皮膚接合用テープ「ファスナートTM」をリニューアルし、手術後の傷あと治癒促進用テープ「アトファインTM」と併せて、術後トータルケアシリーズの新ブランド“アスカブリックTM”製品として提案活動に注力し、売上は順調に推移いたしました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業本部全体の売上高は91億8千7百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は24億4千5百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
テープ事業本部
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、官公庁及びオフィスでの需要の縮小傾向が続き、個人消費も伸び悩んでいるため、依然として厳しい販売環境となりました。このような状況のなか、既存製品の販売活動と合わせ、パーソナル向け製品“ディアキチTM”シリーズの「ワザアリTM」テープ、“プチジョアTM”シリーズを拡大展開いたしました。当第2四半期の新製品としては、テープのり“tenoriTM”シリーズの「イチオシTM」を発売し、販売活動を展開しております。また、「セロテープⓇ」他一部製品も販売の持ち直しを見せて、売上は堅調に推移いたしました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、国内消費は緩やかに回復を続けるものの、国際経済情勢不安による設備投資の足踏みや、一部輸出産業の弱含みにより、厳しい販売環境となりました。このような状況のなか、食品包装用テープと塗装マスキング用テープの提案活動を展開し、売上の拡大を目指しました。主力製品である「セロテープⓇ」は、収益基盤構築のための販売戦略を継続して、売上は順調に推移いたしました。また、前連結会計年度に発売いたしました果樹枝固定用「とめたつTM」テープの普及に注力して新規売上を計上いたしましたが、フィールド全体としては、市況停滞の影響により売上は厳しい推移となりました。しかしながら、生産の効率化と販売戦略を推し進めたことにより、当フィールドでの利益は増加しております。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業本部全体の売上高は123億2千2百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は9億2千6百万円(前年同期比10.4%増)となりました。
また、海外事業におきましては、各国でのマーケティング活動を継続し、海外需要に対応した製品開発を進めるとともに、展示会や商談会などにも出展し、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”製品群などのメディカル事業製品や、塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築と売上拡大を進めております。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、有形固定資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億7千6百万円増加し、538億6千7百万円となりました。また純資産は8億9千1百万円増加し、290億3千2百万円となりました。この結果、自己資本比率は53.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億9千7百万円(2.3%)減少し、125億4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ1千2百万円(0.6%)減少し、21億1千7百万円となりました。これは主に法人税等の支払額が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ10億6百万円(117.2%)増加し、18億6千4百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ7千9百万円(17.0%)増加し、5億5千万円となりました。これは主に配当金の支払が増加したことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億6千7百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
(注)※1.メディカル事業製品の好調に伴う将来の増産体制構築のため、投資予定額を6,000百万円から8,000百万円に変更しております。
※2.当社グループ内の最適生産体制の構築を目的とした投資です。
3.上記に関連し、現在の大阪工場(大阪府藤井寺市)は、建物等が老朽化していることから、2018年3月期を目処に生産を終了する予定です。
4.金額には、消費税等は含まれておりません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、緩やかな回復基調にて推移しましたが、個人消費回復の足踏みや、為替や原油相場による影響、海外の政情、経済リスクが継続しており、先行きは不透明であります。
このような状況のなか、当社グループは、2018年に迎える「創業100周年」に向けた中長期経営計画「NB100」の戦略フレームに基づき、施策を確実に実行してまいります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続くものの、英国のEU離脱決定を起因とした円高進行、欧州政情を始めとする海外情勢不安や新興国の景気減速などにより、先行きの不透明感は高まり、個人消費の回復に影を落としております。
このような経済情勢のなか、当社グループは中長期経営計画「NB100」の最終3ヵ年計画「Stage3」の初年度として、「顧客を機軸とした積極的拡大施策と新たな価値創造による事業成長戦略の遂行」、「連結売上高500億にむけたグループ最適生産体制の構築」、「企業品質の確立に向けて、世界に通用する人財育成とグループ全体の品質向上」及び「コーポレート・ガバナンスの強化」に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は215億1千万円(前年同期比5.1%増)、経常利益は18億9千2百万円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億3千6百万円(前年同期比133.4%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業本部
