有価証券報告書-第120期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/28 15:15
【資料】
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【項目】
152項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けています。
連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度、退職一時金制度、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けています。
当社及び連結子会社は従業員の退職等に際して、臨時の割増退職金を支払う場合があります。
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しています。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高190,124百万円192,649百万円
勤務費用8,9169,111
利息費用2,0592,082
数理計算上の差異の発生額△140△2,100
退職給付の支払額△10,979△10,925
過去勤務費用の発生額1,379-
連結子会社の取得に伴う増加額(注)2-8,125
その他1,2891,593
退職給付債務の期末残高192,649200,536

(注)1.簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務を含めています。
2.「連結子会社の取得に伴う増加額」は、主に当社がUDトラックスの株式を取得したことによる増加です。
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高93,216百万円106,006百万円
期待運用収益1,7102,381
数理計算上の差異の発生額9,898△2,379
事業主からの拠出額6,1004,950
退職給付の支払額△5,350△5,058
その他430628
年金資産の期末残高106,006106,528

(注)簡便法を採用している連結子会社の年金資産を含めています。
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務115,383百万円115,609百万円
年金資産△106,006△106,528
9,3779,080
非積立型制度の退職給付債務77,26684,926
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額86,64394,007
退職給付に係る負債89,01597,151
退職給付に係る資産△2,372△3,144
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額86,64394,007

(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付債務及び年金資産を含めています。
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用8,916百万円9,111百万円
利息費用2,0592,082
期待運用収益△1,710△2,381
数理計算上の差異の費用処理額2,4441,611
過去勤務費用の費用処理額177292
確定給付制度に係る退職給付費用11,88710,716

(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用を含めています。
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
過去勤務費用177百万円283百万円
数理計算上の差異11,671△498
合計11,848△214

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識過去勤務費用770百万円601百万円
未認識数理計算上の差異△830△16
合計△59584

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
債券28%39%
株式3422
現金預金44
生保一般勘定2621
その他814
合計100100

(注)その他にオルタナティブ投資を含めています。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産から現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
期末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しています)
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率1.2%1.3%
長期期待運用収益率1.92.3
予想昇給率3.73.5

3.確定拠出制度
一部の連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度830百万円、当連結会計年度1,610百万円です。