有価証券報告書-第69期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/27 15:19
【資料】
PDFをみる
【項目】
141項目
21.従業員給付
(1)確定給付制度債務及び制度資産の調整表
当社及び主要な国内子会社は、それぞれの従業員を対象とした、確定給付型年金制度もしくは退職一時金制度を設けています。当社及び主要な国内子会社は、ポイント制を採用しています。ポイントは、在職中の資格、貢献度及び勤続年数によって累積されるポイントと退職事由に基づき算定されます。また、従業員は、退職金の受給方法について選択権を有しており、最大で累積ポイントの50%を終身年金として、残りの累積ポイントを最長20年の確定年金として受け取ることができます。
当社の米国の連結子会社 Kyocera International, Inc.及びその連結子会社(以下、KII)は、米国における一定の常勤従業員に対して確定給付型年金制度を設けています。給付は従業員の勤続年数及び平均給与に基づいて行われます。
当社の米国の連結子会社 Kyocera AVX Components Corporation及びその連結子会社(以下、KAVX)は、一定の従業員に対して確定給付型年金制度を設けています。団体労働協約に規定される一定の米国内の従業員に対する年金給付は、一定の給付算定式に基づいて行われます。なお、KAVXは1995年12月31日以降、団体労働協約に規定される米国内従業員の大部分に対する非拠出建確定給付年金制度における給付引当を停止し、2018年12月1日以降、残りの米国従業員に対する給付引当についても停止しました。また、欧州の従業員に対する年金制度においては、給付は最終支払給与の一定割合に基づき行われます。KAVXの積立方針は、給付制度もしくは税法の定める最低限の金額を賄うべく拠出するというものです。
京セラドキュメントソリューションズ㈱の連結子会社 TA Triumph-Adler GmbH(以下、TA)は、2022年4月27日に、将来のリスク移転等を目的としてドイツ国内の一定の従業員に対して設けている確定給付型年金制度の年金バイアウトに関する契約を第三者機関と締結し、同4月28日に同社の確定給付型年金制度債務を14,255百万円の現金等で第三者に引き渡しました。なお、ドイツ国内法に基づき、譲渡から10年間はTAに対して連帯保証責任(以下、TA連帯保証責任)が生じ、確定給付型年金制度債務の消滅要件を充足しないことから、2032年までの確定給付制度債務を継続して認識し、支払金額を制度資産への拠出として処理しています。また、当該取引における譲渡金額は、連結キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローの「その他の負債の増減額」に含まれています。
確定給付制度の連結財政状態計算書上の金額は次のとおりです。
国内制度 (百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
確定給付制度債務の現在価値215,992204,550
制度資産の公正価値248,991247,429
積立不足又は積立超過(△)△32,999△42,879
確定給付負債及び資産の純額△32,999△42,879
連結財政状態計算書上の金額:
退職給付に係る負債2,3822,281
その他の非流動資産△35,381△45,160
連結財政状態計算書に計上された
確定給付負債及び資産の純額
△32,999△42,879

海外制度 (百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
確定給付制度債務の現在価値60,47751,890
制度資産の公正価値52,47860,974
積立不足又は積立超過(△)7,999△9,084
資産上限額の影響-6,793
確定給付負債及び資産の純額7,999△2,291
連結財政状態計算書上の金額:
退職給付に係る負債17,3342,930
その他の非流動資産△9,335△5,221
連結財政状態計算書に計上された
確定給付負債及び資産の純額
7,999△2,291

確定給付制度に関して、連結損益計算書上の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」として認識した金額は次のとおりです。
国内制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
勤務費用11,96512,318
利息費用(純額)△162△262
合 計11,80312,056

海外制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
勤務費用7773,126
利息費用(純額)81△194
合 計8582,932

(2)確定給付制度債務の現在価値の調整表
確定給付制度債務の現在価値の増減は次のとおりです。
国内制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
確定給付制度債務の現在価値の期首残高218,073215,992
勤務費用11,96512,318
利息費用1,3241,636
再測定
人口統計上の仮定の変化による数理計算上の差異△48△803
財務上の仮定の変化による数理計算上の差異△3,434△9,448
実績の修正により生じた数理計算上の差異307△249
給付支払額△12,110△14,896
その他△85-
確定給付制度債務の現在価値の期末残高215,992204,550

国内制度における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ14年及び15年です。
海外制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
確定給付制度債務の現在価値の期首残高61,16060,477
勤務費用7773,126
利息費用1,3711,915
再測定
人口統計上の仮定の変化による数理計算上の差異△95△254
財務上の仮定の変化による数理計算上の差異△3,577△11,808
実績の修正により生じた数理計算上の差異△3981,274
給付支払額△2,667△3,036
制度の清算(注)1-△4,126
在外営業活動体の換算差額3,9664,226
その他△6096
確定給付制度債務の現在価値の期末残高(注)260,47751,890

(注)1 TAの年金バイアウト契約履行により、当連結会計年度の確定給付制度債務が4,126百万円減少しました。
2 当連結会計年度におけるTA連帯保証責任に係る確定給付制度債務の残高は7,410百万円です。
海外制度における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ13年及び12年です。
(3)制度資産の公正価値の調整表
制度資産の公正価値の増減は次のとおりです。
国内制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
制度資産の公正価値の期首残高243,449248,991
利息収益1,4861,898
再測定
制度資産に係る収益5,7821,289
事業主からの拠出金10,23410,052
給付支払額△11,960△14,801
制度資産の公正価値の期末残高248,991247,429

