四半期報告書-第87期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/11 15:03
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32項目

有報資料

(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国では個人消費を中心に回復基調が継続しましたが、期央において、欧州での英国のEU離脱問題や金融システムに関する不安から各国株式市場や為替相場が混乱し、その後落ち着きを取り戻しつつあるものの、わが国経済においては、期央に急激に進んだ円高基調が継続し、輸出関連企業の業績への影響や依然として停滞する個人消費などから厳しい状況となりました。
一方、当社グループの関連するエレクトロニクス市場は、自動車市場は海外を中心に堅調に推移しましたが、スマートフォン市場の成熟化やそれに伴う競争激化、工作機械等の産業機器市場の停滞などから、市場全体として厳しい事業環境下で推移しました。
このような状況のもと当社グループは、主力のコネクタ事業を中心に、成長市場・機器に対し、積極的なグローバルマーケティングと新製品開発活動のスピードアップによる受注・売上の拡大を図るとともに、内製化の更なる強化によるコストダウン、設備効率化及び諸費用抑制など経営全般にわたる効率化を推進し業績向上に努めました。しかしながら、上述の外部環境の変化、とりわけ為替の影響を受けたことや新製品の開発費用が増加したことなどから、当第2四半期連結累計期間の売上高は898億61百万円(前年同期比93%)となり、利益面においては、営業利益41億42百万円(前年同期比33%)、経常利益26億38百万円(前年同期比23%)、親会社株主に帰属する四半期純利益21億3百万円(前年同期比25%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①コネクタ事業
携帯機器分野において、中国スマートフォン市場向けの売上高伸長を果たしたものの、事業全体として、為替の円高進行による影響を受けたことや製品構成の変化などから、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高799億20百万円(前年同期比91%)、セグメント利益63億54百万円(前年同期比42%)となりました。
②インターフェース・ソリューション事業
自動車分野において、今年度は車載用静電タッチパネルにおける新製品投入の端境期にあったこと、及び産機分野においても、工作機械向けパネル市場の低迷が継続したことなどから、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高37億47百万円(前年同期比91%)、セグメント利益3億66百万円(前年同期比65%)となりました。
③航機事業
防衛・宇宙用電子機器や産機分野における半導体・液晶製造装置向け機器などが堅調に推移しましたが、油田掘削関連製品が、前年に引き続き海外市場の需要低迷の影響を受けたことにより、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高58億69百万円(前年同期比116%)、セグメント損失4億2百万円(前年同期はセグメント損失8億円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の減少はあったものの、売上増加に伴う売上債権、たな卸資産の増加や新製品生産増強投資による有形固定資産の増加などから、前連結会計年度末に比べ15億44百万円増加の1,673億78百万円となりました。
負債は、約定返済により借入金は減少したものの、生産増加による生産用材料等の仕入債務の増加などから、前連結会計年度末に比べ40億72百万円増加の652億78百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による増加はあったものの、主として円高に伴う為替換算調整勘定の減少から、前連結会計年度末に比べ25億27百万円減少の1,020億99百万円となり、自己資本比率は、60.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権やたな卸資産の増加によるマイナス要因はあったものの、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上や仕入債務の増加などから、70億73百万円のプラス(前年同四半期207億82百万円のプラス)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、新製品生産用設備を中心とする有形固定資産取得による支出などから、124億97百万円のマイナス(前年同四半期103億63百万円のマイナス)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主として借入金の約定返済などから、54億8百万円のマイナス(前年同四半期51億50百万円のマイナス)となりました。
この結果、現金及び現金同等物の当四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ124億49百万円減少の254億59百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は47億58百万円であります。

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