有価証券報告書-第66期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/26 15:30
【資料】
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【項目】
117項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度(以下「前期」という)に比べて4.3%増の275億61百万円となりました。セグメント別の概況につきましては「第2[事業の状況]1[業績等の概要](1)業績」に記載のとおりであります。
売上原価は、前期に比べ4.6%増の189億92百万円となりました。原材料価格の上昇等により、売上総利益率は前期に比べ0.2ポイント減の31.1%となりました。
販売費及び一般管理費は、海外拠点の拡充や新規事業の強化に伴い、前期に比べ5.7%増の70億14百万円となり、売上高比率は前期に比べ0.4ポイント増の25.5%となりました。
これらにより、営業利益は前期に比べ4.9%減の15億53百万円となり、売上高営業利益率は0.6ポイント減の5.6%となりました。
営業外損益が補助金収入の増加や円安の影響による為替差益の増加等により、前期から74百万円増加し、経常利益は、前期に比べ0.3%減の15億60百万円となり、売上高経常利益率は0.2ポイント減の5.7%となりました。
税金等調整前当期純利益は、特別損益が子会社整理損などの計上に伴い53百万円の損失となり、前期に比べ2.9%減の15億7百万円となりました。
以上の結果、当期純利益は前期に比べ53百万円減少し、9億13百万円となり、1株当たり当期純利益金額は110.30円となりました。
(2) 財政状態の分析
当連結会計年度末(以下「当期末」という。)の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて22億48百万円増加し、340億26百万円となりました。
流動資産は、たな卸資産が増加したことなどにより、前期末に比べ2億63百万円増加し、182億円となりました。
固定資産は、設備投資などにより、前期末に比べ19億85百万円増加し、158億26百万円となりました。
一方、負債については支払手形及び買掛金、未払法人税等、その他流動負債が減少したものの、短期借入金、長期借入金が増加したことなどにより、前期末に比べ48百万円増加し、141億35百万円となりました。
当期末における純資産は、利益剰余金、為替換算調整勘定の増加などにより、前期末に比べ21億99百万円増加し198億90百万円となりました。
これらにより、自己資本比率は前期末53.5%から2.2ポイント増加し55.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2[事業の状況]1[業績等の概要](2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。