有価証券報告書-第100期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/23 13:12
【資料】
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【項目】
114項目

対処すべき課題

自動車業界におきましては、生産のグローバル化が進むとともに環境対策などへの対応強化が重要となり、シェア争奪・技術開発競争が激化してきております。得意先各社はこれに勝ち抜くため開発力の強化や新たな連携・協業を進めるとともに、サプライヤーを巻き込んだ厳しい原価低減活動に取り組んでおります。当社グループにおきましても、得意先各社のこうした動きに対応し、生産体制の見直し、生産効率の向上、工場原価改善の強力な推進、継続的な設備投資の抑制、経費の削減、サプライチェーンの整流化などに取り組むとともに、新興国の伸長によるグローバル競争の激化・環境規制の強化に対応した新技術の開発、コスト競争力の強化、品質向上が求められております。また、経営の透明性や企業の社会的責任を重視するCSR経営の重要性がますます高まっていくと考えられます。
こうした環境をふまえ、当社グループは、以下を中長期的な会社方針の5本柱と考えております。
(会社方針の5本柱)
① 企業競争力の向上
② 強い現場力の再構築
③ グローバル対応の強化
④ 新成長分野への進出
⑤ 個々の成長とチームワーク