有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)
17.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳及び増減は次のとおりです。
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (百万円)
(注)その他の主な内容は、在外営業活動体の換算差額です。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)
(注)その他の主な内容は、在外営業活動体の換算差額です。
繰延税金資産については、将来減算一時差異等を利用できる将来課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。当該回収可能性の判断は、当社及びグループ会社の事業計画に基づいて見積もった将来の各事業年度の課税所得を前提としております。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金、繰越税額控除並びに将来減算一時差異は次のとおりです。なお、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異は所得ベースで、繰越税額控除は税額ベースで表示しています。
(百万円)
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は次のとおりです。
(百万円)
繰延税金資産を認識していない繰越税額控除の失効予定は次のとおりです。
(百万円)
上記に加えて、繰延税金資産を認識していない子会社等に対する投資に係る将来減算一時差異の合計額(所得ベース)は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ54,463百万円及び58,364百万円です。
また、繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額(所得ベース)は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ685,696百万円及び658,918百万円です。これらは当社が一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識していません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は次のとおりです。
(百万円)
(注)1 当連結会計年度の「当期税金費用」に含まれる、経済協力開発機構が公表した第2の柱モデルルールを導入するために制定または実質的に制定された税法から生じる法人所得税の額に重要性はありません。
2 当連結会計年度の「一時差異の発生及び解消」には、海外子会社における繰延税金資産の取り崩しによる影響13,611百万円が含まれます。
3 日本において、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後に開始する事業年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。これに伴い、当社及び一部の国内子会社において、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び負債について、法定実効税率を変更して計算しています。上記の当連結会計年度における「税率の変更等」には、この変更による影響額383百万円が含まれます。
国内の法定実効税率と連結損益計算書上の法人所得税費用の実効税率との差異は次のとおりです。
(%)
(注)1 当社は、主に法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度において30.0%です。ただし、「防衛特別法人税」の課税に伴い、当社及び一部の国内子会社において、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び負債について、法定実効税率を変更して計算しています。海外子会社については、その所在地における法人税等が課されています。
2 当連結会計年度の法定税率との差異には、海外子会社における繰延税金資産の取り崩しによる影響が含まれます。
3 前連結会計年度において、「その他」に含めていた「不確実な税務ポジション」は、重要性が高まったため、当連結会計年度より独立掲記しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「その他」に含めていた△0.1%について「不確実な税務ポジション」に組替えて表示しています。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の主な内訳及び増減は次のとおりです。
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (百万円)
| 2023年 4月1日残高 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | その他(注) | 2024年 3月31日残高 | |
| 繰延税金資産: | |||||
| 事業税 | 1,107 | △38 | - | - | 1,069 |
| 棚卸資産 | 16,008 | 2,048 | - | 355 | 18,411 |
| 貸倒引当金等 | 2,053 | 210 | - | 186 | 2,449 |
| 未払費用 | 10,972 | 645 | △28 | 537 | 12,126 |
| 退職給付に係る負債及び 未払人件費 | 17,310 | 3,370 | 45 | 172 | 20,897 |
| 減価償却費及び償却費 | 33,736 | 50 | - | 452 | 34,238 |
| リース負債 | 19,297 | 5,622 | - | 734 | 25,653 |
| 有価証券 | 1,844 | 48 | △64 | - | 1,828 |
| 税務上の繰越欠損金及び 繰越税額控除 | 15,687 | 816 | - | 1,749 | 18,252 |
| 子会社等に対する投資に 係る一時差異 | 4,671 | 55 | - | - | 4,726 |
| その他 | 11,278 | 208 | △60 | 355 | 11,781 |
| 合 計 | 133,963 | 13,034 | △107 | 4,540 | 151,430 |
| 繰延税金負債: | |||||
| 減価償却費及び償却費 | 30,424 | △3,540 | - | 3,196 | 30,080 |
| 使用権資産 | 15,925 | 5,570 | - | 748 | 22,243 |
| 有価証券 | 418,334 | 20 | 40,138 | △186 | 458,306 |
| 退職給付に係る資産 | 14,472 | △247 | 7,401 | 81 | 21,707 |
| その他 | 9,010 | △13 | 131 | 537 | 9,665 |
| 合 計 | 488,165 | 1,790 | 47,670 | 4,376 | 542,001 |
(注)その他の主な内容は、在外営業活動体の換算差額です。
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (百万円)
| 2024年 4月1日残高 | 純損益を 通じて認識 | その他の 包括利益に おいて認識 | その他(注) | 2025年 3月31日残高 | |
| 繰延税金資産: | |||||
| 事業税 | 1,069 | △433 | - | - | 636 |
| 棚卸資産 | 18,411 | 3,306 | - | 251 | 21,968 |
| 貸倒引当金等 | 2,449 | △286 | - | 66 | 2,229 |
| 未払費用 | 12,126 | △1,060 | △16 | △271 | 10,779 |
| 退職給付に係る負債及び 未払人件費 | 20,897 | 908 | △1 | 83 | 21,887 |