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンの業務提携化や、一部医薬品や商品の小売価格競争が続き、厳しい販売環境ではありましたが、鎮痛消炎剤「ロイヒつぼ膏TM」は、訪日外国人観光客への販売が継続し、製品シリーズ展開の効果とも併せ、売上は好調に推移いたしました。高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズは、テレビCM放映を展開し、消費者への製品ブランド告知を強化して、ドラッグストア店頭での販売が伸張しました。前連結会計年度に発売いたしました「ケアリーヴTM治す力TM防水タイプ」も販売実績を拡大して、売上は好調に推移いたしました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費の削減傾向が続くなか、衛生材消耗品へのコスト要求は強く、厳しい販売環境ではありましたが、医療現場のニーズを取り入れて製品化いたしました、極低刺激性サージカルテープ「スキナゲートTMスパット」、フィルムドレッシング材「カテリープラスTM」の販売を進めるとともに、皮膚接合用テープ「ファスナートTM」をリニューアルし、手術後の傷あと治癒促進用テープ「アトファインTM」と併せて、術後トータルケアシリーズの新ブランド“アスカブリックTM”製品として提案活動に注力し、売上は順調に推移いたしました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業本部全体の売上高は91億8千7百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益は24億4千5百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
テープ事業本部
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、官公庁及びオフィスでの需要の縮小傾向が続き、個人消費も伸び悩んでいるため、依然として厳しい販売環境となりました。このような状況のなか、既存製品の販売活動と合わせ、パーソナル向け製品“ディアキチTM”シリーズの「ワザアリTM」テープ、“プチジョアTM”シリーズを拡大展開いたしました。当第2四半期の新製品としては、テープのり“tenoriTM”シリーズの「イチオシTM」を発売し、販売活動を展開しております。また、「セロテープⓇ」他一部製品も販売の持ち直しを見せて、売上は堅調に推移いたしました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、国内消費は緩やかに回復を続けるものの、国際経済情勢不安による設備投資の足踏みや、一部輸出産業の弱含みにより、厳しい販売環境となりました。このような状況のなか、食品包装用テープと塗装マスキング用テープの提案活動を展開し、売上の拡大を目指しました。主力製品である「セロテープⓇ」は、収益基盤構築のための販売戦略を継続して、売上は順調に推移いたしました。また、前連結会計年度に発売いたしました果樹枝固定用「とめたつTM」テープの普及に注力して新規売上を計上いたしましたが、フィールド全体としては、市況停滞の影響により売上は厳しい推移となりました。しかしながら、生産の効率化と販売戦略を推し進めたことにより、当フィールドでの利益は増加しております。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業本部全体の売上高は123億2千2百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は9億2千6百万円(前年同期比10.4%増)となりました。
また、海外事業におきましては、各国でのマーケティング活動を継続し、海外需要に対応した製品開発を進めるとともに、展示会や商談会などにも出展し、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”製品群などのメディカル事業製品や、塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築と売上拡大を進めております。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、有形固定資産が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ9億7千6百万円増加し、538億6千7百万円となりました。また純資産は8億9千1百万円増加し、290億3千2百万円となりました。この結果、自己資本比率は53.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億9千7百万円(2.3%)減少し、125億4百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ1千2百万円(0.6%)減少し、21億1千7百万円となりました。これは主に法人税等の支払額が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ10億6百万円(117.2%)増加し、18億6千4百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ7千9百万円(17.0%)増加し、5億5千万円となりました。これは主に配当金の支払が増加したことによるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億6千7百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後 の 増加能力 | |
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | ||||||||
| 提出 会社 | 安城事業所-先端技術棟(仮称) (愛知県安城市) | メディカル事業本部 | 医薬品生産工場および研究施設 | 8,000 ※1 | 1,868 | 自己資金 | 2016年 6月 | 2018年 1月 | ※2 |
(注)※1.メディカル事業製品の好調に伴う将来の増産体制構築のため、投資予定額を6,000百万円から8,000百万円に変更しております。
※2.当社グループ内の最適生産体制の構築を目的とした投資です。
3.上記に関連し、現在の大阪工場(大阪府藤井寺市)は、建物等が老朽化していることから、2018年3月期を目処に生産を終了する予定です。
4.金額には、消費税等は含まれておりません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、緩やかな回復基調にて推移しましたが、個人消費回復の足踏みや、為替や原油相場による影響、海外の政情、経済リスクが継続しており、先行きは不透明であります。
このような状況のなか、当社グループは、2018年に迎える「創業100周年」に向けた中長期経営計画「NB100」の戦略フレームに基づき、施策を確実に実行してまいります。