有価証券報告書-第62期(平成31年4月1日-令和1年12月31日)
(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、監査の方針、監査計画を定めるほか、重要な監査業務に関する事項について協議しています。また、取締役会その他重要な会議への出席、代表取締役との意見交換、稟議書等の重要な決裁書類の閲覧及び当社の業務・財産の状況調査を行い、取締役(監査等委員を除く)の経営判断及び業務執行の適法性・妥当性をチェックするとともに、子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けています。さらに、監査において不備が発見された場合は、内部統制部門と情報共有を行い、改善を図っています。
監査等委員会は、会計監査人との関係においては、監査の独立性と適正性を監視しながら、会計監査結果報告の受領と協議を行っています。また、会計監査人及び監査室とは、必要の都度、相互の情報交換、意見交換を行うなどの連携を密にして、監査の実効性と効率性の向上を目指しています。
なお、監査等委員である三矢麻理子氏は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。
② 内部監査の状況
内部監査は、その組織として社長直轄の監査室を設置しており、7名の専任スタッフが内部監査に従事しています。監査室は、年間監査計画等に基づいて、監査等委員会と連携し業務活動が適正かつ効率的に行われているかを監査し、監査結果を社長及び取締役会に報告するとともに、内部統制部門その他社内組織に助言・勧告を行います。また、金融商品取引法に基づく、財務報告に係る内部統制の評価を実施し、その結果を社長及び監査等委員会を含む取締役会に報告します。監査等委員会及び会計監査人とは適宜情報交換を実施しており、相互の連携が図られています。
③ 会計監査の状況
a.会計監査人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.業務を執行した公認会計士
高木 健治
田中 勝也
c.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、公認会計士試験合格者12名、その他23名です。
d.監査法人の選定方針と理由
選定時における監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している実務指針等を参考に、「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」及び「会計監査人の選定基準」を定めており、これらに基づき、監査法人概要、品質管理体制、会社法上の欠格事由への該当性、独立性、監査計画、監査チームの編成、監査報酬見積額等の要素を個別に吟味したうえで総合的に判断し、選定しています。
EY新日本有限責任監査法人を選定した理由は、当社の会計監査人評価・選定基準に照らして、会計監査人としての品質管理体制、独立性及び専門性と、当社グループのグローバルな事業活動を一元的に監査する体制を有していること、当社の親会社となる予定のヤマハ発動機株式会社の会計監査人であること、加えて、会計監査人の交代により、従来と異なる視点や手法による監査を通じて当社財務情報の更なる信頼性の向上が期待できると判断したためです。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
(注)当社における非監査業務の内容は、会計監査人交代に係る予備調査業務等です。
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬の内容(a.を除く)
(注)連結子会社における非監査業務の内容は、事業統合に係るコンサルティング業務等です。
c.その他重要な報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査計画の内容及び報酬見積もりの算出根拠等を勘案し決定しています。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、取締役会、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告を通じて、会計監査人の監査計画の内容及び報酬見積りの算出根拠等を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っています。
f.監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第61期(連結・個別) 明治アーク監査法人 (現 アーク有限責任監査法人)
第62期(連結・個別) EY新日本有限責任監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
異動に係る監査公認会計士等の氏名又は名称
明治アーク監査法人 (現 アーク有限責任監査法人)
EY新日本有限責任監査法人
異動の年月日 2019年6月27日
異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である明治アーク監査法人は、2019年6月27日開催の第61回定時株主総会終結の時を
もって任期満了となり、その後任として新たにEY新日本有限責任監査法人を選任いたしました。
当社は、当社、ヤマハ発動機株式会社及びアピックヤマダ株式会社の三社による事業統合を予定してお
り、事業統合に伴う監査工数の増加に対応する人員確保が困難になる可能性があることを理由に明治アー
ク監査法人より任期満了での退任の申し出があったこと、ヤマハ発動機株式会社の会計監査人がEY新日本
有限責任監査法人であることその他を総合的に勘案した結果、監査役会は会計監査人を見直すことといた
しました。
監査役会がEY新日本有限責任監査法人を候補者とした理由は、当社の会計監査人評価・選定基準に照ら
して、会計監査人としての品質管理体制、独立性及び専門性と、当社グループのグローバルな事業活動を
一元的に監査する体制を有していること、当社の親会社となる予定のヤマハ発動機株式会社の会計監査人
であること、加えて、会計監査人の交代により、従来と異なる視点や手法による監査を通じて当社財務情
報の更なる信頼性の向上が期待できると判断したためです。
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、監査の方針、監査計画を定めるほか、重要な監査業務に関する事項について協議しています。また、取締役会その他重要な会議への出席、代表取締役との意見交換、稟議書等の重要な決裁書類の閲覧及び当社の業務・財産の状況調査を行い、取締役(監査等委員を除く)の経営判断及び業務執行の適法性・妥当性をチェックするとともに、子会社については、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けています。さらに、監査において不備が発見された場合は、内部統制部門と情報共有を行い、改善を図っています。
