有価証券報告書-第106期(2024/01/01-2024/12/31)
13.売却目的で保有する資産
売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
(1) 売却目的で保有する資産
(2) 売却目的で保有する資産に直接関連する負債
前連結会計年度における売却目的で保有する資産及び直接関連する負債は、主に防振ゴム事業につき、売却の意思決定を行ったことから売却目的保有に分類したものであります。
当連結会計年度における売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の主な内容は、普利司通(瀋陽)輪胎有限公司における生産終了に伴い売却の可能性が非常に高いことから、有形固定資産を売却目的保有に分類したもの及び、防振ゴム事業につき売却の意思決定を行ったことから売却目的保有に分類したものであります。防振ゴム事業に関する内容は、「31.非継続事業」に記載されております。
当該売却目的保有に分類される処分グループについて、普利司通(瀋陽)輪胎有限公司の有形固定資産は、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を下回っているため、売却コスト控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失4,758百万円を連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。なお、公正価値は、第三者による鑑定評価額を基礎としており、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。防振ゴム事業は、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を下回っているため、売却コスト控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失339百万円を連結損益計算書の「非継続事業からの当期損失」に計上しております。なお、公正価値は、売却価額を基礎としており、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。
売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の内訳は、以下のとおりであります。
(1) 売却目的で保有する資産
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2023年12月31日) | 当連結会計年度 (2024年12月31日) | |
現金及び現金同等物 | 5,276 | 5,886 |
営業債権及びその他の債権 | 870 | 1,135 |
棚卸資産 | 472 | 463 |
有形固定資産 | 2,994 | 9,776 |
その他 | 379 | 6,719 |
非継続事業を構成する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失累計額 | △6,898 | △7,862 |
合計 | 3,093 | 16,117 |
(2) 売却目的で保有する資産に直接関連する負債
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2023年12月31日) | 当連結会計年度 (2024年12月31日) | |
営業債務及びその他の債務 | 1,058 | 1,531 |
その他 | - | 10 |
合計 | 1,058 | 1,541 |
前連結会計年度における売却目的で保有する資産及び直接関連する負債は、主に防振ゴム事業につき、売却の意思決定を行ったことから売却目的保有に分類したものであります。
当連結会計年度における売却目的で保有する資産及び直接関連する負債の主な内容は、普利司通(瀋陽)輪胎有限公司における生産終了に伴い売却の可能性が非常に高いことから、有形固定資産を売却目的保有に分類したもの及び、防振ゴム事業につき売却の意思決定を行ったことから売却目的保有に分類したものであります。防振ゴム事業に関する内容は、「31.非継続事業」に記載されております。
当該売却目的保有に分類される処分グループについて、普利司通(瀋陽)輪胎有限公司の有形固定資産は、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を下回っているため、売却コスト控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失4,758百万円を連結損益計算書の「その他の費用」に計上しております。なお、公正価値は、第三者による鑑定評価額を基礎としており、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。防振ゴム事業は、売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を下回っているため、売却コスト控除後の公正価値により測定しております。これにより認識した損失339百万円を連結損益計算書の「非継続事業からの当期損失」に計上しております。なお、公正価値は、売却価額を基礎としており、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3であります。