四半期報告書-第95期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
東欧や中東における地政学的リスクの高まりや欧米におけるインフレの長期化、金融引き締めの継続など当第2四半期連結累計期間における世界経済は緩やかな減速基調で推移しました。また、新型コロナウイルス感染症が5類へ引き下げられたことなどから、個人消費やインバウンド消費が回復するなど国内経済は底堅く推移しているものの、物価上昇の長期化などにより先行き不透明な状況が続いています。
このような経済環境の中、当第2四半期連結累計期間における当社グループの受注高は、熱交換器事業及びプロセスエンジニアリング事業が好調に推移したことにより、前年同期に比べ19.9%増加し20,107百万円となりました。
売上高は、熱交換器事業及びバルブ事業が好調に推移したことにより、前年同期に比べ6.2%増加し16,520百万円となりました。
利益面では、原材料価格の高騰や不採算案件の引当など、熱交換器事業やプロセスエンジニアリング事業において利益率が悪化したことなどにより、営業利益は前年同期に比べ16.7%減少し851百万円となり、経常利益は前年同期に比べ16.7%減少し1,146百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ9.2%減少し814百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、中東地域においてプレート式熱交換器のメンテナンスサービスを実施している「HISAKA MIDDLE EAST CO.,LTD.」を連結の範囲に含めています。また、セグメントは「熱交換器事業」としています。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
『熱交換器事業』
熱交換器事業は様々な産業で不可欠となる、流体の加熱・冷却を行うプレート式熱交換器などを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ26.2%増加し8,841百万円となりました。電力や空調向けの中小型汎用品、新造船の需要拡大による船舶向けが好調に推移したほか、エネルギー関連の大口プラント案件を受注したことなどにより増加となりました。
売上高は、前年同期に比べ9.8%増加し7,186百万円となりました。半導体や電力向けなどの中小型汎用品、豊富な受注残によりメンテナンスが好調に推移したことで増収となりました。
セグメント利益は、原材料価格の高騰による不採算案件の引当などから、前年同期に比べ11.3%減少し543百万円となりました。
『プロセスエンジニアリング事業』
プロセスエンジニアリング事業は、レトルト食品などの調理殺菌装置、医薬品の滅菌装置や培養装置及び繊維製品の染色仕上機器などを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ23.2%増加し8,708百万円となりました。前年同期に受注した海外大口案件の反動や国内更新需要の減少により染色仕上機器が低調となったものの、食品機器において殺菌装置などの大口案件、飲料水関連のプラント案件などを受注したほか、医薬機器でも培養関連のプラント案件を受注したことなどにより増加となりました。
売上高は、前年同期に比べ2.0%増加し6,805百万円となりました。前年度の受注減に加え、食品機器において顧客の設備投資の延期や部品の調達難から納期が後ろ倒しとなる案件があったものの、医薬機器において培養関連の大口案件などがあり増収となりました。
セグメント利益は、原材料価格の高騰などにより、前年同期に比べ68.3%減少し76百万円となりました。
『バルブ事業』
バルブ事業は、様々な流体の制御に使われるボールバルブなどを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ5.1%減少し2,511百万円となりました。二次電池や半導体関連分野向けが好調に推移したものの、前年同期に受注した海外大口案件の反動減があったほか、引き合いが好調だった前年同期と比較して短納期品の受注が低調となったことなどにより減少となりました。
売上高は、前年度に比べ8.4%増加し2,483百万円となりました。受注が好調な二次電池や半導体関連分野向けが好調に推移したほか、化学向けに大口案件を納入したことなどにより増収となりました。
セグメント利益は、売上が増加したことなどにより、前年同期に比べ5.8%増加し245百万円となりました。
『セグメント別業績』 (単位:百万円/(%)前年同期比増減率)
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前四半期純利益1,118百万円の計上や仕入債務の増加647百万円等の増加要因があったものの、固定資産の取得による支出5,269百万円や棚卸資産の増加970百万円等の減少要因があったことにより、前連結会計年度末13,871百万円から6,068百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末では7,802百万円(前年同期比53.5%)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は1,108百万円(前年同期比208.6%)となりました。
これは、税金等調整前四半期純利益の計上による収入等があったものの、棚卸資産の増加や売上債権の増加による支出等が上回ったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は4,711百万円(前年同期比691.3%)となりました。
これは、定期預金の払戻による収入等があったものの、固定資産の取得による支出等が上回ったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は572百万円(前年同期比132.5%)となりました。
これは、配当金の支払等によるものです。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は48百万円であります。
なお、セグメント情報においては、全社費用として計上しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
