四半期報告書-第86期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/09 15:02
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有報資料

(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、各種政策の効果を背景とした企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外では中国をはじめとするアジア新興国経済の下振れリスクや英国のEU離脱問題や米国の新政権の動向等の不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループでは、高付加価値製品の販売拡大による売上構成の改善を図るとともに、原材料価格や副資材価格等の上昇に対しては、徹底したコスト削減を行う一方で販売価格是正の浸透にも努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は21,331百万円と前年同期に比べ8.2%の増収となり、営業利益は593百万円(前年同期比214百万円増加)、経常利益は511百万円(前年同期比295百万円増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は304百万円(前年同期比196百万円増加)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメント毎の状況は次のとおりです。
<特殊鋼線関連事業>(PC関連製品) 公共事業関連では、大型物件の工事進捗の遅れがあるなか、高速道路案件の出荷や工事の省力化につながるプレキャスト製品向けの出荷の増加もあり、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加しました。民需関連では、マンション市場が回復傾向にあるなか、依然労務不足等の影響で工事進捗の遅れがあり、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ減少となりました。全体としては、公共事業関連向けの出荷の増加分が民需関連の減少分を補い、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加となりました。
(ばね・特殊線関連製品) 自動車産業向けの弁ばね用鋼線(オイルテンパー線)は、国内向け、海外向けが共に堅調に推移したことから、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加しました。ばね用ニッケルめっき鋼線は、主要な需要分野であるプリンター分野において中国向けが低調であるなか、非プリンター分野での拡販により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ微増となりました。亜鉛めっき鋼線は、農業資材向けの出荷の増加により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加となりました。ステンレス鋼線は、主要需要分野である自動車関連での数量増加や新規客先開拓により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加となりました。
その結果、特殊鋼線関連事業全体の売上高は11,809百万円と前年同期に比べ10.4%増加となり、セグメント利益は449百万円と前年同期に比べ23百万円の減少となりました。
<鋼索関連事業>ワイヤロープの国内需要は緩やかに回復しているものの、オリンピック関連等の工事が遅れていることから主要分野である土建需要の本格的な回復には至らず、国内向けの販売は前年同期に比べ、販売数量は減少、売上金額は微減となりました。輸出については、東南アジアをはじめ全体的な需要が伸び悩むなか、中国港湾及びエレベーターの大型案件の受注もあり販売数量は前年同期並み、売上金額は前年同期に比べ増加となりました。
その結果、鋼索関連事業全体の売上高は8,943百万円と前年同期並みとなり、セグメント利益は46百万円(前年同期29百万円の損失)となりました。
<エンジニアリング関連事業>土木・橋梁向け製品の売上金額は前年同期に比べ減少となりました。一方、交通・環境・施設向け製品の売上金額は前年同期に比べ増加となりました。建築向け製品の売上金額は前年同期に比べ増加となりました。
その結果、エンジニアリング関連事業全体の売上高は1,393百万円と前年同期に比べ58.7%増加となり、セグメント利益は61百万円(前年同期101百万円の損失)となりました。
<その他>不動産関連事業の売上高、セグメント利益はそれぞれ48百万円、37百万円と前年同期並みとなりました。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、23,323百万円(前連結会計年度末は23,719百万円)となり、396百万円減少となりました。主に受取手形及び売掛金が576百万円減少したことによるものです。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、18,871百万円(前連結会計年度末は18,669百万円)となり、201百万円増加となりました。主に機械装置及び運搬具(純額)が323百万円増加したことによるものです。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、13,562百万円(前連結会計年度末は13,885百万円)となり、322百万円減少となりました。主に賞与引当金が314百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、9,027百万円(前連結会計年度末は8,978百万円)となり、48百万円増加となりました。主に退職給付に係る負債が172百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、19,604百万円(前連結会計年度末は19,525百万円)となり、79百万円増加となりました。主に子会社である㈱テザックワイヤロープの株式を追加取得したことにより資本剰余金が298百万円増加、その他有価証券評価差額金が186百万円増加、退職給付に係る調整累計額が72百万円増加、非支配株主持分が531百万円減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は213百万円であります。

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