有価証券報告書-第82期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 13:37
【資料】
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【項目】
174項目
(3)【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
a.監査等委員会監査の組織、人員
有価証券報告書提出日現在、監査等委員会は1名の社内取締役と2名の社外取締役で構成され、社内取締役を常勤監査等委員に選任しております。2024年6月28日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役1名選任の件、補欠の監査等委員である取締役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査等委員会は引き続き1名の社内取締役と2名の社外取締役で構成されることになります。
社内監査等委員である栗田優一氏は、当社の経営企画、財務および管理担当役員として経験があり、社外監査等委員である住田清芽氏は公認会計士として監査法人での長年の勤務経験があり、両氏ともに財務および会計に関する十分な知見を有しております。また、社外監査等委員である中田朋子氏は法曹としての経験があり、法務およびコンプライアンスに関する豊富な知見を有しております。
なお、監査等委員会および監査等委員の職務を補助する体制として、執行側から独立した専任のスタッフ1名からなる監査等委員会室を設置しております。
b.監査等委員会および監査等委員の活動状況
(監査等委員会の活動状況)
当連結会計年度において、監査等委員会は13回開催され、それぞれの委員の出席率は以下のとおりです。
役職名氏名出席率
委員長(2023年6月27日まで)
(独立社外取締役)
難波 孝一100%(3回)
監査等委員、委員長(2023年6月27日以降)
(独立社外取締役)
住田 清芽100%(13回)
監査等委員(2023年6月27日以降)
(独立社外取締役)
中田 朋子100%(10回)
常勤監査等委員
(社内取締役)
栗田 優一100%(13回)

監査等委員会は策定した監査方針、監査計画、重点監査項目および職務分担等に基づき、取締役および執行役員その他業務執行機関の職務執行を監査しており、1回あたりの平均所要時間は約1時間50分でした。
当連結会計年度における主な活動は以下のとおりです。
活動内容常勤社外
監査等委員会・ 監査等委員会(13回)
重要会議への出席・ 取締役会(13回)
・ 内部統制委員会(2回)
・ 経営会議(月に2回)、Business Plan Meeting(2回)、Executive Mid-term Strategy Meeting(10回)、国内執行役員会(月次)、全体部長会(月次)等
業務執行取締役・執行役員等との面談・ 代表取締役兼執行役員社長・Group CEOとの定期面談(2回)
・ 代表取締役兼執行役員副社長、業務執行取締役との面談(7回)、および執行役員等との面談


(注)1
主要部門・子会社への往査・ 監査計画において選定した部門および国内外の主な連結子会社への往査(国内子会社5社、海外子会社8社)
・ 本社および国内外の主な連結子会社の業務や財産の状況の調査

(注)1
(注)1
重要書類の閲覧・ 重要な決裁書類等の閲覧
・ 国内外の子会社からの月報による報告


社外取締役や子会社監査役等との連携・ 社外取締役会合(経営執行役員との意見交換会等)への出席(7回)
・ 国内外の連結子会社監査役、監事との定期協議(2回)
・ 随時の意見交換




(注)1
監査室との連携・ 監査室(内部監査部門)からの定期報告(5回)
・ 随時の意見交換


(注)1
会計監査人との連携・ 会計監査人の監査計画、四半期レビューおよび期末監査の状況、ならびに監査上の主要な検討事項 (KAM)を含む監査の重点項目に関する定期的な意見交換等(8回)
・ 海外連結子会社の監査チームを含むグローバル監査チームとの面談(1回)
・ 海外連結子会社の監査チームと現地での面談
・ 随時の意見交換






