訂正有価証券報告書-第39期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/26 16:41
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(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当社は、創業精神である「美容業界の近代化」をベースに、独自のビジネスモデルである「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」と「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」を展開し、美容室の業績向上に向けた提案や経営に関する支援を行っております。
売上高につきましては、店販戦略の主力である「コタ アイ ケア」を中心としたトイレタリーの販売が好調であったことから、前期実績を上回ることができました。
また、売上原価につきましては、増収により増加いたしましたが、引き続き原価管理の見直し等を行っていることから、原価率は前期実績を下回りました。販売費及び一般管理費につきましては、平成29年11月に新設した 「COTA KYOTO スタジオ オフィス」に係る諸費用に加え、本社施設の一部改修に伴う修繕費の増加等により、前期実績を上回りました。
これらの結果、当事業年度につきましては、売上高は6,732百万円(前期比2.7%増)、営業利益は1,315百万円(前期比6.9%増)、経常利益は1,338百万円(前期比8.6%増)、当期純利益につきましては、971百万円(前期比11.8%増)と、いずれも過去最高となりました。
また、売上高は20期連続の増収、営業利益、経常利益は5期連続の増益、当期純利益は4期連続の増益となっております。
なお、当社は美容室向け頭髪用化粧品、医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っておりませんが、売上高の内訳は、以下のとおりであります。
区分前事業年度当事業年度増減額
(百万円)
増減率
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
金額
(百万円)
構成比
(%)
トイレタリー4,51268.94,68669.61733.8
整髪料1,21418.51,17717.5△37△3.1
カラー剤3555.43835.7287.9
育毛剤2543.92593.941.9
パーマ剤1171.81261.997.8
その他981.5991.401.0
合計6,552100.06,732100.01792.7

なお、総資産は、前事業年度から255百万円増加し、9,364百万円となりました。
主な要因としては、現金及び預金が303百万円増加したことによるものであります。
負債は、前事業年度から159百万円増加し、2,219百万円となりました。
主な要因としては、退職給付引当金が59百万円、役員退職慰労引当金が43百万円、資産除去債務が41百万円増加したことによるものであります。
純資産は、前事業年度から96百万円増加し、7,144百万円となりました。
主な要因としては、利益剰余金が711百万円増加し、自己株式が616百万円増加したことによるものであります。なお、自己資本比率は、76.3%(前事業年度77.4%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末から3百万円増加し、1,966百万円(前期比0.2%増)となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、1,327百万円(前期比101百万円増)となりました。
収入の主な要因としては、税引前当期純利益1,338百万円及び減価償却費225百万円によるものであります。
支出の主な要因としては、法人税等の支払いによる支出417百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、449百万円(前期比212百万円減)となりました。
収入の主な要因としては、定期預金の払戻による収入2,500百万円によるものであります。
支出の主な要因としては、定期預金の預入による支出2,800百万円及び有形固定資産の取得による支出133百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、875百万円(前期比634百万円増)となりました。
支出の主な要因としては、自己株式取得による支出616百万円及び配当金の支払いによる支出259百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社は、美容室向け頭髪用化粧品、医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりませんが、区分別に示すと以下のとおりであります。
a. 生産実績
当事業年度における生産実績は、以下のとおりであります。
区分生産高(千円)前年同期比(%)
トイレタリー4,646,523106.9
整髪料955,52171.6
カラー剤342,004104.6
育毛剤238,180102.4
パーマ剤105,43290.4
合計6,287,66298.9

(注) 上記金額は、「代理店納入価×生産本数」により算出しており、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当社は、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。
c. 販売実績
当事業年度における販売実績は、以下のとおりであります。
区分販売高(千円)前年同期比(%)
トイレタリー4,686,152103.8
整髪料1,177,46596.9
カラー剤383,464107.9
育毛剤259,479101.9
パーマ剤126,199107.8
その他99,272101.0
合計6,732,034102.7

