有価証券報告書-第98期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/24 11:54
【資料】
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【項目】
116項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する以下の分析が行われている。
(1) 財政状態の分析
① 資産
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ777,718千円減少して、22,963,444千円となった。
これは主に、現金及び預金の減少(前連結会計年度末比1,496,685千円の減少)により、流動資産が前連結会計年度末に比べ923,985千円減少して、13,843,422千円になったことによるものである。
② 負債
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ454,352千円減少して、9,113,533千円となった。
これは主に、支払手形及び買掛金の減少(前連結会計年度末比189,038千円の減少)、短期借入金の減少(前連結会計年度末比152,688千円の減少)により、流動負債が前連結会計年度末に比べ246,042千円減少して、7,813,967千円になったことと、長期借入金の減少(前連結会計年度末比183,464千円の減少)により、固定負債が前連結会計年度末に比べ208,309千円減少して、1,299,565千円になったことによるものである。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ323,366千円減少して、13,849,910千円となった。
これは主に、当期純損失240,911千円を計上したことによるものである。
また、自己資本比率については、前連結会計年度末の59.2%から0.5ポイント増加して、当連結会計年度末には59.7%となった。
(2) 経営成績の分析
① 売上高
製品販売価格の改善などにより、前連結会計年度に比べ696,693千円増加の20,951,501千円となった。
② 経常損失
製品販売価格の改善などがあったものの、主原料である鉄スクラップ価格の上昇と電力料金の値上げが大きく影響し、経常損失は273,770千円(前連結会計年度488,804千円の経常利益)となった。
③ 特別損益
当連結会計年度の特別損益は、特別利益として投資有価証券売却益24,295千円を計上したことなどにより、前連結会計年度の32,736千円(純額)の損失から27,913千円利益が増加し、4,823千円(純額)の損失となった。
④ 当期純損失
税金等調整前当期純損失は、278,593千円(前連結会計年度456,068千円の税金等調整前当期純利益)となり、法人税・住民税及び事業税、法人税等調整額及び少数株主損益を差し引いた当期純損失は240,911千円(前連結会計年度284,959千円の当期純利益)となった。
その結果、前連結会計年度においては1株当たり当期純利益は14.43円であったのに対し、当連結会計年度においては1株当たり当期純損失は12.44円となった。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況については、前掲「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおり。