有価証券報告書-第150期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/29 15:19
【資料】
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【項目】
145項目

設備の状況(設備投資・新設等)

三菱電機グループ(当社及び連結子会社)は、従来実践してきた「バランス経営」を進化させ、強固な経営基盤の確立と持続的成長の実現を目指すとともに、中期経営計画に基づく戦略的かつ重点的な資源の投入等により企業価値の更なる向上に努めていきます。設備投資の実行にあたっては事業環境の変化を注視し、投資対象の選別・絞込み、実行時期の精査を徹底してまいります。
当連結会計年度の設備投資額は、180,033百万円(有形固定資産計上ベース)であり、内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
事業の種類別
セグメントの名称
設備投資額
有形固定資産使用権資産合計
重電システム22,6497,37230,021
産業メカトロニクス52,2111,90654,117
情報通信システム14,4987,87822,376
電子デバイス21,72928022,009
家庭電器18,0381,45019,488
そ の 他6,1505,71311,863
共 通7,84312,31620,159
合 計143,11836,915180,033

当連結会計年度におけるセグメント別の主要な内容は次のとおりです。
重電システム分野においては、電力機器、交通機器及び昇降機の増産、合理化、品質向上等を目的とした投資を行いました。
産業メカトロニクス分野においては、FA機器及び自動車機器における増産等を目的とした投資を行いました。
情報通信システム分野においては、研究開発力強化、合理化等を目的とした投資を行いました。
電子デバイス分野においては、パワーデバイスにおける増産等を目的とした投資を行いました。
家庭電器分野においては、空調機器の増産、合理化、品質向上等を目的とした投資を行いました。
共通分野においては、研究開発力の強化等を目的とした投資を行いました。
また、所要資金は、主に自己資金によっています。
なお、当連結会計年度の生産能力に重要な影響を及ぼすような固定資産の売却、撤去または災害による滅失等はありません。