四半期報告書-第81期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で大幅な増収増益となった。主力のインダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)における大幅増収が全社の売上高の増加を牽引した。また、生販開一体となり全社で推進してきた収益構造改革の効果により、売上総利益率は前年同期比2.3ポイント改善の41.7%となった。中長期にわたる持続的な成長に向けた投資を実行しながら、大幅な増益を達成した。
その結果として当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は6,248億53百万円(前年同期比9.9%増)となった。営業利益(※)は643億65百万円(前年同期比40.5%増)、法人税等、持分法投資損益控除前四半期純利益は625億10百万円(前年同期比41.8%増)、当社株主に帰属する四半期純利益は466億73百万円
(前年同期比52.4%増)となった。
なお、当第3四半期連結累計期間における対米ドルおよび対ユーロの平均レートはそれぞれ111.7円(前年同期比4.8円の円安)、127.9円(前年同期比9.2円の円安)となった。
(※) 「営業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「試験研究開発費」を
控除したものを表示している。
オペレーティング・セグメントの業績は、次のとおりである。
経営管理区分の見直しにより、第1四半期連結会計期間より、「ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス」傘下の一部を「その他事業」の事業セグメントに含め開示している。これに伴い前第3四半期連結累計期間の数値についても新管理区分に組み替えて表示している。
① インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)
日本においては、世界的な半導体関連投資の拡大による製造装置の投資需要の高まりと、自動車業界での投資需要の増加を捉え、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
海外においては、米州では、半導体関連投資需要等が堅調に推移した。欧州では、政局の安定に伴う緩やかな景気回復に加えて、機械輸出が好調だったことから、注力業界を中心に需要が拡大した。また中華圏・アジアでは、デジタル業界で急速な投資拡大が見られた。これらの需要や投資の拡大に対応し、リソースの増強ならびに顧客への最適なソリューション提案活動を実施したことに加え、買収企業の売上高が寄与したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、2,969億16百万円(前年同期比21.7%増)(うち外部顧客に対する売上高は、2,920億53百万円(前年同期比21.7%増))、セグメント利益は売上高の増加に加え、幅広い商品群とソリューションを活かした販売活動の効果により、552億42百万円(前年同期比49.0%増)となった。
② エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)
日本においては、自動車業界向けの新規商談拡大や好調な新車販売、アミューズメント業界向けの需要を確実に捉えたこと等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
海外においては、中華圏では、内陸都市部における所得や生活水準の向上に伴い、高機能家電市場の需要増を捉えたことから、民生業界向けが好調に推移した。アジアでは、自動二輪向けの需要増や家電向けで採用商品が増えたことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は増加した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、1,201億96百万円(前年同期比15.2%増)(うち外部顧客に対する売上高は、777億17百万円(前年同期比12.8%増))、セグメント利益は国内外売上高の増加に加え、内部売上高も増加したことにより、108億28百万円(前年同期比51.5%増)となった。
③ オートモーティブエレクトロニックコンポーネンツビジネス(車載事業)
日本においては、当社製品を搭載した車種のモデルチェンジによる影響により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では、北米における自動車生産台数の減少や当社製品を搭載した車種のモデルチェンジによる影響により売上高は前年同期比で減少した。アジアでは、インドでの好調な自動車生産やインドネシアの自動二輪向けの販売増などにより、売上高は前年同期比で増加した。これらの結果に為替のプラス影響が加わり、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、989億35百万円(前年同期比1.7%増)(うち外部顧客に対する売上高は、975億53百万円(前年同期比0.7%増))、セグメント利益は売上高は横ばいにとどまる一方で、研究開発費の増加により、42億75百万円(前年同期比12.4%減)となった。
④ ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス(社会システム事業)
駅務システム事業においては、更新需要が横ばいに推移した。交通管制・道路管理システム事業については、幹線道路関連の端末更新需要が低調だったものの、品揃え強化に取り組んだことにより、端末商品の販売は横ばいで推移した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で横ばいとなった。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、339億74百万円(前年同期比0.3%増)(うち外部顧客に対する売上高は、309億59百万円(前年同期比0.2%増))、セグメント損失は設計・生産の内作化など収益力強化の取り組みの結果、33億47百万円(前年同期は35億7百万円の損失)となった。
⑤ ヘルスケアビジネス(ヘルスケア事業)