(注)2

(注)1. 対面、WEB会議を活用するなど、可能な範囲で参加している。
2. 議題に応じて、参加している。
当連結会計年度は、主要な国内外の連結子会社、国内事業所へは可能な限り実地での対面往査を行うことを基本とし、補完的にWEB会議での往査、インタビューも実施しました。常勤監査等委員による往査、経営会議、Business Plan Meeting等の重要な会議への出席および執行部門からの業務報告の聴取を通じた情報は監査等委員会全体で共有しています。これらの調査および監査活動の結果、フィードバックが必要であると認識した内容については、取締役や各部門の責任者に意見を伝えました。
(監査等委員会における具体的な検討内容)
監査等委員会では、当社グループの中長期の成長に向けて近年実行してきた海外における事業買収や急速な人員増強を背景として、前連結会計年度に引き続き、グローバル・グループ経営の視点から、以下の点に留意して検討を実施しました。
・業務執行が、グランドデザインおよび第2期中期経営計画ならびにそれらに基づく中長期的な企業価値向上のための諸施策に沿って適切になされているか。当社の企業価値向上に繋がる第3期中期経営計画の検討がなされているか。
・The Advantest Wayの浸透施策および実効性を確保する施策が適切に行われているか。
・業務執行の最高意思決定機関である経営会議において、グローバル組織およびグローバル職務権限規定に基づいた適切な運営および本質的な議論がなされているか。
・CxO体制の発足に伴い権限移譲による迅速かつ効率的な業務執行体制の構築が図られているか。
・当社が対処すべき課題、当社を取り巻くリスク等に対し、状況把握と経営方針・ 経営戦略等と関連付けて具体的に対策が行われているか。
・取締役会の方針が、執行役員をはじめとする現場に徹底されているか。
・現場の問題点が、執行役員、取締役に報告されているか、重要な事項については取締役会に報告されているか。
また、監査等委員会では、取締役会に付議される(または付議された)議案や、内部統制委員会における当社グループのリスク評価や内部通報制度を含むコンプライアンスの状況についての意見交換を行っております。
加えて、当連結会計年度より、日本公認会計士協会「倫理規則」の改正に基づき、会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人およびそのネットワーク・ファームに対する非保証業務の依頼に際しては、監査等委員会の事前了解が必要となったことから、CFOおよび関連する部署とも協議を行い、当社グループの非保証業務に関する基本方針を策定しました。非保証業務に関しては、当該基本方針に基づき、監査等委員会において業務提供前に協議し、依頼の是非を決定しています。さらに、監査等委員会 委員長の住田清芽氏が指名報酬委員を兼任しており、指名報酬委員会を中心に検討が進められたサクセッション・プランおよび役員報酬制度の改定等の状況を適宜取り上げ、意見交換を行っております。
(社外取締役や連結子会社監査役等との連携)
監査等委員は、社外取締役会合等に参加し、監査等委員以外の社外取締役とも経営方針や職務の執行状況などにつき定期的に意見交換を行う機会を確保しております。また、アドバンテストグループ各社の監査役、監事等と定期的な意見交換会を実施してグループ監査の質向上を図るとともに、お互いに情報を共有しやすい環境を構築することに努めております。
(監査室(内部監査部門)との連携)
監査等委員会は、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制評価を含む、監査室の年間監査計画および四半期ごとの活動について定期的に説明の受領、質疑応答などを通じて意見交換を実施しています。また、個別テーマに関する内部監査の結果についても、必要に応じて随時意見交換を実施しています。
(会計監査人との連携)
監査等委員会は、会計監査人と監査計画時および四半期ごとの定例面談の際に、会計監査人から、監査計画、グループ監査の状況、四半期レビュー結果、期末監査結果等の報告を受け、監査上の論点について適宜質疑を行っております。
監査上の主要な検討事項(KAM)については、当連結会計年度における事業環境の変化を踏まえ、期中からKAMの候補となりうる項目について会計監査人と意見交換を行いました。期末監査においては、前連結会計年度からのKAM項目の変更の状況について、監査等委員会としてのリスク認識と整合していることを確認しています。前連結会計年度から引き続きKAMとして記載されている「のれん及び無形資産の評価」については、当連結会計年度において一部減損が発生した孫会社を含む減損テストの詳細や買収時点からの将来事業計画の進捗状況がのれんのヘッドルームに及ぼしている影響等について意見交換を実施しました。また、当連結会計年度において総資産に占める金額的重要性が増大した等の理由により新たにKAMに追加された「棚卸資産の評価」については、棚卸資産の将来使用見込みのシミュレーションの詳細について執行部門から報告を受けた内容を踏まえたうえで、会計監査人がどのような監査手続を実施したか、シミュレーションの方法等に対する監査人の見解等について質疑を行いました。
② 内部監査の状況
a. 内部監査の組織および人員
当社は、Group CEO直轄の監査室を設置し、当社6名と海外グループ会社(米国、シンガポール、韓国、ドイツ)10名、合計16名の内部監査担当の専任従業員をおいて、当社グループ内の内部監査を行っております。なお、欧州における業務拡大に伴い、当連結会計年度においてドイツに内部監査チームを設立しております。内部監査部門には、CIA(公認内部監査人)、CPA(公認会計士)、CISA(公認情報システム監査人)、CFE(公認不正検査士)等の専門資格を有する人材を配置しております。
b. 内部監査の目的
内部監査規定において内部監査の目的を、「組織的かつ専門的な方法により会社のコンプライアンス、リスクマネジメント、内部統制およびガバナンスプロセスの有効性を評価・改善することにより、会社の業務を改善し、会社の目標達成に貢献すること」として定義しております。内部監査部門は、独立かつ客観的な立場で、法令および社内規則の順守ならびに業務の有効性および効率性について保証の提供および業務改善のための助言を実施しております。
c. 内部監査の手続
内部監査部門は、各年度の監査計画に基づいて、下記の監査項目について当社の各部門および国内外のグループ会社の業務監査を行い、問題点の把握・指摘・改善勧告を実施するとともに改善状況の把握に努めております。
・ リスクへの対応:内部統制基盤の整備状況、水害対応等のBCPプランの策定
・ 法令・社内ルールの順守:権限委譲の仕組みと権限委譲に関するルールの順守
・ 事業の有効性および効率性:開発の進捗状況、サプライチェーンマネジメント
・ 情報セキュリティ:個人情報・機密情報の管理-サイバー攻撃対策を含む情報セキュリティ
・ 資産保全:固定資産・棚卸資産の管理
また、内部監査部門は、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価および報告を行っております。
d. 内部監査の実効性を確保するための取組
内部監査部門はGroup CEOのみならず、取締役会および監査等委員会に対して直接報告を行う体制を整備しており、次のとおり取締役会には半年ごと、監査等委員会には四半期ごとに定期報告を行っております。
・取締役会への報告
報告内容時期概要
監査室活動報告2023年6月20日
2023年12月21日
前半期の監査結果・活動内容報告(財務報告に 係る内部統制評価状況の報告を含む)

