有価証券報告書-第42期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

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2020/06/25 10:20
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有報資料

当社グループは、創業以来、「技術水準向上へのあくなき追求」を永遠のテーマとし、『産業社会が最も求める「技術開発」を根幹に、クォーター・リードに徹した「新製品・新商品」の創成に向けて、果敢なる挑戦のもと、全力を傾注して成果を生み出し、もって産業の発展に多大の貢献をはたす。』という経営理念を掲げています。
この理念をすべての活動の根幹とし、QCDS(Quality品質・Cost原価・Delivery納期・Serviceサービス)の最適化と安全(Safety)、法令順守(Law)の徹底、そしてニーズに対するCS(Customer Satisfaction)を徹底的に追求することによって、市場ニーズを先取りする世界最先端ソリューションの創造と企業価値の向上を目指しております。
当社グループは、2014年3月に「ものづくり企業の真価に挑む」をテーマに“既存事業の伸張・市場シェアアップ”と“コア技術の応用展開による「新たな市場」の創造”により、10年後には売上高500億円、営業利益率16%の達成を目指す長期経営ビジョン「TOWA10年ビジョン」を発表し、その達成に向けた最初のマイルストーンとなる諸施策、戦略等を第1次中期経営計画(2014年4月~2017年3月)として策定いたしました。
また、続く第2次中期経営計画(2017年4月~2020年3月)では、既存事業の強化に加え、新たな市場の創出による収益機会の拡大と企業価値の向上を目標とし、各成長戦略と基盤強化に取り組んだ結果、TOWA独自のコンプレッション技術による最先端パッケージ市場での優位性の確保とコア技術を応用展開した新たなビジネスの拡大を実現することができました。
今後、次世代通信規格「5G」、AI(人工知能)、IoTや自動運転といった先進技術の普及促進により、半導体需要の更なる拡大が見込まれている状況のもと、当社が掲げる目標の達成には、従来の考え方やビジネスモデルから発想の転換を図り、新たなステージへ向けた改革を実行することによって、世界における半導体需要の波を逃すことがないよう取り組んでいく必要があります。
上記のことから、この6年間の取り組みによる成果をさらに伸張させ、収益力と企業価値のさらなる向上へと繋げるため、当社グループにおける対処すべき課題を抽出し、第3次中期経営計画(2020年4月~2024年3月)を策定いたしました。
「TOWA10年ビジョン」に向けた最後の4ヵ年目標となる今回の計画では、パラダイムシフトによる当社の付加価値向上と収益力の強化、そして強固な財務基盤の構築を目標に掲げると共に、より充実したガバナンス体制の構築とSDGsへの積極的な取り組みによって、「TOWA10年ビジョン」の達成と、社会や産業の発展に大きく貢献していくことを目指しております。
第3次中期経営計画の基本方針および各分野の課題に対する取り組み内容は次のとおりです。
1.テーマ
パラダイムシフトで挑む「TOWA10年ビジョン」の達成
2.基本方針
◎パラダイムシフトにより保有する技術・品質・プロセス(ノウハウ)の付加価値を具現化し収益力を高める
◎スループットの最大化により市場競争力と財務基盤の強化を図る
◎コア技術を根幹に新たな事業と収益の拡大を図る
◎次世代をリードする人材の育成を図る
◎コーポレートガバナンスの充実とSDGsの取組みにより企業価値の向上を図る
3.事業戦略
[半導体事業]
▶ 付加価値による競合他社との差別化により市場競争力・収益力の強化を図る
▶ リードタイム短縮および在庫削減を目的とするMIP(Minimal Inventory & Period)により生産体制・財務基盤の強化を図る
▶ 開発リソースへの積極的な資源投入により顧客ニーズの先取りや環境にやさしい製品の開発をスピード感を持って実行する
[化成品事業]
▶ 加工・成形・組立技術を核に提案型加工メーカーとしてTOWAブランドの付加価値を高め事業規模を拡大する
▶ 品質・コスト・納期を更に追求し安定した収益体質を構築する
[新事業]
▶ コア技術の応用展開により新たな柱となる事業を独立させポートフォリオの変革を図る
▶ TOWAオリジナル商品の発売
▶ TSSや改造ビジネス等のグローバル展開により事業機会の拡大を図る
▶ グローバル生産拠点を活用した原価低減により競争力強化とシェア拡大を図る
[レーザ事業]
▶ アプリケーション開発を強化し新製品の市場投入を図る
▶ グローバル生産・販売拠点を活用し生産能力アップ・原価低減と販売体制・サービスの強化を図る
4.機能別戦略
[販売戦略]
▶ プロセスサポートを強化し当社技術でしか生産できないビジネスモデルの構築による販売拡大と収益力の向上
▶ 当社独自技術のコンプレッション装置による活用範囲の拡大
▶ 最先端市場(5G・車載・AI)とミドルレンジ・ローエンド市場への参入による市場拡大
▶ グローバル販売・管理体制の構築による顧客満足の向上
[生産戦略]
▶ グローバル生産・購買体制の最適化による原価低減およびリードタイムの短縮
▶ 生産技術の向上により品質の信頼性を高める
▶ 新たな生産技術を取り入れ高付加価値の製品生産に取組む
▶ 変化する環境(リスク)に対応できる事業構造の構築
[開発戦略]
▶ 既存装置(トランスファ・コンプレッション・FMS)競争力の強化
▶ モールドプロセス開発と次世代モールディング革命によりデファクトスタンダードを確立
▶ 新たなTOWAオリジナル商品の開発
[人材・組織戦略]
▶ プロセス開発からソリューション提案まで行うTOWAグローバル技術センターの構築
▶ マーケティング機能の一元化による組織強化
▶ 次世代人材育成ローテーションによるグローバルリーダーの人材開発
▶ IT活用による業務効率化により働き方改革を推進
5.目標とする経営指標
当社グループは、目標とする経営指標として以下の数値を掲げております。
これらを重要指標と認識し、企業価値の向上に努めてまいります。
(単位:億円)
2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期
売上高290350420500




半導体製造装置事業185225263310
化成品事業17182021
新事業6884110139
レーザ加工装置事業20232730
営業利益20406080
経常利益20406080
親会社株主に帰属する当期純利益14284256

上記の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

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