有価証券報告書-第52期(平成26年2月21日-平成27年2月20日)

【提出】
2015/05/15 14:54
【資料】
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【項目】
110項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状況
当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ1,521百万円増加し34,700百万円となりました。現金及び預金が2,498百万円及び繰延税金資産が113百万円減少いたしましたが、受取手形及び売掛金が1,345百万円、電子記録債権が722百万円、仕掛品が442百万円、建物及び構築物が364百万円、投資有価証券が255百万円、リース資産が188百万円及び原材料及び貯蔵品が172百万円増加いたしました。
負債は、前連結会計年度末に比べ718百万円減少し12,732百万円となりました。リース債務(固定負債)が160百万円増加いたしましたが、未払法人税等が523百万円、前受金が507百万円及び支払手形及び買掛金が385百万円減少いたしました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ2,240百万円増加し21,968百万円となりました。利益剰余金が1,270百万円、為替換算調整勘定が790百万円及びその他有価証券評価差額金が170百万円増加いたしました。。
(2)経営成績
当連結会計年度の業績につきましては売上高27,658百万円を計上いたしました。その主なものは小児用紙オムツ製造機械19,865百万円、大人用紙オムツ製造機械3,115百万円、部品1,816百万円、生理用ナプキン製造機械1,647百万円、その他機械1,110百万円、であります。
子会社の瑞光(上海)電気設備有限公司は、生産能力の増強に努めており、当連結会計年度も売上高、利益とも順調に推移しております。
子会社の株式会社瑞光メディカルは創業9年目を迎え順調に推移しております。
子会社のZUIKO INC.は北米への販売活動の強化に努めており、当連結会計年度も売上高、利益とも順調に推移しております。
なお、子会社のZUIKO INDUSTRIA DE MAQUINAS LTDA.は中南米への製造販売活動の強化に努めており、当連結会計年度も売上高、利益とも順調に推移しております。
また、当連結会計年度において、ZUIKO ASIA(THAILAND)CO.,LTD.が新たに事業を開始したため、連結の範囲に含めております。
(3)当期のキャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,209百万円減少し、4,779百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は1,478百万円(前期比611.8%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,652百万円、減価償却費の計上496百万円及び未払消費税等の増加474百万円の増加がありましたが、売上債権の増加1,990百万円、法人税等の支払1,270百万円、前受金の減少628百万円、仕入債務の減少523百万円、未収消費税の増加210百万円及びたな卸資産の増加147百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は469百万円(前期比180.5%増)となりました。これは主に、定期預金の純減少額289百万円がありましたが、有形固定資産の取得による支出564百万円及び無形固定資産の取得による支出104百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は587百万円(前期比7.0%減)となりました。これは主に、配当金の支払525百万円によるものであります。