四半期報告書-第118期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/11/13 9:00
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期会計期間におけるわが国経済は、円安による輸出企業を中心とした好調な企業業績や雇用の改善等により、個人消費の回復には不透明さが残るものの、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、一方では中国経済の景気減速に対する懸念から、依然として先行き不透明な状況が続いております。
造船業界は為替相場の恩恵はあるものの、船価水準は低迷しており、また船舶供給量は依然として過剰であり、一方、海運業界につきましても、傭船料の低迷が長期化する中で、中国経済の減速に伴う貨物輸送量の減少等もあり、さらに厳しい状況にあります。
このような状況下、当社といたしましては、主機関の売上が前期に比べ減少しましたが、修繕ドックを中心に部分品及び修理工事等が伸びたことにより、当第2四半期累計期間は、売上高4,564百万円(前年同期比1.7%減)、経常利益281百万円(前年同期 経常利益4百万円)、四半期純利益209百万円(前年同期 四半期純利益3百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は(以下「資金」という。)は、 前事業年度末と比べ、61百万円減少し、当第2四半期累計期間末には25億30百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1億16百万円(前年同期は92百万円の使用)となりました。これは主に税引前四半期純利益3億18百万円の計上、売上債権の減少額4億23百万円とたな卸資産の減少額1億3百万円等の資金の増加に対し、仕入債務の減少額10億90百万円等の資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、66百万円(前年同期は2億72百万円の使用)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入3億17百万円等の資金の増加に対し、定期預金の預入による支出2億11百万円等の資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2億44百万円(前年同期比6.7%減)となりました。これは主に借入金の返済及び社債の償還による支出2億13百万円や配当金の支払額30百万円等の資金の減少によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の金額は81百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
当第2四半期累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい増減はありません。
(7) 主要な設備
当第2四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。