有価証券報告書-第40期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 10:20
【資料】
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【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は3,391,785千円(前連結会計年度末は3,650,131千円)となり、前連結会計年度末に比べ258,345千円減少しました。これは主にたな卸資産が46,211千円増加したものの、現金及び預金が217,109千円、受取手形及び売掛金が114,079千円減少したことによるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は2,121,956千円(同2,100,986千円)となり、前連結会計年度末に比べ20,970千円増加しました。これは主に無形固定資産が15,825千円、長期貸付金が16,195千円、差入保証金が15,878千円減少したものの、退職給付に係る資産が67,967千円増加したことによるものであります。
(繰延資産)
当連結会計年度末における繰延資産の残高は12,392千円(同12,095千円)となり、前連結会計年度末に比べ297千円増加しました。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は1,822,503千円となり(同1,988,368千円)となり、前連結会計年度末に比べ165,865千円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金が124,244千円増加したものの、短期借入金が130,000千円、1年内償還予定の社債が200,000千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は954,256千円(同725,729千円)となり、前連結会計年度末に比べ228,527千円増加しました。これは主に社債が216,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は2,749,375千円(同3,049,115千円)となり、前連結会計年度末に比べ299,740千円減少しました。これは主に当期純利益を235,988千円計上したものの、剰余金を108,165千円配当し、自己株式を430,416千円取得したことによるものであります。この結果、自己資本比率は、49.8%(同52.9%)となりました。
(2)経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は、4,488,867千円(前年同期比4.7%減)となりました。
前連結会計年度より引き続き、製造原価低減に努めました。当社グループの主要製品の内、売上高売上原価率の低い製品におきまして、美容液は好調に推移しましたが、美白関連製品が伸び悩み、売上高売上原価率は、前連結会計年度及び当連結会計年度共に、25.2%となりました。その結果、売上原価は1,129,434千円(同4.9%減)、売上総利益は3,359,432千円(同4.6%減)となりました。
前連結会計年度より引き続き、新規設備投資抑制による減価償却費減少等、一般管理費の節減に努めたため、販売費及び一般管理費は2,990,327千円(同1.9%減)となりました。売上総利益減少率が販売費及び一般管理費減少率を上回り、営業利益は369,104千円(同21.9%減)、経常利益は375,709千円(同20.4%減)となりました。
前連結会計年度に計上した特別利益は、当連結会計年度において計上されず、当期純利益は235,988千円(同46.0%減)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
「1業績等の概要、(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。