日本においては、家庭向け健康医療機器については、オンラインチャネルでの販促活動の強化により血圧計と低周波治療器の販売が好調に推移した。しかしながら、平成28年12月に実施した医療機器販売子会社旧オムロンコーリン社の株式譲渡に伴い、医療機関向け機器の売上高が減少した結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では、米国でのオンラインチャネルでの販促活動および南米における取扱店拡大により、血圧計、ネブライザの販売が好調に推移した。欧州では、ロシアでの血圧計の販売が堅調に推移した。中華圏では、オンラインチャネルでの血圧計、ネブライザの販売が好調に推移した。アジアでは、インドやインドネシア等での取扱店拡大により、血圧計の販売が好調に推移した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、822億35百万円(前年同期比7.9%増)(うち外部顧客に対する売上高は、820億33百万円(前年同期比8.0%増))、セグメント利益は売上高の増加と生産性向上により、101億80百万円(前年同期比34.3%増)となった。
⑥ その他(本社直轄事業)
その他のセグメントでは、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄事業として担当している。
環境事業は、蓄電関連の商品拡充の効果は出ているものの、太陽光発電パネル向けパワコン需要の低迷により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
電子機器事業は、無停電電源装置および電子機器の開発・生産受託サービスの需要が好調に推移し、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
マイクロデバイス事業は、スマートフォン向けマイクロフォンの需要増加により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
バックライト事業は、事業の最適化を更に進めていることから、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、491億53百万円(前年同期比17.7%減)(うち外部顧客に対する売上高は、416億41百万円(前年同期比20.3%減))、セグメント損失は11億24百万円(前年同期は13億10百万円の損失)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金及び現金同等物残高は、前期末に比べ193億66百万円減少し、1,066億60百万円となった。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益の計上や売上債権の減少などにより、463億7百万円の収入(前年同期比17億71百万円の収入増)となった。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、資本的支出や事業買収などにより、444億59百万円の支出(前年同期比362億24百万円の支出増)となった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや自己株式の取得などにより、227億17百万円の支出(前年同期比75億43百万円の支出増)となった。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はない。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、420億53百万円である。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で大幅な増収増益となった。主力のインダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)における大幅増収が全社の売上高の増加を牽引した。また、生販開一体となり全社で推進してきた収益構造改革の効果により、売上総利益率は前年同期比2.3ポイント改善の41.7%となった。中長期にわたる持続的な成長に向けた投資を実行しながら、大幅な増益を達成した。
その結果として当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は6,248億53百万円(前年同期比9.9%増)となった。営業利益(※)は643億65百万円(前年同期比40.5%増)、法人税等、持分法投資損益控除前四半期純利益は625億10百万円(前年同期比41.8%増)、当社株主に帰属する四半期純利益は466億73百万円
(前年同期比52.4%増)となった。
なお、当第3四半期連結累計期間における対米ドルおよび対ユーロの平均レートはそれぞれ111.7円(前年同期比4.8円の円安)、127.9円(前年同期比9.2円の円安)となった。
(※) 「営業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「試験研究開発費」を
控除したものを表示している。
オペレーティング・セグメントの業績は、次のとおりである。
経営管理区分の見直しにより、第1四半期連結会計期間より、「ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス」傘下の一部を「その他事業」の事業セグメントに含め開示している。これに伴い前第3四半期連結累計期間の数値についても新管理区分に組み替えて表示している。
① インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)
日本においては、世界的な半導体関連投資の拡大による製造装置の投資需要の高まりと、自動車業界での投資需要の増加を捉え、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
海外においては、米州では、半導体関連投資需要等が堅調に推移した。欧州では、政局の安定に伴う緩やかな景気回復に加えて、機械輸出が好調だったことから、注力業界を中心に需要が拡大した。また中華圏・アジアでは、デジタル業界で急速な投資拡大が見られた。これらの需要や投資の拡大に対応し、リソースの増強ならびに顧客への最適なソリューション提案活動を実施したことに加え、買収企業の売上高が寄与したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、2,969億16百万円(前年同期比21.7%増)(うち外部顧客に対する売上高は、2,920億53百万円(前年同期比21.7%増))、セグメント利益は売上高の増加に加え、幅広い商品群とソリューションを活かした販売活動の効果により、552億42百万円(前年同期比49.0%増)となった。
② エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)
日本においては、自動車業界向けの新規商談拡大や好調な新車販売、アミューズメント業界向けの需要を確実に捉えたこと等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