当社及び主要な国内子会社は、翌連結会計年度にそれぞれの退職給付制度に対して合計で9,903百万円の拠出を見込んでいます。
海外制度 (百万円)
前連結会計年度
(自 2021年 4月 1日
至 2022年 3月31日)
当連結会計年度
(自 2022年 4月 1日
至 2023年 3月31日)
制度資産の公正価値の期首残高48,58752,478
利息収益1,2902,109
再測定
制度資産に係る収益△56△10,028
事業主からの拠出金(注)174215,050
給付支払額△1,686△3,016
在外営業活動体の換算差額3,6614,370
その他△6011
制度資産の公正価値の期末残高(注)252,47860,974

(注)1 TAの年金バイアウト契約履行により、当連結会計年度の制度資産が14,255百万円増加しました。
2 当連結会計年度におけるTA連帯保証責任に係る制度資産の残高は14,203百万円です。
KII及びKAVXは、翌連結会計年度にそれぞれの退職給付制度に対して合計で527百万円の拠出を見込んでいます。
(4)制度資産の項目ごとの内訳
制度資産の主な項目ごとの公正価値の内訳は次のとおりです。
国内制度 (百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
活発な
市場価格
のある
資産
活発な
市場価格
のない
資産
合 計活発な
市場価格
のある
資産
活発な
市場価格
のない
資産
合 計
生保一般勘定-62,46062,460-63,24663,246
資本性金融商品
合同運用信託(注)1-49,86949,869-60,86160,861
負債性金融商品
社債4,226-4,2263,913-3,913
合同運用信託(注)2-7,9927,992-3,8533,853
その他
不動産投資ファンド(注)3-43,88643,886-62,28062,280
大規模太陽光発電事業投資ファンド-13,68313,683-13,27113,271
その他-15,37115,371-17,45317,453
現金及び現金同等物51,504-51,50422,552-22,552
合 計55,730193,261248,99126,465220,964247,429

(注)1 資本性金融商品の合同運用信託の内訳は、主に国内及び海外の上場株式です。
2 負債性金融商品の合同運用信託の内訳は、主に国内及び海外の国債、公債及び社債です。
3 不動産投資ファンドの内訳は、私募のオープンエンド型不動産投資ファンドです。
当社及び主要な国内子会社は、加入者及び受給者に対する給付金等の支払いを将来に渡り確実に行う上で必要な原資を賄うために、予定利率を上回る収益獲得を目標として制度資産の運用を行います。当社は、制度資産の運用投資対象としてふさわしい資産を選択し、その資産特性、期待収益率、リスク等を考慮した上で、最適な資産配分を策定するとともに目標達成に最適と考えられる運用機関に委託しています。そして、この資産配分を一定の範囲内で維持するよう努めています。また、資産配分の構成については常に検証を行い、必要に応じて見直します。当社の資産配分に係る長期目標は、不動産投資ファンド等の長期運用資産で約45%、生保一般勘定で約25%、主に証券取引所に上場されている株式等の資本性証券及び国債等の負債性証券で約30%としています。
海外制度 (百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
活発な
市場価格
のある
資産
活発な
市場価格
のない
資産
合 計活発な
市場価格
のある
資産
活発な
市場価格
のない
資産
合 計
資本性金融商品
海外株式6,885-6,8856,996-6,996
合同運用信託(注)112,757-12,75712,713-12,713
負債性金融商品
国債及び政府機関債1,3681,8613,2291,4822,0013,483
社債(注)24,2111,9536,1643,86110,09913,960
合同分離勘定(注)3-22,76022,760-16,98616,986
その他(注)2-650650-838838
現金及び現金同等物(注)233-335,998-5,998
合 計25,25427,22452,47831,05029,92460,974

(注)1 資本性金融商品の合同運用信託の内訳は、主に米国の上場株式です。
2 当連結会計年度においてTA連帯保証責任に対する制度資産として、社債に8,003百万円、その他に239百万円並びに現金及び現金同等物に5,961百万円が含まれています。
3 合同分離勘定の内訳は、資本性金融商品及び負債性金融商品であり、KAVXが保有しています。
資産配分に係る長期目標について、KIIは資本性金融商品の比率を70%~80%、負債性金融商品の比率を20%~30%としています。また、KAVXは、米国内の給付制度は、資本性金融商品の比率を30%、利回りの確定している資産の比率を70%とし、欧州の給付制度は、資本性金融商品の比率を15%、利回りの確定している資産の比率を85%としています。
(5)主な数理計算上の仮定
数理計算に用いた主な仮定は次のとおりです。
国内制度 (%)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
割引率0.27~0.760.60~1.33

海外制度 (%)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
割引率2.00~3.813.93~5.01
平均昇給率2.50~3.252.50~3.25

(6)感応度分析
当社の確定給付制度債務の主要な部分を占める当社及び主要な国内子会社の給付制度について、数理計算に用いた割引率が0.5%変動した場合に、確定給付制度債務の現在価値に与える影響は次のとおりです。この分析は、他のすべての変数が一定であると仮定していますが、実際には他の仮定の変化が感応度分析に影響する可能性があります。
(百万円)
前連結会計年度
(2022年3月31日)
当連結会計年度
(2023年3月31日)
割引率が0.5%上昇した場合△10,790△10,208
割引率が0.5%低下した場合11,98211,283

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。