東欧や中東における地政学的リスクの高まりや欧米におけるインフレの長期化、金融引き締めの継続など当第2四半期連結累計期間における世界経済は緩やかな減速基調で推移しました。また、新型コロナウイルス感染症が5類へ引き下げられたことなどから、個人消費やインバウンド消費が回復するなど国内経済は底堅く推移しているものの、物価上昇の長期化などにより先行き不透明な状況が続いています。
このような経済環境の中、当第2四半期連結累計期間における当社グループの受注高は、熱交換器事業及びプロセスエンジニアリング事業が好調に推移したことにより、前年同期に比べ19.9%増加し20,107百万円となりました。
売上高は、熱交換器事業及びバルブ事業が好調に推移したことにより、前年同期に比べ6.2%増加し16,520百万円となりました。
利益面では、原材料価格の高騰や不採算案件の引当など、熱交換器事業やプロセスエンジニアリング事業において利益率が悪化したことなどにより、営業利益は前年同期に比べ16.7%減少し851百万円となり、経常利益は前年同期に比べ16.7%減少し1,146百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ9.2%減少し814百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、中東地域においてプレート式熱交換器のメンテナンスサービスを実施している「HISAKA MIDDLE EAST CO.,LTD.」を連結の範囲に含めています。また、セグメントは「熱交換器事業」としています。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
『熱交換器事業』
熱交換器事業は様々な産業で不可欠となる、流体の加熱・冷却を行うプレート式熱交換器などを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ26.2%増加し8,841百万円となりました。電力や空調向けの中小型汎用品、新造船の需要拡大による船舶向けが好調に推移したほか、エネルギー関連の大口プラント案件を受注したことなどにより増加となりました。
売上高は、前年同期に比べ9.8%増加し7,186百万円となりました。半導体や電力向けなどの中小型汎用品、豊富な受注残によりメンテナンスが好調に推移したことで増収となりました。
セグメント利益は、原材料価格の高騰による不採算案件の引当などから、前年同期に比べ11.3%減少し543百万円となりました。
『プロセスエンジニアリング事業』
プロセスエンジニアリング事業は、レトルト食品などの調理殺菌装置、医薬品の滅菌装置や培養装置及び繊維製品の染色仕上機器などを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ23.2%増加し8,708百万円となりました。前年同期に受注した海外大口案件の反動や国内更新需要の減少により染色仕上機器が低調となったものの、食品機器において殺菌装置などの大口案件、飲料水関連のプラント案件などを受注したほか、医薬機器でも培養関連のプラント案件を受注したことなどにより増加となりました。
売上高は、前年同期に比べ2.0%増加し6,805百万円となりました。前年度の受注減に加え、食品機器において顧客の設備投資の延期や部品の調達難から納期が後ろ倒しとなる案件があったものの、医薬機器において培養関連の大口案件などがあり増収となりました。
セグメント利益は、原材料価格の高騰などにより、前年同期に比べ68.3%減少し76百万円となりました。
『バルブ事業』
バルブ事業は、様々な流体の制御に使われるボールバルブなどを製造・販売する事業です。
受注高は、前年同期に比べ5.1%減少し2,511百万円となりました。二次電池や半導体関連分野向けが好調に推移したものの、前年同期に受注した海外大口案件の反動減があったほか、引き合いが好調だった前年同期と比較して短納期品の受注が低調となったことなどにより減少となりました。
売上高は、前年度に比べ8.4%増加し2,483百万円となりました。受注が好調な二次電池や半導体関連分野向けが好調に推移したほか、化学向けに大口案件を納入したことなどにより増収となりました。
セグメント利益は、売上が増加したことなどにより、前年同期に比べ5.8%増加し245百万円となりました。
『セグメント別業績』 (単位:百万円/(%)前年同期比増減率)
| 熱交換器事業 | プロセスエンジニアリング事業 | バルブ事業 | その他事業 | |
| 受注高 | 8,841( 26.2%) | 8,708( 23.2%) | 2,511( △5.1%) | 45( △6.9%) |
| 売上高 | 7,186( 9.8%) | 6,805( 2.0%) | 2,483( 8.4%) | 45( △6.9%) |
| セグメント損益 | 543(△11.3%) | 76(△68.3%) | 245( 5.8%) | 33( △6.8%) |
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前四半期純利益1,118百万円の計上や仕入債務の増加647百万円等の増加要因があったものの、固定資産の取得による支出5,269百万円や棚卸資産の増加970百万円等の減少要因があったことにより、前連結会計年度末13,871百万円から6,068百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末では7,802百万円(前年同期比53.5%)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、支出した資金は1,108百万円(前年同期比208.6%)となりました。
これは、税金等調整前四半期純利益の計上による収入等があったものの、棚卸資産の増加や売上債権の増加による支出等が上回ったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は4,711百万円(前年同期比691.3%)となりました。
これは、定期預金の払戻による収入等があったものの、固定資産の取得による支出等が上回ったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は572百万円(前年同期比132.5%)となりました。
これは、配当金の支払等によるものです。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は48百万円であります。
なお、セグメント情報においては、全社費用として計上しております。