有価証券報告書-第14期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 14:21
【資料】
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【項目】
128項目

対処すべき課題

当社グループは、企業の長期継続を視点に、適正かつ必要な利益を確保するため、製品、経営、人材等において企業活動の品質を高める「収益力のある、強い会社」への変革を目指しております。
事業別には、建設・建材事業におきましては、主力商品である けい酸カルシウム板の更なる販売拡大に向けて、新たな耐火構造認定品を投入するとともに、抗菌仕様とした化粧けい酸カルシウム板の販売拡大等の促進を図ってまいります。耐火二層管につきましては、付加価値商品の販売拡大等差別化を通じ、販売価格の改定に努めてまいります。
工業製品・エンジニアリング事業におきましては、工業製品事業の事業再構築を推進するとともに、二輪車用ブレーキライニング事業を行うインドネシア子会社の事業効率化のスピードアップを図ってまいります。また、高熱処理材搬送用ロールおよび非金属製伸縮継手等の海外市場における事業展開の拡大を推進してまいります。
研究開発におきましては、市場のニーズを把握したうえでテーマを絞り込み、売上と利益に貢献できる即効性のある商品の開発を積極的に進めてまいります。
当社は、保有する遊休土地の活用策として、茨城県石岡市の工場跡地を太陽光発電事業者に貸与し、2014年4月より発電事業が開始されました。今後も収益向上に貢献するべく遊休資産の有効活用を進めてまいります。
当社グループは、株主の皆様にとっての企業価値を高め持続的成長を図るため、コーポレート・ガバナンスの強化が重要な課題であると認識しており、「内部統制システムの整備に関する基本方針」に基づき、内部統制システムの整備・運用に注力してまいります。