監査等委員会は、会計監査人との関係においては、監査の独立性と適正性を監視しながら、会計監査結果報告の受領と協議を行っています。また、会計監査人及び監査室とは、必要の都度、相互の情報交換、意見交換を行うなどの連携を密にして、監査の実効性と効率性の向上を目指しています。
なお、監査等委員である三矢麻理子氏は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しています。
② 内部監査の状況
内部監査は、その組織として社長直轄の監査室を設置しており、7名の専任スタッフが内部監査に従事しています。監査室は、年間監査計画等に基づいて、監査等委員会と連携し業務活動が適正かつ効率的に行われているかを監査し、監査結果を社長及び取締役会に報告するとともに、内部統制部門その他社内組織に助言・勧告を行います。また、金融商品取引法に基づく、財務報告に係る内部統制の評価を実施し、その結果を社長及び監査等委員会を含む取締役会に報告します。監査等委員会及び会計監査人とは適宜情報交換を実施しており、相互の連携が図られています。
③ 会計監査の状況
a.会計監査人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.業務を執行した公認会計士
高木 健治
田中 勝也
c.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、公認会計士試験合格者12名、その他23名です。
d.監査法人の選定方針と理由
選定時における監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している実務指針等を参考に、「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」及び「会計監査人の選定基準」を定めており、これらに基づき、監査法人概要、品質管理体制、会社法上の欠格事由への該当性、独立性、監査計画、監査チームの編成、監査報酬見積額等の要素を個別に吟味したうえで総合的に判断し、選定しています。
EY新日本有限責任監査法人を選定した理由は、当社の会計監査人評価・選定基準に照らして、会計監査人としての品質管理体制、独立性及び専門性と、当社グループのグローバルな事業活動を一元的に監査する体制を有していること、当社の親会社となる予定のヤマハ発動機株式会社の会計監査人であること、加えて、会計監査人の交代により、従来と異なる視点や手法による監査を通じて当社財務情報の更なる信頼性の向上が期待できると判断したためです。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) | 非監査業務に基づく 報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく 報酬(百万円) | 非監査業務に基づく 報酬(百万円) | |
提出会社 | ― | ― | 19 | 6 |
連結子会社 | ― | ― | 53 | ― |
計 | ― | ― | 72 | 6 |
(注)当社における非監査業務の内容は、会計監査人交代に係る予備調査業務等です。
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬の内容(a.を除く)
区分 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
監査証明業務に基づく 報酬(百万円) | 非監査業務に基づく 報酬(百万円) | 監査証明業務に基づく 報酬(百万円) | 非監査業務に基づく 報酬(百万円) | |
提出会社 | ― | ― | ― | ― |
連結子会社 | ― | ― | 22 | 6 |
計 | ― | ― | 22 | 6 |
(注)連結子会社における非監査業務の内容は、事業統合に係るコンサルティング業務等です。
c.その他重要な報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査計画の内容及び報酬見積もりの算出根拠等を勘案し決定しています。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、取締役会、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告を通じて、会計監査人の監査計画の内容及び報酬見積りの算出根拠等を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っています。
f.監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第61期(連結・個別) 明治アーク監査法人 (現 アーク有限責任監査法人)
第62期(連結・個別) EY新日本有限責任監査法人
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
異動に係る監査公認会計士等の氏名又は名称
明治アーク監査法人 (現 アーク有限責任監査法人)
EY新日本有限責任監査法人
異動の年月日 2019年6月27日
異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人である明治アーク監査法人は、2019年6月27日開催の第61回定時株主総会終結の時を
もって任期満了となり、その後任として新たにEY新日本有限責任監査法人を選任いたしました。
当社は、当社、ヤマハ発動機株式会社及びアピックヤマダ株式会社の三社による事業統合を予定してお
り、事業統合に伴う監査工数の増加に対応する人員確保が困難になる可能性があることを理由に明治アー
ク監査法人より任期満了での退任の申し出があったこと、ヤマハ発動機株式会社の会計監査人がEY新日本
有限責任監査法人であることその他を総合的に勘案した結果、監査役会は会計監査人を見直すことといた
しました。
監査役会がEY新日本有限責任監査法人を候補者とした理由は、当社の会計監査人評価・選定基準に照ら
して、会計監査人としての品質管理体制、独立性及び専門性と、当社グループのグローバルな事業活動を
一元的に監査する体制を有していること、当社の親会社となる予定のヤマハ発動機株式会社の会計監査人
であること、加えて、会計監査人の交代により、従来と異なる視点や手法による監査を通じて当社財務情
報の更なる信頼性の向上が期待できると判断したためです。