有価証券報告書-第150期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 15:19
【資料】
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【項目】
145項目
7. その他の金融資産
(1) その他の金融資産の内訳
その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。なお、株式はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産、デリバティブ資産は当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産であり、未収入金、貸付金及びその他は償却原価で測定する金融資産です。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
その他の金融資産
株式216,161306,621
未収入金44,91233,905
リース債権12,55514,883
貸付金2,7133,680
デリバティブ資産2,2193,971
その他40,57242,221
合計319,132405,281
流動資産56,76551,657
非流動資産262,367353,624
合計319,132405,281

(2) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
主として取引関係の維持・強化を目的として保有している株式につき、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しています。
主な銘柄及び公正価値は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
銘柄
ルネサス エレクトロニクス㈱29,45090,848
スズキ㈱11,18321,743
東海旅客鉄道㈱13,52012,918
信越化学工業㈱4,3647,568
東日本旅客鉄道㈱7,8337,510
その他149,811166,034
合計216,161306,621

その他に区分される金額は、多数の少額の銘柄により構成されています。
(注) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に係る受取配当金は、「24.金融収益及び金融費用」に記載しています。
(3) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識の中止
当社及び連結子会社は、資産の効率化や取引関係の見直し等を目的として、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の一部を売却すること等により、認識を中止しています。
認識の中止時の公正価値及び税効果調整前の累積利得(△損失)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2019年4月 1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月 1日
至 2021年3月31日)
公正価値累積利得(△損失)公正価値累積利得(△損失)
7,2651,7409,209△4,703

なお、認識の中止に伴い、その他の包括利益として認識していた累積利得(△損失)を利益剰余金へ振り替えており、前連結会計年度及び当連結会計年度における税効果調整後の振替額は、それぞれ1,002百万円(利益)、5,883百万円(損失)です。