| 減価償却費及び償却費 | 34,238 | 12,415 | - | 1,502 | 48,155 |
| リース負債 | 25,653 | 1,933 | - | 280 | 27,866 |
| 有価証券 | 1,828 | △603 | △55 | △76 | 1,094 |
| 税務上の繰越欠損金及び 繰越税額控除 | 18,252 | △3,606 | - | △480 | 14,166 |
| 子会社等に対する投資に 係る一時差異 | 4,726 | △720 | - | - | 4,006 |
| その他 | 11,781 | △6,946 | - | △644 | 4,191 |
| 合 計 | 151,430 | 4,908 | △72 | 711 | 156,977 |
| 繰延税金負債: | |||||
| 減価償却費及び償却費 | 30,080 | △860 | - | △276 | 28,944 |
| 使用権資産 | 22,243 | 1,389 | - | 225 | 23,857 |
| 有価証券 | 458,306 | 1,210 | 28,328 | 173 | 488,017 |
| 退職給付に係る資産 | 21,707 | 52 | 5,106 | △43 | 26,822 |
| その他 | 9,665 | 4,170 | 6 | 407 | 14,248 |
| 合 計 | 542,001 | 5,961 | 33,440 | 486 | 581,888 |
(注)その他の主な内容は、在外営業活動体の換算差額です。
繰延税金資産については、将来減算一時差異等を利用できる将来課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。当該回収可能性の判断は、当社及びグループ会社の事業計画に基づいて見積もった将来の各事業年度の課税所得を前提としております。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金、繰越税額控除並びに将来減算一時差異は次のとおりです。なお、税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異は所得ベースで、繰越税額控除は税額ベースで表示しています。
(百万円)
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 税務上の繰越欠損金 繰越税額控除 | 140,344 3,824 | 164,394 8,412 |
| 将来減算一時差異 | 28,507 | 90,131 |
| 合 計 | 172,675 | 262,937 |
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は次のとおりです。
(百万円)
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 1年目 | 475 | 231 |
| 2年目 | 659 | 257 |
| 3年目 | 267 | 396 |
| 4年目 | 513 | 8,680 |
| 5年目以降 | 46,282 | 55,027 |
| 無期限 | 92,148 | 99,803 |
| 合 計 | 140,344 | 164,394 |
繰延税金資産を認識していない繰越税額控除の失効予定は次のとおりです。
(百万円)
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 1年目 | 34 | 40 |
| 2年目 | 40 | 39 |
| 3年目 | 40 | 113 |
| 4年目 | 114 | 118 |
| 5年目以降 | 2,474 | 6,722 |
| 無期限 | 1,122 | 1,380 |
| 合 計 | 3,824 | 8,412 |
上記に加えて、繰延税金資産を認識していない子会社等に対する投資に係る将来減算一時差異の合計額(所得ベース)は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ54,463百万円及び58,364百万円です。
また、繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額(所得ベース)は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ685,696百万円及び658,918百万円です。これらは当社が一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識していません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は次のとおりです。
(百万円)
| 前連結会計年度 (自 2023年 4月 1日 至 2024年 3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年 4月 1日 至 2025年 3月31日) | |
| 当期税金費用(注)1 | 42,560 | 35,124 |
| 繰延税金費用 | ||
| 一時差異の発生及び解消(注)2 | △11,178 | 662 |
| 税率の変更等(注)3 | △66 | 391 |
| 合 計 | 31,316 | 36,177 |
(注)1 当連結会計年度の「当期税金費用」に含まれる、経済協力開発機構が公表した第2の柱モデルルールを導入するために制定または実質的に制定された税法から生じる法人所得税の額に重要性はありません。
2 当連結会計年度の「一時差異の発生及び解消」には、海外子会社における繰延税金資産の取り崩しによる影響13,611百万円が含まれます。
3 日本において、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後に開始する事業年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。これに伴い、当社及び一部の国内子会社において、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び負債について、法定実効税率を変更して計算しています。上記の当連結会計年度における「税率の変更等」には、この変更による影響額383百万円が含まれます。
国内の法定実効税率と連結損益計算書上の法人所得税費用の実効税率との差異は次のとおりです。
(%)
| 前連結会計年度 (自 2023年 4月 1日 至 2024年 3月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年 4月 1日 至 2025年 3月31日) | |
| 法定税率(注)1 | 30.0 | 30.0 |
| 海外子会社の税率差 | △3.6 | △6.8 |
| 未認識の繰延税金資産の変動(注)2 | △0.3 | 31.4 |
| 試験研究費に係る税額控除 不確実な税務ポジション(注)3 | △3.7 △0.1 | △4.0 6.9 |
| 子会社等に対する投資に係る一時差異 | 0.0 | 0.0 |
| その他 | 0.7 | △0.6 |
| 連結損益計算書上の 法人所得税費用の実効税率 | 23.0 | 56.9 |
(注)1 当社は、主に法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度において30.0%です。ただし、「防衛特別法人税」の課税に伴い、当社及び一部の国内子会社において、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び負債について、法定実効税率を変更して計算しています。海外子会社については、その所在地における法人税等が課されています。
2 当連結会計年度の法定税率との差異には、海外子会社における繰延税金資産の取り崩しによる影響が含まれます。
3 前連結会計年度において、「その他」に含めていた「不確実な税務ポジション」は、重要性が高まったため、当連結会計年度より独立掲記しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「その他」に含めていた△0.1%について「不確実な税務ポジション」に組替えて表示しています。