海外においては、中華圏では、内陸都市部における所得や生活水準の向上に伴い、高機能家電市場の需要増を捉えたことから、民生業界向けが好調に推移した。アジアでは、自動二輪向けの需要増や家電向けで採用商品が増えたことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は増加した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、1,201億96百万円(前年同期比15.2%増)(うち外部顧客に対する売上高は、777億17百万円(前年同期比12.8%増))、セグメント利益は国内外売上高の増加に加え、内部売上高も増加したことにより、108億28百万円(前年同期比51.5%増)となった。
③ オートモーティブエレクトロニックコンポーネンツビジネス(車載事業)
日本においては、当社製品を搭載した車種のモデルチェンジによる影響により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では、北米における自動車生産台数の減少や当社製品を搭載した車種のモデルチェンジによる影響により売上高は前年同期比で減少した。アジアでは、インドでの好調な自動車生産やインドネシアの自動二輪向けの販売増などにより、売上高は前年同期比で増加した。これらの結果に為替のプラス影響が加わり、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、989億35百万円(前年同期比1.7%増)(うち外部顧客に対する売上高は、975億53百万円(前年同期比0.7%増))、セグメント利益は売上高は横ばいにとどまる一方で、研究開発費の増加により、42億75百万円(前年同期比12.4%減)となった。
④ ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス(社会システム事業)
駅務システム事業においては、更新需要が横ばいに推移した。交通管制・道路管理システム事業については、幹線道路関連の端末更新需要が低調だったものの、品揃え強化に取り組んだことにより、端末商品の販売は横ばいで推移した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で横ばいとなった。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、339億74百万円(前年同期比0.3%増)(うち外部顧客に対する売上高は、309億59百万円(前年同期比0.2%増))、セグメント損失は設計・生産の内作化など収益力強化の取り組みの結果、33億47百万円(前年同期は35億7百万円の損失)となった。
⑤ ヘルスケアビジネス(ヘルスケア事業)
日本においては、家庭向け健康医療機器については、オンラインチャネルでの販促活動の強化により血圧計と低周波治療器の販売が好調に推移した。しかしながら、平成28年12月に実施した医療機器販売子会社旧オムロンコーリン社の株式譲渡に伴い、医療機関向け機器の売上高が減少した結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では、米国でのオンラインチャネルでの販促活動および南米における取扱店拡大により、血圧計、ネブライザの販売が好調に推移した。欧州では、ロシアでの血圧計の販売が堅調に推移した。中華圏では、オンラインチャネルでの血圧計、ネブライザの販売が好調に推移した。アジアでは、インドやインドネシア等での取扱店拡大により、血圧計の販売が好調に推移した。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、822億35百万円(前年同期比7.9%増)(うち外部顧客に対する売上高は、820億33百万円(前年同期比8.0%増))、セグメント利益は売上高の増加と生産性向上により、101億80百万円(前年同期比34.3%増)となった。
⑥ その他(本社直轄事業)
その他のセグメントでは、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄事業として担当している。
環境事業は、蓄電関連の商品拡充の効果は出ているものの、太陽光発電パネル向けパワコン需要の低迷により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
電子機器事業は、無停電電源装置および電子機器の開発・生産受託サービスの需要が好調に推移し、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく増加した。
マイクロデバイス事業は、スマートフォン向けマイクロフォンの需要増加により、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
バックライト事業は、事業の最適化を更に進めていることから、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第3四半期連結累計期間における売上高は、491億53百万円(前年同期比17.7%減)(うち外部顧客に対する売上高は、416億41百万円(前年同期比20.3%減))、セグメント損失は11億24百万円(前年同期は13億10百万円の損失)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末における現金及び現金同等物残高は、前期末に比べ193億66百万円減少し、1,066億60百万円となった。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益の計上や売上債権の減少などにより、463億7百万円の収入(前年同期比17億71百万円の収入増)となった。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、資本的支出や事業買収などにより、444億59百万円の支出(前年同期比362億24百万円の支出増)となった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや自己株式の取得などにより、227億17百万円の支出(前年同期比75億43百万円の支出増)となった。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はない。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、420億53百万円である。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。