一方、世界経済に目を移すと、欧米におけるインフレの長期化や金融環境の引き締まりにより、景気は緩やかに減速傾向となり、また当社の主要マーケットの一つである中国においては、不動産販売の不振、個人消費の減少、輸出低迷の長期化により、景気の減速感が強まっています。
このような経営環境のなか、当社グループにおいては、梱包・包装用および産業用テープの販売が好調に推移したものの、中国市況の低迷や電子部品市場の在庫調整の長期化により、電機・電子用テープの販売が大きく落ち込んだことから、売上高は前年同期比で減少となりました。一方、営業利益については、期初より取り組んでいた長期不動在庫の削減や原材料価格値上げ分の一部転嫁により、原価が改善したことおよび全社を挙げた聖域なきコスト削減による工場経費・販管費が減少したことで、営業利益の赤字幅は前年同期比で縮小しました。しかしながら、市況の低迷や特定製品の一部に不良が発生し、電機・電子用テープの販売が落ち込んだことにより、黒字転換までには至りませんでした。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は91億70百万円(前年同期比3.5%減)となりました。営業損失は5億81百万円(前年同期は8億5百万円の営業損失)、主に円安に伴う外貨建債権の評価による為替差益を3億56百万円を計上したものの経常損失は2億1百万円(前年同期は4億87百万円の経常損失)、投資有価証券売却益3億69百万円および固定資産売却益1億35百万円を計上したことにより親会社株主に帰属する四半期純利益は3億25百万円(前年同期は3億46百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
2023/11/14 11:24