有価証券報告書-第153期(2023/04/01-2024/03/31)
8. その他の金融資産
(1) その他の金融資産の内訳
その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。なお、株式及び出資金はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、デリバティブ資産及び負債性金融商品は当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産であり、未収入金、貸付金及びその他は償却原価で測定する金融資産です。
(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
主として取引関係の維持・強化を目的として保有している株式及び出資金につき、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。
主な銘柄及び公正価値は以下のとおりです。
その他は多数の少額の銘柄により構成されています。
(注) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る受取配当金は、「25.金融収益及び金融費用」に記載しています。
(3) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識の中止
当社及び連結子会社は、資産の効率化や取引関係の見直し等を目的として、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の一部を売却すること等により、認識を中止しています。
認識の中止時の公正価値及び税効果調整前の累積利得(△損失)は以下のとおりです。
なお、認識の中止に伴い、その他の包括利益として認識していた累積利得(△損失)を利益剰余金へ振り替えており、前連結会計年度及び当連結会計年度における税効果調整後の振替額は、それぞれ1,106百万円(利益)、83,829百万円(利益)です。
(1) その他の金融資産の内訳
その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。なお、株式及び出資金はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、デリバティブ資産及び負債性金融商品は当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産であり、未収入金、貸付金及びその他は償却原価で測定する金融資産です。
(単位:百万円) | |||
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | ||
その他の金融資産 | |||
株式及び出資金 | 305,987 | 280,326 | |
未収入金 | 47,674 | 41,156 | |
リース債権 | 16,826 | 14,341 | |
貸付金 | 1,248 | 1,162 | |
デリバティブ資産 | 2,352 | 2,291 | |
負債性金融商品 | 588 | 802 | |
その他 | 44,876 | 48,843 | |
合計 | 419,551 | 388,921 | |
流動資産 | 60,953 | 52,400 | |
非流動資産 | 358,598 | 336,521 | |
合計 | 419,551 | 388,921 |
(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
主として取引関係の維持・強化を目的として保有している株式及び出資金につき、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。
主な銘柄及び公正価値は以下のとおりです。
(単位:百万円) | |||
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | ||
銘柄 | |||
Silicon Carbide LLC | - | 75,705 | |
ルネサス エレクトロニクス㈱ | 97,027 | - | |
スズキ㈱ | 20,787 | 30,090 | |
東海旅客鉄道㈱ | 12,341 | 14,542 | |
㈱立花エレテック | 3,821 | 6,215 | |
三菱地所㈱ | 3,474 | 6,137 | |
その他 | 168,537 | 147,637 | |
合計 | 305,987 | 280,326 |
その他は多数の少額の銘柄により構成されています。
(注) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る受取配当金は、「25.金融収益及び金融費用」に記載しています。
(3) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識の中止
当社及び連結子会社は、資産の効率化や取引関係の見直し等を目的として、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の一部を売却すること等により、認識を中止しています。
認識の中止時の公正価値及び税効果調整前の累積利得(△損失)は以下のとおりです。
(単位:百万円) | ||||||
前連結会計年度 (自 2022年4月 1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月 1日 至 2024年3月31日) | |||||
公正価値 | 累積利得(△損失) | 公正価値 | 累積利得(△損失) | |||
10,653 | 2,534 | 173,238 | 125,370 |
なお、認識の中止に伴い、その他の包括利益として認識していた累積利得(△損失)を利益剰余金へ振り替えており、前連結会計年度及び当連結会計年度における税効果調整後の振替額は、それぞれ1,106百万円(利益)、83,829百万円(利益)です。