(注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 総販売実績に対する売上高の割合が10%を超える販売先はありません。
3 「その他」の区分は、美容室で利用される販売促進用品等であります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。当社は、この財務諸表の作成にあたって、有価証券及びたな卸資産の評価、減価償却資産の耐用年数の設定、退職給付引当金の認識、繰延税金資産の計上等に関し、過去の実績や状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は以下のとおりであります。
(売上高、売上総利益)
売上高は、前事業年度と比較して179百万円(前期比2.7%増)増収の6,732百万円となりました。区分別の売上高は、トイレタリーが173百万円増収の4,686百万円、整髪料が37百万円減収の1,177百万円、カラー剤が28百万円増収の383百万円、育毛剤が4百万円増収の259百万円、パーマ剤が9百万円増収の126百万円、その他が99百万円となりました。
一方で、売上原価率は原価管理の見直し等により、前事業年度の26.9%から0.2%改善され26.7%となったことから、売上総利益は、前事業年度と比較して147百万円(前期比3.1%増)増加の4,935百万円となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
販売費及び一般管理費は、前事業年度と比較して61百万円(前期比1.7%増)増加の3,620百万円となりました。これは、平成29年11月に新設した「COTA KYOTO スタジオ オフィス」に係る諸費用に加え、本社施設の一部改修に伴う修繕費の増加等により、前期実績を上回りました。
営業利益は、販売費及び一般管理費の増加額を売上総利益の増加額が上回ったことから、前事業年度と比較して85百万円(前期比6.9%増)増加の1,315百万円となりました。
(営業外損益、経常利益、特別損益、税引前当期純利益)
営業外収益は、前事業年度と比較して2百万円(前期比8.0%減)減少の26百万円となりました。営業外費用は、前事業年度と比較して22百万円(前期比89.6%減)減少の2百万円となりました。
この結果、経常利益は、前事業年度と比較して105百万円(前期比8.6%増)増加の1,338百万円となりました。
特別損益については、前事業年度及び当事業年度において計上すべき科目はありません。
この結果、税引前当期純利益は、前事業年度と比較して105百万円(前期比8.6%増)増加の1,338百万円となりました。
(当期純利益)
当期純利益は、前事業年度と比較して102百万円(前期比11.8%増)増加の971百万円となりました。1株当たり当期純利益は、前事業年度と比較して7.74円増加の57.50円となりました。ROE(自己資本当期純利益率)は0.8ポイント増加の13.7%となりました。
なお、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 目標とする経営指標」に記載のとおり、当社は会社の着実な成長と永続という観点から、売上高経常利益率15%以上、ROE10%以上を目標値としております。当事業年度につきましては、上記の要因から売上高経常利益率は19.9%と高い水準で目標値を上回りました。また、収益の構造上、総資産回転率及び財務レバレッジが比較的安定していることに加え、売上高当期純利益率が14.4%となったことから、ROEは13.7%となり、目標値を上回りました。
③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資本の財源及び資金の流動性については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
また当事業年度の有利子負債はございません。
④ 戦略的現状と見通し
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境に改善がみられ、緩やかな回復基調が続いております。
その一方で、賃金の伸び悩みや根強い節約志向により、個人消費の本格的な回復には至らず、先行きは不透明な状況で推移していることから、お取引先美容室におきましては、依然、厳しい経営環境が続いております。
このような状況ではありますが、当社におきましては創業精神である「美容業界の近代化」をベースに事業活動を行うことには何ら変わりなく、「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」と「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」に引き続き注力する考えであります。当社といたしましては、現在のような厳しい経営環境のときこそ、美容室経営をサポートするコンサルティング・セールス及び旬報店システムが真の力を発揮するものと捉え、美容室における毛髪のカウンセリングや店販等の具体策をもって付加価値の高い美容室づくりを提案し、一般市場の消費者を美容室専売品のユーザーに取り込むことで、美容室の繁栄と美容業界の発展・近代化、そして当社の着実な成長を目指してまいります。さらに、美容師を目指す意欲を持った人たちが、安心して美容師となり美容業界の一員となれるよう、美容室の労働環境の改善や教育環境の近代化の提案も進めてまいります。
また、当社の主力ブランドである「コタ アイ ケア」は、当社の事業活動をより発展させ、創業精神である「美容業界の近代化」に寄与する製品として位置づけていることから、引き続き拡販を図るとともに、高付加価値ブランドへ育ててまいりたいと考えております。

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