四半期報告書-第78期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/02 15:00
【資料】
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【項目】
14項目
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年9月30日まで)の売上収益は、1,731億2千6百万円と前年同期に比べ49億8千4百万円の増収となりました。二輪車・汎用製品では505億6百万円と前年同期に比べ35億7千7百万円の増収、四輪車製品では1,226億2千万円と前年同期に比べ14億7百万円の増収となりました。利益においては、減価償却費や研究開発費の増加などはあるものの、合理化効果などにより、営業利益は133億7千万円と前年同期に比べ、9億4千8百万円の増益となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、3億7千5百万円増益の75億1千2百万円となりました。
セグメント別売上収益の状況
(日 本)
二輪車・汎用製品は、主にインドやタイ、インドネシア向け製品の販売が増加しました。四輪車製品は、主に国内向け製品の販売が増加しました。
これらにより、為替換算上の減収影響はあるものの、売上収益は776億8千5百万円と前年同期に比べ57億7千4百万円の増収となりました。
(米 州)
二輪車・汎用製品は、主に南米での販売が増加しました。四輪車製品は、北米での販売が減少しました。全体では販売は減少となりました。
これらに加え、為替換算上の減収影響により、売上収益は454億2千2百万円と前年同期に比べ32億4千4百万円の減収となりました。
(アジア)
二輪車・汎用製品は、主にインドやインドネシア、タイでの販売が増加しました。四輪車製品はタイやインドで販売が増加しました。
これらにより、為替換算上の減収影響はあるものの、売上収益は577億5千5百万円と前年同期に比べ40億5千9百万円の増収となりました。
(中 国)
二輪車・汎用製品や四輪車製品の販売が増加しました。
これらに加え、為替換算上の増収影響により、売上収益は427億6千8百万円と前年同期に比べ21億2千6百万円の増収となりました。
(注)セグメント別売上収益は、セグメント間の内部売上収益を含んでおります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、668億3千1百万円と、前連結会計年度末に比べ159億1千7百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、その前年同期に対する各キャッシュ・フローの増減状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、棚卸資産の増加や法人所得税の支払額などはあるものの、税引前四半期利益や減価償却費及び償却費などにより、149億7千2百万円(前年同期比27億9百万円の収入減少)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、有形固定資産及び無形資産の取得などにより、128億1千4百万円(前年同期比32億9百万円の支出増加)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果増加した資金は、配当金の支払いなどはあるものの借入れによる収入などにより、120億4千4百万円(前年同期比160億8千9百万円の収入増加)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間における当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容に関し、重要な変更や新たに生じた事項はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発活動にかかる費用の総額は、116億9千4百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売実績
当第2四半期連結累計期間の生産、受注及び販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
その内容等については、「(1) 業績の状況」をご参照ください。
セグメントの名称生産高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
受注高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
販売高
(百万円)
前年同期
増減率(%)
日 本85,5448.879,1607.177,6858.0
米 州58,292△7.446,617△6.445,422△6.7
ア ジ ア64,7016.759,3338.357,7557.6
中 国43,2234.942,6306.442,7685.2
合 計251,7613.4227,7394.2223,6294.1