・監査等委員会への報告
報告内容時期概要
監査室活動報告2023年4月25日
2023年7月26日
2023年10月31日
2024年1月31日
各四半期の監査結果・活動内容報告(財務報告に 係る内部統制評価状況の報告を含む)
財務報告に係る内部統制評価状況の報告2023年5月18日前年度の財務報告に係る内部統制の評価状況を報告。

e. 内部監査、監査等委員監査、会計監査の相互連携
・内部監査部門と監査等委員会の連携
監査室長は、監査等委員会による効率的な監査の遂行に資するよう、監査対象部門の監査の都度、監査報告書を監査等委員に送付するとともに、監査等委員会へ四半期ごとに活動報告を行っております。また、内部監査部門は監査等委員会と監査計画ならびに実績を共有し、監査等委員会と意見交換を実施しております。
・内部監査部門と会計監査人の連携
監査室長は、財務報告に係る内部統制監査に関し、年度計画および監査範囲を会計監査人と協議の上決定し、必要に応じて随時打合せ、意見交換を行い、内部統制評価の状況について会計監査人との四半期ごとの定期的な打合せを実施しております。
③ 会計監査の状況
会計監査につきましては、当社はEY新日本有限責任監査法人と監査契約を結び、会社法に基づく監査、金融商品取引法に基づく監査を受けております。なお、当期において会計監査業務を執行した公認会計士および会計監査業務に係る補助者は下記のとおりです。
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
東証2部に上場した1983年度より当社の上場監査を継続しております。1983年度以前の調査が著しく困難なため、継続監査期間は上記年数を超えている可能性があります。
c.業務を執行した公認会計士
公認会計士の氏名等
指定有限責任社員
業務執行社員
松本 暁之
太田 稔
中田 裕之

(注)業務執行社員のローテーションは適切に実施されており、業務執行社員については、連続して7会計期間を超えて会計監査業務に関与しておらず、筆頭業務執行社員については連続して5会計期間を超えて会計監査業務に関与していません。当社の会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人は、業務執行社員については、7会計期間の関与の後、再度同じ会計監査業務に関与する場合には、5会計期間のインターバルを設けることとしています。また、筆頭業務執行社員については5会計期間の関与の後に、再度の関与は行わない運用としています。
d.監査業務に係る補助者の構成
会計監査業務に係る補助者は、公認会計士を主たる構成員とし、システム専門家等の専門的知識を有するものを含んでおります。
e.監査法人の選定理由
EY新日本有限責任監査法人を会計監査人に選定した理由は、会計監査人、監査室および経理・財務部門等から監査チームの監査体制、独立性、監査の実施状況や品質等に関する情報を収集し検証を行ったうえで、日本監査役協会が公表している実務指針等を参考に、同監査法人の品質管理体制、独立性および専門性ならびに監査活動の適切性、妥当性および効率性その他職務の執行に関する状況等を総合的に勘案し、会計監査が適正に行われることを確保する体制を備えており適任であると判断したためであります。
(会計監査人の解任または不再任の決定方針)
会計監査人が会社法第340条第1項各号に定めるいずれかの事由に該当すると認められる場合、監査等委員会は、監査等委員全員の同意により会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において解任の旨およびその理由を報告いたします。また、上記のほか、会計監査人の適格性または独立性を害する事由の発生により、適正な監査の遂行が困難であると認められる場合、監査等委員会は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
f.監査等委員会による監査法人の評価
当社の監査等委員会は、会計監査人の品質管理、監査チームの独立性および専門性、監査報酬の妥当性、監査等委員会との有効なコミュニケーション、経営者等との有効なコミュニケーション、海外ネットワーク・ファームを活用したグループ監査、不正リスクの適切な評価および対応等について、会計監査人から資料を収集し、面談および聴取を行い、総合的に勘案して評価を行った結果、会計監査が適正に行われていると判断いたしました。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社1551316413
連結子会社----
1551316413

(前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、ESGに係るコンサルティング業務であります。
(当連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、非財務情報の第三者保証業務およびESGに係るコンサルティング業務であります。
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Young)に対する報酬(a.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)
提出会社-113-23
連結子会社185277218177
185390218200

(前連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、財務デューデリジェンス業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務業務や人事コンサルティング業務等であります。
(当連結会計年度)
当社における非監査業務の内容は、税務業務等であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務業務等であります。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する報酬は、監査時間・業務の内容等を勘案し、監査等委員会の同意のもと適切に決定しております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会は、取締役、執行役員、社内関係部署および会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況、報酬見積の算出根拠などの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等について適切であると判断し、会社法第399条第1項および第3項の同意を行っております。

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