四半期報告書-第94期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)

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2015/11/13 12:31
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(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向が続くなかで景気は緩やかに回復しました。先行きについても、海外景気の下振れリスクなどが懸念されるものの回復基調が続くことが期待されます。一方、世界経済は、中国やその他新興国の経済の先行き、原油価格下落の影響などに留意する必要はあるものの、全体としては緩やかな回復が続いております。
また、当社グループが関連する自動車業界におきましては、国内市場は軽自動車税の増税影響等により低調となりました。海外市場は北米における需要拡大や欧州の回復などを背景に概ね堅調な推移となりました。
このような状況のもと、当社グループは、「基盤強化」、「永続的発展」、「企業風土改革」を柱とする経営方針を掲げ、国内外で競争力を高める施策を積極的に展開してまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、国内事業は、小型エンジンバルブおよび可変動弁の受注減が影響し前年同期に比べ減収となりました。海外事業は、北米・中国における生産拡大やベトナム子会社の量産開始に伴う増収に為替換算の円安効果も加わり、堅調な推移となりました。この結果、売上高は、214億97百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
損益面につきましては、国内事業の受注減影響や海外子会社立ち上げコスト発生等の減益要因はあったものの、北米の回復や欧州・ベトナムの黒字化に伴う増益に為替換算の円安効果も加わり、営業利益15億44百万円(前年同期比71.3%増)、経常利益15億83百万円(前年同期比53.1%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ特別損失の計上が少額であったことなどから大幅に増加し、4億93百万円(前年同期比1,453.8%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(小型エンジンバルブ)
国内事業は、一部製品の海外移管等により四輪車用エンジンバルブ、二輪車用エンジンバルブともに減収となりました。海外事業は、アジア地域では、中国における生産拡大、ベトナム子会社の量産開始、為替換算の円安効果等により増収となりました。北米地域では、市場の回復に伴う生産拡大に為替換算の円安効果も加わり増収となりました。
汎用エンジンバルブは、海外向け製品の増加により増収となりました。
当セグメントの損益面につきましては、国内事業の受注減影響やインド子会社立ち上げコスト発生等の減益要因はあったものの、北米の回復や欧州・ベトナムの黒字化、為替換算の円安効果等により増益となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、176億64百万円(前年同期比15.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、13億71百万円(前年同期比118.6%増)となりました。なお、当セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
(舶用部品)
舶用関連製品につきましては、円安や景気回復を背景に船舶用および発電機用の組付部品・補給部品が増加し増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、16億82百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益(営業利益)は、92百万円(前年同期比36.5%減)となりました。
(可変動弁・歯車)
可変動弁につきましては、モデル切り替えによる受注減少により減収となりました。
精密鍛造歯車につきましては、中国・欧州向け自動車用製品が増加する一方で東南アジア向け自動車用製品が減少し横ばいとなりました。
この結果、当セグメントの売上高は、15億5百万円(前年同期比28.0%減)、セグメント利益(営業利益)は、17百万円(前年同期比87.3%減)となりました。
(その他)
バルブリフターにつきましては、中国向け製品の受注減少により減収となりました。
工作機械につきましては、グループ内部での取引が減少し減収となりました。
ロイヤルティーにつきましては、グループ内部での取引が増加し増収となりました。
この結果、当セグメントの売上高は、16億71百万円(前年同期比25.2%減)、セグメント利益(営業利益)は、73百万円(前年同期比166.6%増)となりました。なお、当セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、574億54百万円となり、前連結会計年度末と比較して98百万円の増加となりました。
資産の部の流動資産は、208億15百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億21百万円の増加となりました。この主な要因は受取手形及び売掛金が2億83百万円増加したことや商品及び製品が2億46百万円増加したことなどによるものであります。
固定資産は、366億38百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億23百万円の減少となりました。この主な要因は機械装置及び運搬具(純額)が7億33百万円増加しましたが、投資有価証券が6億51百万円、建設仮勘定が3億53百万円減少したことなどによるものであります。
負債の部の流動負債は、134億20百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億33百万円の増加となりました。この主な要因は支払手形及び買掛金が1億31百万円減少しましたが、短期借入金が13億21百万円増加したことなどによるものであります。
固定負債は、110億69百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億31百万円の減少となりました。この主な要因は長期借入金が6億48百万円、繰延税金負債が2億50百万円減少したことなどによるものであります。
純資産の部では、329億64百万円となり、前連結会計年度末と比較して96百万円の増加となりました。この主な要因はその他有価証券評価差額金が5億41百万円減少しましたが、非支配株主持分が4億69百万円、利益剰余金が2億81百万円増加したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、54億65百万円となり、前連結会計年度末と比較して2億15百万円の増加となりました。
営業活動により得られた資金は、前年同四半期に比べ14億84百万円増加し22億17百万円となりました。この主な要因は税金等調整前四半期純利益が8億95百万円増加したことなどによるものであります。
投資活動に使用した資金は、前年同四半期に比べ12億24百万円減少し18億49百万円となりました。この主な要因は有形及び無形固定資産の取得による支出が11億86百万円減少したことなどによるものであります。
財務活動に使用した資金は、前年同四半期に比べ借入等による収入が減少した事により42百万円となりました。この主な要因は、前年同四半期に比べ短期借入金の増減額が6億9百万円増加しましたが、長期借入れによる収入の減少が10億20百万円、長期借入金の返済による支出が5億84百万円増加したことなどによるものであります。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は314,205千円であります。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
現地化の進展や中国市場の低迷により国内需要が低迷しておりますが、小型エンジンバルブについては新製品の量産化が始まり、設備投資により来期以降本格量産に入る予定です。
海外については、インドは来期以降、二輪車及び四輪車用エンジンバルブの受注が増加することから設備投資を実施する予定です。また、中国についても好調な日系メーカーの需要に対応するため拡充する予定ですが、市場動向を慎重に見極め進めて参ります。
(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
国内市場の低迷が業績に影響を及ぼしていることから、新製品の拡充ならびに生産拠点の改善により原価低減を推進して参ります。併せてコンプライアンス体制の拡充に努め、社業の発展に寄与して参ります。

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